カルティエとアート
昨日は東京で仕事。帰り際に買った日経新聞の夕刊に掲載されていた記事。カルティエ現代美術財団ディレクターのエルベ・シャンデスさんのインタビュー「作家と共に今を歩む」。いま、アートをみせること、ミュージアムの役割について示唆にとんだ内容が書かれています。シャンデスさんは、カルティエ現代美術財団を率いて14年。彼はこういいます。
「今を生きている美術館になっているか、親しみやすい場所か、未知のものを発見しているか。この三つを自問自答している」
やさしそうで、難しい条件です。この3つ、日本もミュージアムでは、どれほど実現されているのでしょうか。
また、1984年の財団の設立以来、収集した作品は約1000点。これはほとんどが作家に直接制作の依頼をしたもの。対象は超大物作家か全くの新人。この姿勢は、言葉では書くと簡単なことですが、実際はほんと大変なことです。膨大なる資金の裏付けがなければ、実現できないことかもしれません。
今週末からこのカルティエコレクションが、東京都現代美術館で公開されます。ぜひ時間をつくって訪れたいと思います。
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コメント
tomomi-maruさん
こんにちは。
そんなんですよ、同じ感覚なんですが、ちがうとこ使うんですね。
ブログ、またお邪魔しますね。
投稿: 自由なランナー | 2006/04/25 08:01
ラーメンと美術一見全くかけ離れてますね。笑
味覚も感覚のうちですけどね。
突然ですが以前のブログ削除いたしました。
引っ越したので良かったら遊びにいらしてください。
「好きこそもののあはれなり」の精神でやってます。
投稿: tomomi-maru | 2006/04/23 23:51