2007/03/31
先日、小椋佳さんのことを書いたのですが(この記事)、そのあとNHK BSで今年1月に行われたコンサートが放映されました。小椋さんはコンサートで、懐かしい曲をいくつも歌ってくれました。その中でも、久しぶりにきいた「思い込み」という曲。この歌を聴きたくなって、アマゾンで探したら、収録されているCDを発見。
「夢追い人」とタイトルされたアルバムは、昭和50年(1975)に発売されたもので、Wikipediaによると小椋佳はじめてのオリコンチャート1位を獲得したアルバム。この年、昭和50年には、布施明による「シクラメンのかほり」が大ヒットし、シンガーソングライター小椋佳がメジャーになった年でした。レコードは当然持っているのですが、CDは廃盤になっていて手に入りませんでした。しかし、昨年、再発されていました。
このアルバムは確か、仕事でアメリカに居た小椋さんが現地で録音したはず。クレジットされたミュージシャンに錚々たる名前が並びます。
Jim Kelter(drum),Lee Litour,David.T.Waker(guitar),Wilton Felder(bass),Joe Sample(keybord)
ちょっと古い洋楽ファンなら、おわかりになると思います。クルセイダーズのピアニスト、Joe Sampleまで参加しているのには驚きです。
また、アルバムでは小椋さんは作曲を自身ではしないで、他のミュージシャンに任せている珍しい作品。中には井上陽水が曲を書いた「坂道」もあります。
ここに収められた「思い込み」は、柔らかなで、優しい曲。今きていても、決して古さを感じない。むしろ新鮮にも感じます。
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2007/03/30
統一地方選挙がもうすぐです。ここ仙台でも市議会と宮城県議会の議員選挙があります。朝、テレビをみていたちょっと変ななCMをやってました。投票を促すものなんですが、あのキャラクターがでてます。「てとりん」です。
てとりんは仙台市選挙管理委員会の選挙マスコットキャラクターです。地球をイメージしたそうです。以前、選挙にいったときに発見したてとりんくんですが、今回の選挙ではさらにパワーアップしているよう。投票を呼びかけるプロモーション活動を精力的に行っています。その内容は「てとりん日記」というブログで紹介されています。ご本人におあいしたいものです。
選挙ですが、選挙日の4月8日には東京に帰っていて、仙台にいないかもしれなので期日前投票をしなくては、と思っています。
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2007/03/29
もうすぐ新学年、新学期の季節です。この時期は、新しいものが始まりそうで、なにか嬉しくなります。シラバスとにらめっこしながら、私も4月からのムサビの履修登録を済ませました。2回目の4年生です。06年度は、学業は散々だったです。かつては4年間で大学を無事卒業した身としては、「ダブリ」はちょっとな、とも思いますが、しかたがないですね。
大学から送られてきた学習用品の中に、学生手帳がありました。これまでは、無かったもので、ちょっと嬉しい。なんか学生になった気がします(オジサンなのにね)。
今年は、なんとしても卒業しなくては。そして、次のステップを目指さないといけません。この場で、公表して自らの励みとしたいと思います(苦笑)。
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2007/03/28
このごろ、悲しいニュースが続きます。植木等さんが亡くなりました。決して短くない私の半生(ほんとか?)で、心酔した芸人は、植木等さん、小沢昭一さん、萩本欽一さんの3人です。植木等さんのクレージーキャッツが活躍したのは幼稚園から小学校低学年の頃。当時人気絶頂だったクレージーキャッツが、これも絶対の存在感をもっていた紅白歌合戦に出場しました。これを楽しみにしながら、起きていられず寝てしまい、ひどく後悔した思い出があります。
植木さんといえば、やはり映画「無責任男」シリーズです。映画での役名は平均(たいらひとし)。高度成長期のある意味で理想とするサラリーマン像を描いていたかもしれません。
小林信彦さんの『日本の喜劇人』にはこんな表現があります。
「平均のようにスイスイ生きていける人間、ぼかァ、うらやましいですよ」
と植木等は私に語ったことがある。彼のように古めかしい人が、ああいうハレンチ、ドライな役をわるのりで演じるのが面白い。
演技も一流、コメディもオリジナル、そして歌もプロ。こんな芸人、他にはいないでしょう。
ご冥福をお祈りします。
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2007/03/27
一昨日の朝、飛び込んできた起きた能登半島の地震のニュース。驚きました。金沢には、4年半余り住んでいましたが、地震とはほとんど無縁の土地でした。特に被害がひどかった能登地区には、仕事でよく行きました。また、マラソン大会で、何回か走った場所です。
金沢の仕事でおつきあいのあった方に、電話してみました。幸い、金沢あたりは、そんなひどいことにはなっていないようです。
「ニュースをみて、かえってびっくりした。」
とおっしゃっていました。
でも、能登では大変だったようです。まだ、余震も続いています。被害に遭われた方、お見舞いを申し上げます。
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2007/03/26
仙台もようやく春の気配が感じられる気候になってきました。毎朝のジョギングも、寒さが気にならなくなってきました。先日、テレビのニュースをみていたら、ランニングがブームと報じられていました。特の女性ジョガーが増えているらしい。番組曰く、「30年振りのランニングブーム」とか?ほんと?
