古い「ベスト・オブ・ラーメン」です
「印刷文化論」という大学の科目で、印象に残っている本を取り上げ、レポートを書かねばいけません。そこで、東京の家の書棚で、本を探していると、珍しいものを発見。
『ベスト オブ ラーメン』と『ベスト オブ 丼』。それぞれ1986年、1987年と約20年前の刊行の大型本。(一緒に写真に撮っているのが新書ですので、大きさを想像してください)出版社はなんと文藝春秋。この本の売りは、原寸大。ラーメン、丼が「原寸大の写真」で載っていて、迫力ものです。美味しそう。もう、20年も前ですから、今はない店もあったりしますが、いまだ現役のとこもあります。
(写真はクリックすると大きくなります)
荻窪の行列店「春木屋」と「丸福」(ここは閉店?)
丼はやはりカツ丼?
「ベスト オブ ラーメン」には東京の店が100軒載ってます。このうち、今何軒が残っているのでしょう。まだ、インターネットも普及していない時代。この本を頼りに、食べ歩きをしたなあ、と懐かしく思い出しました。
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コメント
tantanmenさん
こんにちは。
かつてのラーメン名店が、いつのまにやら無くなっていることもありますね。ホント日本は競争過剰のところがありますね。私もラーメン屋は、結局昔からいっているところにいってしまいます。
投稿: 自由なランナー | 2006/08/22 08:00
この二冊とも読んだことがあります.丸福は一度店を閉めて,再び別の場所で開業したとも,ネットには書かれていました.それにしても大変な生存競争ですよね.毎年のように新しいお店が現れるということは,消えていくお店も多いのでしょう.それは競争原理だから仕方が無い,ということかもしれないのですが,いささかやり過ぎではないかとも思うのです.これはラーメンだけではない,今の日本で感じられることです.個人的には食べ物ですから,インパクトとかイノベーションとか,そういう新奇なものより,ほっとするラーメンがいいのですけどね.
投稿: tantanmenta | 2006/08/21 07:31