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2008/04/21

宮本三郎の引く一線

 東京に帰ってきて約3週間がたつのに、単身赴任中に増殖した荷物の整理が終わりません。どうしてこんなに多いんだろう。昨日も、出掛けずに整理をしていました。夕方にはさすがに飽きて、街に散歩に出ました。そのついでに、宮本三郎記念美術館に寄ってみました。うちから歩いて20分足らずでいけます。
 世田谷区はいくつも美術館をもっている贅沢な区です。アンリ・ルソー、ジョアン・ミロ、リチャード・ロングなど区立美術館としては充実したコレクションを持つ本館に加え3つの分館を運営しています。(仙台市なんか、市立美術館ないんですから)
 Miyamoto_musemu宮本三郎記念美術館は、小さな建物ではありますが、ミュージアム内の空間は快適です。ここでは宮本の遺族から寄贈された作品を、さまざまな企画でみせてくれます。今は『宮本三郎の線』が開催されています。画家の引く線に注目した企画です。油彩の大作と並んで、木炭や鉛筆で描かれたデッサンや習作が展示されています。宮本といえば、赤、黄色、緑などのあでやかな色彩で描かれた女性像が印象にありますが、その作品は細やかに引かれた線によって支えられていることがわかります。
 全体的に地味な印象を受けがちですが、宮本三郎の新たな魅力を見いだせる企画展です。

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コメント

ojiyaさん
こんにちは。
御指摘の「仙台市なんか、、美術館ないんですから」は適切ではないことに気付きました。すみませんでした。『美術館』→『市立美術館』に訂正しました。仙台に4年間住んだ経験からの表現であることをご理解いただけると幸いです。
ただ、仙台に市立美術館がないことは価値が低いものとは捉えていませんが、芸術文化振興の観点から、「望ましくない」ことであると考えています。
必要であれば、根拠となる理由をご説明しますので、メルアドなどの連絡先をお知らせください。

投稿: 自由なランナー | 2008/05/02 22:57

取るに足りないことかもしれませんが
(仙台市なんか、、美術館ないんですから)
という表現は如何なものでしょうか。
「一つの例として示す」という意味もあるとは思いますが、「望ましくないもの、価値の低いものとしてあげる」という意味もあると思うのですが。

投稿: ojiya | 2008/05/02 22:30

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