直接のきっかけは、やはり先日行われた東京マラソンでしょう。批判もありましたが、マラソンというスポーツを身近に感じられるきっかけとした点で、おおいに評価されていいではないでしょうか。
番組で知ったのですが、アシックスが銀座にランニング専門店「アシックスストア銀座」をオープンさせています。このショップには、シャワー付きロッカールームがあり、ここを拠点にランニングにでられるわけです。軽い感覚のお店ですね。これまで、ジョギング用品を買うのは、私の場合もっぱら「アートスポーツ」でした。ここは、やはりランニング好きのマニア向け的なお店です。
また、こんな本も出ています。
「ランニング まっぷる東京」です。都内のランニングコースが50掲載されています。マップとコース上にある名所が載ってます。こんな本が出たことは、これまでなかったのでは。
こんなブログもあります。
バージン捨てるぞ。男だけど。
やはりブームかも。
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2007/03/25
東京にくると、多くの美術館が魅力ある展覧会を開催しています。この時期は、上野で、ダヴィンチやオルセーなど一般受けする企画展も多く、さぞかし混雑しているんでしょうね。最近は、とんと東京の大きな企画展にいっていないことに気づき(?)、とはいっても混雑してるとこは嫌なので、東京都現代美術館に、出掛けてみました。確か昨年の夏前にいった以来なので、久しぶり。
東京・木場公園の一画にある東京都現代美術館。ここは、他の大規模なミュージアムに比べて、交通アクセスがいいとはいいません。また、テーマも現代美術を扱っているので、ちょっと敬遠しがちかもしれません。でも、館内の雰囲気は、快適。建物の構造としては、好きな美術館のひとつです。
現在、企画展として、「中村宏・図画事件 1953-2007」と「MOTアニュアル2007 等身大の約束」を開催中。「中村宏・図画事件 1953-2007」は70歳を過ぎた現在も活躍中の中村宏さんの作品を時系列に見せてくれる展覧会です。その作品群は、乱暴に一言でいってしまえば「前衛絵画」です。
また、「MOTアニュアル2007 等身大の約束」は毎年開催されている新進アーティストを紹介する展覧会。いまのアートを感じられます。
また、この美術館の常設展も充実しています。MOTコレクションと称して、定期的に展示替えをしています。ウォーホルやリキテンシュタインなど海外の有名アーティストもコレクションされていて、レベルは高いです。現在、ロスコの作品が展示されていて、これもコレクションなんだと、ちょっと驚きました。
常設展示では特別展示があり、いまは「闇の中で in the darkness」が行われています。これは、闇をテーマにし、闇の魅力、怖さ、ポテンシャリティを再考するもの。展示作品の中には、ちょっと怖いものがありました。
充実したふたつの企画展と常設展をみて、観覧料は1500円です。安いのではないでしょうか。久しぶりに多くのアートをみて、ゆったりとした時間が過ごせました。来月には岡本太郎の大壁画「明日の神話」が公開されます。これ、昨年の夏に汐留で公開されたとき見逃しているので、ぜひ見にいかねば、と思っています。
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2007/03/24
一昨日、日帰りで秋田へ。折しもみぞれ交じりの雨が降り、とても寒かったです。秋田の名物といえば? 寒さがまだ残るこの時期なら、きりたんぽ、はたはた、稲庭うどん、といくつも思い浮かびます。では、お菓子は、というと、やはり「金萬」ですね。
白餡を、ふわっとしたカステラ生地で包んだ、ちょっと小さなお菓子は、なんともいえない美味しさです。秋田駅の売店では日持ちする真空パックのものを売っているのですが、駅ビル(トピコという名前)にある店では、生タイプのものを売っています。東京へのお土産に買ってかえりました。これは、真空パックのよりふわふわ感があります。ただし消費期限は3日です。おそらく通販でも手に入らないでしょう。
この金萬、「金萬」という会社が製造しているのですが、公式なWEBが見つかりません。いまどき珍しいのでは。金萬、なんとも古さを感じさせる一品です。
