イタリア家具をつくるということ
昨日から大学のスクーリングです。新宿の教室へいったのは、一年ぶりくらいでしょうか。「工芸1」という科目を受講しているのですが、科目の内容からか受講生は油絵や版画などの実技系の人も多く、雰囲気がいつものスクーリングとちょっと違った感じです。
昨日は午後から、学外にでて、とある家具工場の見学に行きました。そこは、高級家具を専門に作っている工場で、特注家具や、イタリアブランド家具の製作をしています。イタリアのAとかCではじまるメーカーの製作をしています。
イタリアのブランド家具を日本で製作しているとは知りませんでした。輸入しているから、価格が高いのだと信じてましたよ(笑)。日本人の手仕事の技術は、高いんですね。特に木を使った製品は、日本では発達しています。説明してくださった家具工場の方が「イタリア家具は作り方を考えてデザインされていない。だから作り方をデザインしているんです」とおっしゃっていました。芸術性を備えた実用品を作るのは、日本人のいちばん得意なことかもしれません。ものづくりの原点をみた気がしました。
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