宮城県美のパウル・クレー再び
宮城県美術館で開催されている「コレクションの四半世紀」の第1部「パウル・クレーに会おう」。5月になって、クレー作品が展示替えになっているのを、やっとみてきました。会期は今日までなので、駆け込み。
展示替えで、新たに出されているクレー作品は7点。
「情熱の園」は14×10センチほどの小品ですが、エッジングで細かく描きこまれた線画。ちかよってみると、小さな人間みたいなものが描かれています。クレー流ミニチュール(細密画)でしょうか。
「アフロディテの解剖学」は2次元の表現で、円柱、円錐があでやかな色彩で描かれています。アフロディテは、ギリシャ神話の美、恋愛の女神ですが、その解剖学とは?なかなかなタイトルですね。
「パレッシオ・ヌア」は赤、青、グレーなどの矩形で構成された、色と形が織りなすクレーらしい作品です。
この「パウル・クレーに会おう」は、残念ながら本日で終了。第2部は「平福百穂を知っていますか」がはじまります。
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コメント
mermableさん
こんにちは。
宮城県美では、昨日から新たな展示が始まっていますね。これもよさそうです。
「美術館学入門」よさそうです。貴重な情報ありがとうございます。
投稿: 自由なランナー | 2006/06/04 17:17
こんばんは。クレーの作品は私も見ようと思っていましたが、行けずじまいでした(残念)
宮城県美術館で「美術館学入門」の開放講座があるようで、募集中でしたよ。
投稿: mermarble | 2006/06/02 23:05