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2007/03/23
昨日報じられた悲しいニュース。作家の城山三郎さんが亡くなりました。つい最近まで、活動をされていたので、かなり驚きました。
城山さんの著作を最初に読んだのは、確か「毎日が日曜日」だったと思います。それ以来、かなりの城山作品を読んできました。ビジネス社会を舞台とした多くの小説は、サラリーマンを長らく仕事としているものにとっては、ある時は生きることへの指南役であり、あるときは活力を生むための刺激薬であり、そしてまた、夢を見させてくれる物語でした。
その著作はどれもタイトルが魅力的です。「勇者は語らず」、「わしの目は十年先が見える -- 大原孫三郎の生涯」、「素直な戦士たち」、「今日は再び来らず」など、思わず手に取りたくなる題名ばかりです。
城山さんといえば、気骨の人、というイメージがあります。昨年読んだ対談集『気骨について』も印象深かった一冊でした。人間としての筋を通した生き方を全うされたのではないでしょうか。
ご冥福をお祈りします。
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2007/03/22
日本三景のひとつ、松島は仙台から電車で30分あまりでいけます。仙台にきた3年前にいって以来、この観光地には行ったことがありませんでした。昨日、松島にある瑞巌寺に行ってきました。このお寺は、伊達政宗が建立したもので、本堂、庫裡が国宝に指定されています。見事な建物です。
庫裡。中には高村光雲(高村光太郎の父)の作った観音像があります。
本堂。中の襖絵は復元模写ながら、見ごたえがあります。
また境内にあり宝物館にも、貴重と思われる所蔵品が多く展示されてます。以前、松島に行ったときには、なぜかここは訪れていません。もっと早く訪れれば、とちょっと後悔しました。
☆美術品の詳しいことはこちらへ
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2007/03/21
昨日、仕事で盛岡へ。仕事を終えて、駅の地下で、白龍(パイロン)のじゃじゃ麺をみつけ、最後の1パックだったので、思わず買ってしまいました。このパイロン、盛岡名物じゃじゃ麺の元祖のお店とか。以前、お店でも食べましたが、この持ち帰りパックは、売りきれていることも多い。(お店の記事はこちら)
早速、うちで夕食につくってみました。肉みそがかなり個性的で、美味しいです。
でも、このじゃじゃ麺、どの店でもなぜかきゅうりの切ったのがのっています。その流儀に従い、千切りきゅうりとネギをのせてみました。肉みそと麺をからめて、そこの酢、ニンニクをちょっと入れてたべると、なんともいえない味わい。不思議な食感ですね。
食べ終わったあと、卵を割りおとし、麺のゆで汁で割ったちーたんもいただきました。
家でも、名店の味が楽しめる一品です。(通販もしているようです)
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2007/03/20
塩竃の街はほとんど訪れる機会がありません。この前の週末、塩竃にある小さな美術館にいってみました。
まずは、菅野美術館。ここは、ちょうど一年前の3月に開館した美術館です。東北本線の塩釜駅から歩いて10分ほど住宅地の中にあります。
医師の菅野喜與さんが私財を投じてつくった美術館で、西洋の近代彫刻など10点ほどの作品が常設で展示されています。作品はどれも質の高さを感じます。
また、塩釜駅の駅前の生涯学習施設・エスプ塩竃の中には、長井勝一漫画美術館があります。長井勝一さんは、伝説のマンガ誌「月刊漫画ガロ」の初代編集長で青林堂創業者。この美術館は、塩竃出身である長井さんの業績を辿ることができる美術館です。ガロは白土三平、つげ義春、滝田ゆう、林静一、永島慎二などが活躍しした。先日、惜しくもなくなったイラストレーターの渡辺和博さんもガロで仕事をしていました。私は、ガロと同世代ながら、なぜかほとんど読んでいません。でも、展示をみていると懐かしい気持ちになってきます。
ちょっと面白い体験ができる塩竃の美術館です。
☆菅野美術館WEB
☆長井勝一漫画美術館WEB
