Casa BRUTUSのやりたいこと
Casa BRUTUSを時々買います。テーマがアートの時、手に入れることが多いです。今月号は100号記念・特別保存版と銘打った「日本の美術館・世界の美術館」。国内外のミュージアムベスト100を選んで紹介しています。自由が丘のBOOK FIRSTで買ったのですが、同じ場所にCasa BRUTUSの別冊「ニッポンのモダニズム建築100」も並んで平積みしてあり、衝動買い(苦笑)。
この2冊を読んで気づいたのですが、Casa BRUTUSという雑誌は建築が好きなのですね。「日本の美術館・世界の美術館」でも、特集の目的はあくまでその建物。その中に展示されたり、収納されている美術品には、あまり興味がないようにも見えます。
雑誌のタイトルがCasa=住宅、住居ですから、当然といえば当然。ミュージアムに対する解釈も、人間が時間を過ごす空間、として捉えているのでしょう。この雑誌の姿勢に、いまごろ気づく私もおろかですが、本当のアート好きにはちょっと物足りないアプローチです。
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