弘前劇場と東京
昨日のNHKハイビジョン特集で放映された「上京~故郷に背を向けて~」は、劇団・弘前劇場を取り上げた興味深い内容でした。演劇に詳しい方ならご存じかと思いますが、弘前劇場は青森県浪岡に本拠を置いて活動している劇団です。私は演劇は全くの素人なので。この劇団を知ったのは昨年だったか、NHKの芸術劇場でその芝居が放映されていたのを見たときです。津軽弁で演じる芝居が、新鮮でした。
番組では、劇団を率いる長谷川孝治を中心に、劇団員それぞれの思いを「東京」というキーワードで描いていきます。弘前劇場の団員は、演劇を仕事とする「職業俳優」ではなく、日々の仕事を持ちながら、プライベートの時間に俳優を演じてる人たちです。長谷川も25年間、教師をしていました。
青森の地で、劇団活動を30年も続けている弘前劇場。劇団を続けための苦労など想像し、わかることなどできないのですが、その理由が、この番組をみて少しだけわかった気がしました。
文化振興の面で、地方と東京の格差が顕著になっている現在、弘前劇場の活動はある意味、おどろくべきことだと思います。弘前劇場のこと、もっと知りたくなりました。
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コメント
ayakaさん
津軽弁、なかなかです。東京人にとってはほんと違う世界の言葉に感じます。
投稿: 自由なランナー | 2008/09/30 07:31
津軽ベンで演じるのって面白そうです。
見てみたいです^^
投稿: ayaka | 2008/09/29 15:17