※菅野美術館の詳しい記事はココを
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2007/03/19
仙台での日曜の夕飯。さて、どうしようかと、ちょっと考えて、煮物を作ってみました。昨日、昼飯に入った天ぷら屋で、天丼を食べたのですが、その時でてきた里芋とたこの煮物が美味しくて、また食べたくなり、自作。ふだんは、煮物を作ることは多くはありません。肉じゃが、肉豆腐などが多い。里芋など買うことは珍しい。
里芋とたこを煮るだけの簡単な料理ですが、ちょっと味が濃かったです(苦笑)。当然、晩酌です。ビールは、新発売のキリン・ザ・ゴールドという新しいビールを見つけて、買ってきました。これ、確かキリンの久々の新しいビールのはず。苦みが効いてます。
ちなみの、このキリン・ザ・ゴールド、明日(20日)発売のようですが、一番町のOKスーパーでは17日には売ってました。(これってフライングですか)
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2007/03/18
今週は、仙台での週末。寒が戻ったようで、寒いですが、久しぶりに街を歩いてみました。仙台の繁華街は、言わずとしれた国分町ですが、その裏側ともいえるのが立町です。この地名、たちまち、と読むんですね。
国分町が近いせいもあって、ラブホテルがあったりもしますが、街並みは歴史を感じます。カメラで撮してみました。
お蕎麦屋さん。どれくらいの歴史があるんでしょうか。
いまどき、こんな本屋さんはなかなか出会えません。
「田中製氷」というお店。国分町に近いせいか、氷を売っている店があります。店構えは、風情を感じます。
ちょっと不思議なお店。
立町、今度は、夜探検してみようかな。
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2007/03/17
今週の月曜日、NHKを見ていたらプレミアム10という番組で小椋桂さんの特集をやっていました。題して「小椋佳 63歳のメッセージ」。すでに、小椋さんも還暦を過ぎていたんですね。この人を聞き始めたのが、私が確か高校一年の時ですから、はるか昔(笑)。この番組では、小椋さんの過去から現在までを、歌声とインタビューで振り返る構成で、進行役を中村雅俊さんが努めていました。懐かしい映像もあり、楽しめました。
この番組で知ったオリジナルアルバム「未熟の晩鐘」。昨年出ていたらしいのですが、これは9年ぶりのオリジナルアルバムです。さっそくアマゾンで買ってしまいました。
情緒溢れる詩、優しいメロディー、そして甘い歌声は、まさに小椋佳の世界です。公式WEBで、コンサート活動も精力的におこなっていることを知りました。まだまだ前進していこうとする姿勢が感じられ、ファンとしては嬉しくなりました。
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2007/03/16
いつの間にか、日本最大の輸出品になっているらしいです。今月号のCASA BRUTUSは「世界が尊敬する日本の建築家大特集」です。サブタイトルの「建築家は日本最大の輸出品です」とあります。ルーヴル美術館のランス別館は日本人ユニットのSANNAの設計だし、ポンピドーセンターの分館は坂茂さんが設計した建物が着工。また、安藤忠雄さん海外で設計の仕事をしています。
また、建築に詳しくない私には、馴染みがない建築家が紹介されていたり、「これから世界に売り出したしたい建築家BEST11」という記事もあり、とても興味深く読みました。
ちょっと忘れ去られていたかもしれませんが、レベルの高い日本人の感性と美意識は、建築というフィールドで、もっとも生かせるのかもしれません。
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2007/03/15
実はベーグル好きです。でも、ここ仙台でベーグルを味わえる店は多くはありません。仙台駅の地下に、昨年ベーグルの店ができました。また、三越のデパ地下にもできてます。東京とか、いっぱいお店がありますよね。こんなサイトを見つけました。
昨日、仙台駅の地下でベーグルを買ってきました。朝食に、ベーコン、レタス、卵とタマネギをマヨネーズと和えたものをはさんでいただきました。美味しいですよ。
