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2006/06/27

東京都現代美術館のMOTコレクション

 場所が悪いとか、閉館時間が早いとか、いろいろ文句をつけた東京都現代美術館ですが、ここの常設展示は充実しています。確か昨年からここは常設展をMOTコレクションと名付け、テーマ性を明確にして展示を行っています。現在は「1960年代以降の美術」として、60年代のポップアートから、90年代のアジア美術、2000年代に制作された作品まで、10年単位でテーマ性をもたせての展示は、バラエティに富み、楽しめる内容です。
 60年代のポップアートのコーナーでは、ウオーホル、リキテンシュタインの元祖ポップアートと、横尾忠則の国産ポップアートが並べて展示されているのが、面白いです。
 このMOTコレクションの中で、特集展示として、二人のアーティストの小さな個展が展開されています。このうちの中村一美さんの作品は、ダイナミックな筆遣いと、華やかな色彩で、主題の重さを感じるものの、なぜか、みていると幸せな気持ちになります。特に大作「連差-破房 XI(斜傾精神)」は、9.11テロに題材をとった作品とのことですが、縦4メートル横8メートルの絵画世界は、圧倒的な迫力です。
 この美術館は、いく機会が多くはないのですが、常設展だけみにいくのも良さそうだな、と思い直しました。

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» 深川丼〜現代美術〜水面(3) [悠歩快走録]
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受信: 2006/06/27 21:53

» 常設展もなかなかいい [ミュージアムにいこう]
カルティエ現代美術財団コレクション展 ~7/2(日) 東京都現代美術館 ★Web Site 東京都現代美術館は久しぶり。駅から歩かなくちゃいけなけど、観覧しおわった後で、それはしょうがないかなって気になりました(笑)。それぐらい企画展良かったです。 有名企業のコレクションによる企画展といえば、以前にも行ったんですが、このときにように、現代アートってなんだ、などと考える必要は全くなし。否定的なものよりも、心地いいものや優しいものがテーマとして多かったような気がする、でも力強さやインパ... [続きを読む]

受信: 2006/06/28 06:11

コメント

a_demain_soirさん
同時代の画家をみる機会は、意外とないですね。現美の存在は重要だと思います。
アクセスは、いまさらしようがないので、割り切ってでかけることにしてます。

投稿: 自由なランナー | 2006/06/28 07:51

悠歩さん
こんにちは。
私もpodcastきいて、作品の意図がわかりました。横浜美術館の常設、ぜひ見に行ってみます。

投稿: 自由なランナー | 2006/06/28 07:49

日本の現代美術を常設展に展示できることで、アーティストの言葉を私たちが身近にできるって、結構嬉しいことですよね。これも現代美術館のいいところだと思いました。
それでも、もっとアクセス良ければ、と思います(笑)

投稿: a_demain_soir | 2006/06/28 06:18

たびたびお邪魔します。
中村さんの「連差-破房」シリーズ作品は横浜美術館の常設展示にもあります。
最近の都現美ポッドキャストで中村さん自身の解説を聞いて、MOTコレクションの「連差-破房」が「9・11」に影響されていることを知りました。
私と同世代の中村さん、これからも見逃せない作家だと思います。

投稿: 悠歩 | 2006/06/27 22:06

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