塩竃、2つの美術館
塩竃の街はほとんど訪れる機会がありません。この前の週末、塩竃にある小さな美術館にいってみました。
まずは、菅野美術館。ここは、ちょうど一年前の3月に開館した美術館です。東北本線の塩釜駅から歩いて10分ほど住宅地の中にあります。
医師の菅野喜與さんが私財を投じてつくった美術館で、西洋の近代彫刻など10点ほどの作品が常設で展示されています。作品はどれも質の高さを感じます。
また、塩釜駅の駅前の生涯学習施設・エスプ塩竃の中には、長井勝一漫画美術館があります。長井勝一さんは、伝説のマンガ誌「月刊漫画ガロ」の初代編集長で青林堂創業者。この美術館は、塩竃出身である長井さんの業績を辿ることができる美術館です。ガロは白土三平、つげ義春、滝田ゆう、林静一、永島慎二などが活躍しした。先日、惜しくもなくなったイラストレーターの渡辺和博さんもガロで仕事をしていました。私は、ガロと同世代ながら、なぜかほとんど読んでいません。でも、展示をみていると懐かしい気持ちになってきます。
ちょっと面白い体験ができる塩竃の美術館です。
※菅野美術館の詳しい記事はココを
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コメント
bubu@さん
こんにちは。
おそらくガロは、かなりマニアックな雑誌だったのではないしょうか。私が、小学校の頃は、もっぱら「少年」でした。そのあとは、何を読んだかな。「SFマガジン」は福島正実さんがやっていたころちょっと買いました。
投稿: 自由なランナー | 2007/03/26 23:26
私も、「ガロ」は知ってましたが、買ったことが無かったです。(行きつけだった本屋には有ったようですが)
その時代はたしか「マンガ少年」とか買ってた記憶が有ります。その後、「SFマガジン」を買い出してた感じですか。
投稿: bubu@ | 2007/03/24 22:09