仙台にも、もっとベーグルショップができるといいんですが。
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2007/03/14
ニンテンドーDSのソフトは多彩です。最近、発売された「美味しんぼDSレシピ集」を買ってきました。ビッグコミックスピリッツに今なお連載されている「美味しんぼ」のレシピを、ソフトにしたてたものです。
コミックに登場した料理のレシピが110あまり入っています。料理をつくるレシピの進行では、お馴染みの音声認識が使われていて「次へ」とかいえば、声を認識して、次のレシピへ進んでくれます。また、料理が登場したコミックも読める仕掛けもあります。レシピだけでなく、原作ストーリー紹介、クイズの「究極VS至高」、美味しんぼ料理辞典もあり、かなり楽しめます。
オリジナルの「美味しんぼ」は、なんと98巻まで出ているんですね。いったい何年続いているんでしょう。久しぶりに触れた究極の味でした。
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2007/03/13
昨日は、仙台は雪。3月とは思えない降りかたでした。特に今年は暖冬だったので、ほとんど雪が積もらず、今シーズン初めての本格的な積雪です。暖冬で、冬に対する緊張感が鈍っていて、この雪はこたえます。寒かったので、夕飯は鍋焼きうどんにしてみました。
(あまり綺麗でない写真ですみません)
ダイエーで買ってきた天ぷら盛り合わせ(半額)に、玉子、ネギなどをいれて、鍋で熱々のうどん。たまにはこんな食事もいいですね。
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2007/03/12
今月号の和楽は、特に表紙が艶やかです。江戸時代の「源氏物語図屏風」(花宴)の部分ですが、桜の花の下での朧月夜と光源氏の出会いのシーンを絵描いた美しい絵です。表紙には桜の花の型押しがされていて、コストがかかっている感じです。
特集は「21世紀、日本の美術館はどこへ行く?」で。美術専門誌や、ブルータス、エスクァイアあたりがやりそうな固いタイトルの特集で、女性誌の和楽が組む特集としては意外な感があります。この春、東京・六本木のミッドタウンにサントリー美術館と21_21DESIGN SIGHT、2つのミュージアムができ、森美術館、そして先日オープンした国立新美術館と、「美術館トライアングル」が出現します。そんな中、美術館とは何か、特に大型ミュージアムの動向は注目されています。
こ和楽という雑誌は、定期購読のみで読めるもので、一部の書店を除いては店頭で買えません。先日、女性誌創刊ラッシュのことに触れましたが、この和楽も35歳から45歳をターゲットにしているようです。年齢としては創刊された marisolと同じような層を狙っていますが、そのつくりはまったく違います。和楽では、美術関連の記事が多い。そしてどれもオジサン美術ファン(私のこと)でも楽しめます。 marisolでは美術の記事がわずか1ページなのと対照的です。
特集「21世紀、日本の美術館はどこへ行く?」では建築家・安藤忠雄と三宅一生との対談など充実しています。また折り込み付録として、『「知的日本美術鑑賞53のキーワード』がついてます。表紙になっている「源氏物語図屏風」は六曲一双の屏風ですが、これがどういう意味なのが、この付録をみればわかります。
ともかく、東京周辺のアートファンには楽しみな春ですね。
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2007/03/11
先日、東京・銀座の教文館書店でみつけた「ちくま」。これは、筑摩書房のPR誌です。岩波書店からも「図書」、小学館からは「本の窓」というのが出ていますが、この「ちくま」は表紙が奈良美智で、親しみやすい一冊。
この雑誌、本文は80ページほどで100円。エッセイあり、小説あり、どれも数ページで構成されていて、気軽に読めるところがいいです。全部読んでいないのですが、なだいなださんの巻頭随筆「人間、とりあえず主義」が楽しい文章で、楽しめました。ちなみに今月号(3月号)の内容は、ここを。
