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2008/05/11

もうひとつのモディリアーニ展

 一昨日、愛知の一宮で仕事を終えたあと、東京に帰る途中名古屋に着いたのが夕刻6時半前。いい機会なので、名古屋市美術館に寄ってみました。金曜日は夜8時までの開館です。わざわざ足を運んだのは、東京・国立新美術館で「モディリアーニ展」が開催されているのに、同じ時期に名古屋でもモディリアーニ展が行われていて、一部のアートファンから「なぜ?」との指摘がされているからです。

Modigliani2

 白川公園の中にある名古屋市美術館、ここを訪れるのは久し振り。開館20周年記念「アメデオ・モディリアーニ展」が開催されています。このミュージアムではエコール・ド・パリの画家をコレクションの柱としていて、モディリアーニのかわいらしい印象の作品『おさげ髪の少女』を持っています。このこともあり、開館20周年記念として、モディリアーニが選ばれたのでしょう。
 前置きが長くなってしまいましたが、「アメデオ・モディリアーニ展」はニューヨーク近代、メトロポリタン、ポンピドゥーセンター、ポーラ美術館など国内外の名だたるミュージアムからモディリアーニ作品を集めて構成されています。展示の基本的な考え方は、国立新美術館の「モディリアーニ展」と同じく、時系列に作品を追いながら、モディリアーニが独特なスタイルを確立する過程をみせてくれるものです。
 一流のコレクションを集めているだけ合って、上質な作品が並んでいる印象です。特に良かったのは裸婦像が5枚も展示されていたこと。会場の解説では、モディリアーニは裸婦像を30点ほどしか残していないようなので、これは貴重です。素描などもありますが、全体の印象としては完成されたモディリアーニをみている感覚になりました。
 各作品には細かな解説が付けられていて丁寧な展示がされていますが、ちょっと語りすぎな感じがしました。もう少し、鑑賞者に見ることを任せてもいいのではと思います。私の好みでは、企画者(学芸員)の意志がはっきりしている国立新美術館のほうが好きですね。
 この展覧会、名古屋のあと姫路(姫路市立美術館)、岩手(岩手県立美術館)に巡回します。できれば首都圏方面にも来て欲しいのですが、そこがないのがちょっと残念です。

「アメデオ・モディリアーニ展」公式WEB

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コメント

茶行さん
コメント遅くなりすみません。
最近は、せいぜい週1回くらしか展覧会に足を運べないのですが・・・。素人の視点でしかかけませんが、頑張ります(笑)。

投稿: 自由なランナー | 2008/05/15 07:48

こんばんは 栃木の片田舎に住んでおりますので、展覧会に足を運んで「失敗」しますと、心底疲労してしまうのです。その意味でも、単身赴任さん(私はこう呼んでいるのですが)の展覧会情報は大変ありがたいのです。今後ともこのような情報を発信してください。期待しております。

投稿: 茶行 | 2008/05/11 22:48

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