福島県立美術館で、名画の散歩
昨日は、福島県立美術館へいってきました。一昨日から企画展「名画の散歩道」が始まっています。この美術館は昨年の秋、「ハギレの日本文化誌」をみにいって以来です。この企画展は、山形美術館のコレクションから約80点をみせるもの。他の美術館の所蔵作品をみせる企画というと、安直だと思うかもしれませんが、山形美術館のコレクションは、なかなかまとまってみせてくれる機会はありませんでした。
山形美術館は、県立ではありませんが、その所蔵作品は充実しています。ヨーロッパの印象派からピカソなどの現代絵画。また、日本画では、重要文化財である与謝野蕪村『奥の細道図屏風』などの江戸絵画や、近代の洋画など珠玉の作品が揃っています。
美術館のwebではどんな画家の作品が展示されているか、残念ながら充分に書かれていません。この企画のサブタイトルは「蕪村、劉生、モネ、ルノワール、ピカソ、シャガール・・・ひびきあう東西の美」です。モネは『睡蓮』、ピカソは2点。また岸田劉生は『麗子坐像』が展示されています。このアーティスト以外では、ミレー、コロー、マネ、シスレー、ドガ、ゴッホ、マティス、ルオー、カンディンスキー、円山応挙、高橋由一、萬鉄五郎、安井曾太郎など巨匠、大家の作品が並びます。作品の質も、充実しています。見ごたえ充分です。
おすすめです。お近くの方はぜひどうぞ。
※詳しくはここを
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