この「ちくま」、定期購読すると一年分1000円、5年分だと3500円と安い。当然送料込みでしょうから、5年分申し込んでもいいかなと思い、申し込み方法を調べてみると、電話かファックスのみ。岩波の「図書」でさえ、WEBで申しこめるのに、ちょっとびっくりです。でも、なんか古い出版社らしいな、変な納得をしました。
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2007/03/10
ふと気付いたのですが、このブログも昨日アップした記事でめでたく1000個になりました(笑)。ブログをはじめたのが2004年7月ですから、はや2年8ヶ月あまり。よく続きましたね。最初の頃の記事とか読み直すと、ちょっと気恥ずかしことも書いてたりします。(設定ができていないので、サイドバーでは最初の頃までさかのぼれないですが)ちなみに最初の記事はこれです。
記事のテーマはさまざまですが、やぱっり食べ物ネタ多いな、って自分でもあきれますね。でも、たわいもない話題が大半なのは、相変わらず。
今月が終われば、仙台歴も丸3年です。さてさて、肝心の単身赴任はいつまで続くのやら。こればかりはわかりませんね。
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2007/03/09
先日、出張にでた際、時間がなく昼飯に駅弁を買いました。普段は、駅弁は高めなので、仙台駅なら地下の食品街で弁当を買って新幹線に乗り込むことが多い。駅弁を買ったもう一つの理由は、お目当ての駅弁があったからです。新幹線の車内誌「トランヴェール」で紹介されていた『南三陸 海宝弁当』(1000円)が美味しそうで、食べてみたいと思っていたからです。
この『南三陸 海宝弁当』は第1回みやぎOrara駅弁コンテストでグランプリを受賞した一般公募の作品です。肝心のお弁当は、これです。
はらこ飯と、牡蛎飯、それに穴子飯が一気に味わえる豪華版です。宮城の食材を使ったお弁当。かなり楽しめます。この駅弁、3月末までの限定販売だそう。はやめにお試しください。
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2007/03/08
昨日の朝、「ズームイン!!SUPER」を見ていたら、この日創刊された3誌の女性誌が紹介されていました。「AneCan」「marisol」「GRACE」の3誌。AneCanは、CanCamの上の層、20代後半を狙っているらしい。また、 marisol、GRACEとも40代をターゲットとしている雑誌。女性誌は、かなり元気のようです。
しかし、先週の日経新聞の文化欄に「止まらぬ雑誌離れ」と題された記事がありました。それによると、2006年の雑誌販売は9年連続で前年割れで、マイナス幅は過去最高を記録したとのこと。こんな状況で、新たな女性誌の創刊ラッシュとは、どういうことなんでしょう。
marisolをみてみましたが、この雑誌はファッション誌なんですね。表紙に「ワーキングビューティーのための新ファッション誌」とあります。モデルであり女優でもある川原亜矢子をメインキャラクターにして、美しい40代を目指すといったところでしょうか。(ちなみに川原亜矢子さん、この雑誌でかなりのページに登場していますが、モデルではホント綺麗です。映画や、テレビのちょっとひょうきんなイメージとはずいぶん違います。)雑誌の成功のために欠かせな上質な広告をいれるためには、ファッションに特化するのがいちばん効率のいいやり方なんでしょう。
一方、男性誌は寂しい限りです。チョイワルオヤジでもないしね。趣味の雑誌を除くと、ほんとサライくらしか読むものがありません。雑誌離れも仕方がないかもしれません。
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2007/03/07
今月号のエスクァイアの特集は「都心に住もう。」で、思わず買ってしまいました。特集の巻頭では、いま話題の石原東京都知事のインタビューがあります。私は東京に生まれて、都会好きな人間なので、このような特集には反応してしまうのです。(仙台の方しかわからないと思うのですが)いまは仙台で141から徒歩3,4分のところに住んでいますし、また老後は銀座に住む、という妄想を抱いていて、女房からあきれられています。
