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2006/05/06

戸栗美術館にみる「17世紀の伊万里焼」

 Toguri_2大学の科目で工芸論をとり、その課題のため伊万里焼のことを調べなくてはいけなくなりました。陶磁器のような工芸品は、上野の東京国立博物館にいくのが基本のようですが、渋谷にある戸栗美術館もかなりの陶磁器、とくに伊万里を所蔵しています。これまで訪れたことのない美術館なので、鑑賞をかねて出かけてみました。ちょうど「17世紀の伊万里焼」が開催されていて、伊万里焼の歴史を整理することができました。
 「古伊万里」からはじまり「藍九谷」、「古九谷」、「柿右衛門」そして「藍柿右衛門」といった各様式の磁器が、解説をつけられ展示されています。「藍九谷」や「藍柿右衛門」という様式は、はじめて知りました。 この企画展では、わかりやすい解説が、作品やコーナーに細かくつけられ、鑑賞者には親切な展示になっています。もちろん、展示されている陶磁器は、どれも一級品ばかり。伊万里焼の作風に、感心させられました。
 伊万里焼、陶磁器が好きな方には、おすすめの展覧会です。

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