アートバブルが終わったようです
先月取り上げた「現代アートバブル」、この本は現在のアートバブルを背景にして企画されたものでした。しかし、金融危機が突然のようにきたと同じく、それと連動するかのようにアートバブルも終わったようです。
昨日の日経新聞夕刊に「『アートバブル』も終わった」と題する記事がありました。現代美術家の村上隆さんのインタビューした内容です。村上さんによれば、上海、韓国でのアートフェアは惨憺たる結果だったが、本格的に冷え込むのは少し先だろう(美術市場は他の市場がクラッシュして1年くらい遅れて影響が出るから)。
また、現在の現代美術マーケットで、高い値がついているのは、コンセプチュアルな戦略を展開している作家であるといいます(コンセプチュアルな戦略とは、村上さんのように、市場性を考慮して作品をつくるということでしょうか)
また、日本では白髪一雄や李禹煥(リウファン)の作品が評価を復活させているが、それは強うオリジナリティーを持っているからといいます。
おしゃっていることは、まさしく正論です。ただ、なぜか村上さんの主張には、ひっかかってしまうのですよ。すんなり納得できない感じです。
また、この記事でちょっと驚いた内容がありました。村上さんが2002年から主催しているアートフェア形式のイベント「GEU|ISAI」。毎回、数億円の赤字がでていて、村上さんの会社からの持ち出しとか。単純に考えると、村上会社(カイカイキキ)は、それ以上の利益を得ているわけです。これもすごいことです。アートって、うまくやれば儲かるものなのですね。
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