このエスクァイアの特集でいう都会とは、東京の中心部に住むということらしいです。巷では東京回帰が伝えられ、東京の人口も、中央区などは増えているようです。そもそも、都会に住むとは、どんなことなのでしょうか。嗜好品や趣味のものなどのショッピングに便利だったり、映画、演劇、アートなどが身近で楽しめる。美味しいレストランにすぐ行ける。そうなんですね、究極の快楽を享受できるわけです。
生活の基本を仙台に移して3年。感じるのは、東京ってほんと、特殊な街なんだな、ということ。例えば仙台から週末、東京に帰って夕刊を広げると、その情報量の多さに圧倒されます。例えば映画の広告がいっぱい載っています。また、アートの情報も充実。また、土曜日の朝刊を広げると、膨大な折り込み広告。ものすごい情報量です。
買っていながら何ですが、このエスクァイアなど大部数を発行している雑誌は、あくまで東京視線で作られているんですね。「都会に住もう。」なんて言われても、地方の人は全然ピンとこないはず。そんなことにお構いなしでつくられているメディアも、どうかとは感じます。でも、浅野史郎さんも、結局宮城から脱出して東京にいってしまい、その知事になりたいようです。東京っていう街はそれだけ魅力的で、代え難い存在なんでしょうね。
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2007/03/06
昨日、今日と秋田へ仕事で行ってきました。秋田では、今年国体があるため、市内では昨年からホテルの新築オープンが続いています。そのおかげで、価格競争が生じていて、かなり安い金額でビジネスホテルに泊まれたりします。
昨日泊まったのは、ダイワロイネットホテル。ここも確か昨年オープンしたホテル。ネットで予約すると、『暖冬記念 お得な朝食付きプラン』(?)というのがあって、6700円と確かにお得な価格です。このホテルの一階には、コンビニもあり、便利。さらに仙台にもある居酒屋チェーン「こちらまる特漁業部」が入っていて、ここが朝食会場です。居酒屋の朝御飯だけあって、焼き魚が3種あるなど、なかなか充実してます。
ホテルのサービス競争も、厳しそうです。
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2007/03/05
この一週間くらい、地方鉄道に乗る機会があり、面白い車両に出会いました。先週、十和田観光鉄道で十和田市までいってきました(仕事です)。この電車、青森県の三沢から十和田市を結ぶ電車です。ここの車両は、
この電車、昔東急線で走っていたものですね。このサイトがマニアックで詳しいです→レールファンとうてつ。
また、長野市から小布施や湯田中方面へと走る長野電鉄では、こんな電車が。
これも旧東急線の車両でしょう。
また、これも古い。
昔の営団地下鉄(現東京メトロ)の日比谷線を走っていた車両。これも東横線の日吉まで乗り入れしていたので、よく乗りました。(ちなみに長野鉄道WEBはここ)
電車車両の寿命って長いんですね。懐かしかったです。
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2007/03/04
昨日、日帰りで長野市までいってきました。目的はここです。(詳しい鑑賞記はこちらをご覧ください)でも、長野といったら、善光寺しょう。以前、仕事で月に2,3回は長野に通っていた時期がありました。
ちょうど、昼前についたので、まずは蕎麦。駅前にある「油や」という蕎麦屋に、よく入っていたので、久しぶりにいってみました。
ここの名物は『戸隠おろしそば』。
冷たいそばに、おろし、揚げ玉、なめこ、のり、さやエンドウなどがかています。ひれカツ丼(ソースカツ丼)とのセットをいただきました。久しぶりの信州蕎麦でした。
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2007/03/03
ちょっと考えると大胆なタイトルの本です。PHP新書の新刊「世界に誇れる日本の芸術家555」は、タイトルのとおり555人の芸術家を紹介した名鑑です。芸術家、といってもその範囲は広く、まともに扱うと新書一冊に収まりません。
