上野で「受胎告知」を鑑賞
上野の東京国立博物館で、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」が公開されていて、かなり話題のようです。朝日新聞とNHKが主催者に加わっていることから、マスメディアでの露出もすごい。週末とかは、すごい混雑の噂。あまり興味はなかったですが、上野動物園にいったので(なんで動物園にいったのでしょうか・・・、それは秘密?)、その際、せっかくだし、寄ってみました。この「受胎告知」、イタリア・フィレンツェにあるウフィツィ美術館の所蔵で、日本初公開とか。
さて、肝心の作品は、1974年に「モナ・リザ」を公開した博物館の本館特別5室の展示されています。予想していたより大きい作品。500年以上前に描かれたにもかかわらず、状態はいいですね。細かに表現された描写は、さすがだと思います。
「受胎告知」ばかりが注目されていますが、全体の展示は「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像」と題されたウフィツィ美術館からの巡回展。これもかなりのボリュームですが、人が多すぎてまともには見られませんでした。ダ・ヴィンチとか、この時代のことに興味や、知識があればもう少し興奮して見られるのでしょうが、残念ながらさらっととみてきました。
これからの連休は、大混雑でしょうね。GW中は夜8時までやってます。なるべく遅い時間にいくことをおすすめします。
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コメント
いつぞやもNHK教育TV「新日曜美術館」でも取り上げていましたが、「受胎告知」の絵画にはマリアが本を手元に置いたり、本を読んでいたりする様子が描かれています。どうしてなのかしら?
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0236490/top2.html
「受胎告知」に限らず、絵画で本を読む様子が描かれたものでは、男性ではなく、女性が取り上げられています。無骨な男性に本はマッチしないのでしょうか。
投稿: | 2007/05/02 11:33