エスクァイアのミュージアム特集
今月号(3月号)のエスクァイアの特集は「成田発、知られざる エリートミュージアムへ。」。先月のCASA BRUTUSの1月号に引き続き、ミュージアムを取り上げています。ちょっと長いですが、リード文を引用してみます。
いま、世界でミュージアム旋風が吹き荒れている。2007年にはNY『ニューミュージアム』開館。'08年にロンドン『テート・モダン』の増築、その後もフランスの『ルーブル美術館分館』と続く。この空前の美術館ブームに、各美術館には建築、展示、サービスにわたる高いクオリティが求められ、観客にはそれを見抜く目が必要となる。オープンラッシュ前夜の今こそ際立つ個性を持った“エリートミュージアム”に出会う旅が、いよいよ始まる。
どの記事も充実しています。特に「モダンデザイン100年のアーカイブ。知られざるコレクション大国ドイツへ。」は興味深いです。博物館(ミュージアム)の起源とされる、王侯貴族が珍しい品々を集めたヴァンダーカンマー(驚異の部屋)。コレクション大国、ドイツへ焦点をあてた記事は読みごたえがあります。
付録に「日本の美術館、その個性を知る」がついています。独自の視点で選んだ国内のミュージアムが45館取り上げられていて、その選択基準が面白いなと思わせる企画です。
今年は、国内ではミュージアムの年でしょう。新国立美術館が先日オープン、これからサントリー美術館も開館します。これを機会に、アートファンが増えて欲しいですね。
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