この本では、ある基準で芸術家を選び、555人に絞って、それぞれを二分の一ページで簡潔に紹介するスタイルで統一されています。とりあげた芸術カテゴリーは、視覚芸術に限られます。絵画、版画、挿画、マンガ、アニメ、映画、グラフィックデザイン、テレビCMなどです。その基準は独断ともとられかねないもの。例えば、工芸、彫刻、インダストリアル・デザインなどは対象から外されています。また年代は1930~80年に設定されています。
本の冒頭にある「本の特色」によると、
専門家だけでなく一般の人の人々に知っておいていただきたい、「日本の芸術家群像」なのである。ジャンルは、紙媒体であれビデオであれテレビであれ、なんらかの平面的なメディアを通してその姿を追跡できる。
ということ。まあ、決めつけの基準ですが、これもひとつの主張ですから、これはこれでいいかもしれません。
選出基準はともかく、それぞれの芸術家の解説は、短いながら簡明で充分な文章表現です。例えば映画監督で森谷司郎という人がいます。(ちなみにWikipediaには項目がない人です)「日本沈没」(最初のもの)や「八甲田山」などの大作で有名な東宝映画の監督。すでに亡くなっていますが、山田洋次さんと同じ年の生まれの人です。この森谷司郎の解説では「しかし生来の森田の力量が発揮されたのは青春映画のジャンルであった」と、的確な解説がされています。映画監督・森谷司郎に対するこのような評価はなかなか見つけることが難しい中で、しっかりした視点がある文章です。
興味がある絵画分野では、読んでいてとても勉強になりました。割り切って資料的に使うのは、有益な一冊だと思います。
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2007/03/02
先日、NHKのニュースでアートファンにとっては見逃せない報道がありました。イギリスのテート美術館に展示されているターナーの「青のリギ」は個人のもので(寄託でしょうか)、その所有者がオークションに出したら、テイトが買い取ろうとした金額よりかなりの高額でロシア人が落札。これは、原油高騰によるオイルマネーだといいます。
雑誌『クーリエ・ジャポン』の巻頭特集は「バブルに沸く美術市場 世界のアート 知られざる内幕」。この雑誌は、世界のメディアからエッセンスだけを抜き出して記事を作っていて、特集はイギリスの『フィナンシャル・タイムズ』や『ガーディアズ』、アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』からの記事で構成されています。
特に興味をひかれたのは『フィナンシャル・タイムズ』の記事。それによるとアート界は前代未聞のアートバブルがきているといいます。アートプライス・ドットコムによれば、アメリカの美術品価格は、昨年27パーセント上昇。ヘッジファンドの経営者、起業家などの富裕層がアートを買っているとか。また、「青のリギ」事件のように、中国やロシアからの新規顧客も流入している事実も指摘されています。
前のバブルには、日本人が海外のアートを買い漁って、いろいろ批判もありました。今、アート市場がバブルを迎えているとしてら、その是非はともかく日本はそこに参加しているんでしょうか。ひょっとしたら蚊帳の外なのかもしれません。
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2007/03/01
今朝のテレビニュースで知った「浅野前宮城県知事、都知事選出馬に前向き」の報道。えー?、出馬しないって、言ってませんでしたっけ。ちょっとびっくりです。浅野さんは、知事をされていた頃は、よく朝ジョギングしていて行き会いましたが、最近はまったくお見かけしなくなりました。おそらく、生活の拠点を東京に移されているんでしょうね。
石原都政の約8年間で私は2年しか東京に住んでいないので、実感は薄いのですが、概して都政はわかりやくなった感があります。現在は住民票は仙台にあるので、都知事選には投票でしません。でも、野次馬根性だけでみると、興味がわく選挙ですね。浅野さんも、ある程度の勝算があっての発言でしょうから、今後の行方が気になります。
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