雑誌「和楽」の魅力
昨日、仙台の丸善で「和楽」という雑誌を買いました。これ、女性誌で、おまけに基本は書店での販売はせず、定期購読のみの雑誌。(本来は書店で売っていないはずなんですが、なぜか丸善では販売していました)でも女性誌でありなから、その内容は美術ファンにとっては、なかなか魅力的です。今月号(7月号)の特集は「仏像に秘められた真実」。サブタイトルには、「あなたはまだ本当の仏さまの姿を知らない」とあり、ちょっと読みたくなり、ふらふらと買ってしまいました。
また「『民芸』の眼で、買う、使う」といった企画もあります。女性誌といながら、全体的にかなりアート関係の記事が多いような気がします。バックナンバーをみても6月号の特集は「個人美術館を歩く」、5月号の特集は「やきものの国、にっぽん!」です。
表紙は長澤廬雪の「朝顔図」の一部を使ったもの。店頭で販売される雑誌だと、このようなデザインのものは作らないでしょうね。本屋に置かれたら、地味で、目立たないのは間違いがありません。でも、シンプルながら、季節感のある素敵な表紙です。
専門誌でなく、これだけアートな記事が多い雑誌も珍しいのではないでしょうか。女性の方だけに独占させるのは、とてももったいないな、と思いました。
和楽ウェブ
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