歩いても 歩いても
久しぶりに映画館に足を運びました。何年ぶりでしょう。作品は有楽町のシネカノンで上映中の「歩いても 歩いても」。阿部寛と夏川結衣がでていているので、たまには映画を映画館でと、見てきました。
いい映画です。父、母、家族、故郷、母の手料理・・・、懐かしさと、ほろ苦さを感じるシーンが続きます。映画の舞台になっている縁側と障子のある家、うちは7年前になくなってしまいました。
映画に疎い私にとって、監督の是枝裕和(原作、脚本、編集も手がけています)の作品を見るのははじめてです。脚本もいいですが、映像が考えられていると感じました。所々に、風景、花、部屋の光景などが差し込まれ、柔らかいイメージが広がります。
阿部ちゃん、好演です。それに樹木希林がいいです。「こんあ母、いるだろうな」と思わせてくれる自然な演技が光ります。原田芳雄も素敵な父親を演じます。存在感あります。
心のどこかで、なにかを振り返りながら、しみじみした作品でした。
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コメント
ヤエさん
そう、ゴンチチのミュージックいですね、ずっと変わってない。
樹木希林の演技は、すごいです。
投稿: 自由なランナー | 2008/07/29 22:12
私も久しぶりに観た映画がこれでした。
樹木希林さんの好演が彼女の一筋縄ではない私生活を彷彿とさせます。地で行ってますよね。
ゴンチチのギターにも癒されました。
投稿: ヤエ | 2008/07/28 16:09