« 宮城県美術館で、クレーに会おう | トップページ | カメイ記念展示館にみる藤田嗣治 »

2006/04/10

仙台三越でみる藤田嗣治の版画

 先週末、女房と子供は「藤田嗣治展」を見にいき、いたく感動してきたようで、「カフェにて」バージョンのポスターまで買ってきたようです。 
 こちら、仙台の三越で「生誕120年記念 藤田嗣治名作版画展」が開かれています。藤田の版画が30点余り展示されています。デパートでの展示ですから、価格がついたいわば販売会です。
 銅版画、リトグラフ、木版画など、多彩な作品が並んでいます。版画では藤田の線描がより強調され、油彩、水彩とは違った印象を受けます。藤田の版画は、初めてみました。会場にいた方(おそらく画廊の方)と話したところ、藤田の版画は、例えばピカソ、シャガールと比べると作品数は少ないそうですが、いい作品も多いとのこと。
 版画と並んで、一点の油彩画が。「犬と少女」と題された作品は、藤田が60歳代の1950年の作。この時期らしいちょっと怖い少女像が特徴的な小品ですが、価格はなんと3500万円。
 この高い作品はもちろん買えませんが、27万円ほどの版画を、ふらふらと衝動買いしそうになりました。藤田版画も、すばらしく魅力的です。

詳しくはここ

| |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 仙台三越でみる藤田嗣治の版画:

» アートピース変身! [デザイン・フェスタ ブログ]
アートピースを改装しました〜! 以前より広々とした空間に変身!!!それに伴い、棚の位置・アートピースNO.に変更があります。 詳細は出展のお申込みアートピースをチェックしてくださいね。新たな空間で作品を展示してみませんか? ... [続きを読む]

受信: 2006/04/26 18:58

コメント

かえるさん
ご来訪ありがとうございます。
「新日曜美術館」、みましたよ。藤田の人生、そして創作過程がよく表現されていました。藤田の一生が。いま正しく理解されつつあるのかもしれません。
また、お越し下さい。

投稿: 自由なランナー | 2006/04/17 08:00

初めまして。
去年のいつからか訪問していました。
仙台に来て1年半、仙台の事が知りたくて検索していて見つけたと思います。
ブログもやりたいと思いながらまだ持っていません・・・
あ!それより・・・今日9時から教育テレビの新日曜美術館で『藤田嗣治』をやってました。ご覧になりましたか? 実は私・・・藤田嗣治は余り興味が無かったのです。自由なランナーさんのブログで見ても「ふぅ~ん」と読むだけだったのですが今日のテレビを見てビックリ!!!
涙が出る位に “感動” しました。
東京へは行けないので三越へと思ったら終わってました。。。一足遅かった。。。
東京・・・5月まで・・・行けないだろうな・・・・
残念です。
では・・・あまりにも感動だったので初書き込みしました。   

投稿: かえる | 2006/04/16 11:10

賽目さん
こんにちは。
ネットオークションに贋作ですか。ギャラリーフェイク、フジタの世界ですね。

投稿: 自由なランナー | 2006/04/11 07:44

jonnyさん
こんにちは。
「美の巨人たち」よかったらしいですね。
藤田の人生は、いろいろ毀誉褒貶もあるようですが、天才ならでは、と思いますね。
藤田嗣治展、いいですよ。裸婦以外にも、いい作品がたくさんあります。ぜひいかれてください。

投稿: 自由なランナー | 2006/04/11 07:40

ヤフオクで藤田嗣治を検索してみてください。明らかな贋作がいくつかあって、笑えますよ。

投稿: 賽目 | 2006/04/10 18:16

こんにちわ!
土曜の夜の美の巨人たちという番組で、たまたま藤田嗣治の特集をやっていて見てました。
これを見るまではっきり言って全然詳しくなかったのですが、おもしろかったです。
いつの時代にもトンデル人はいるものだなあという感想です。100年以上も前にフランスに渡ったあんな方がいたなんて。風体とか感覚とか今にいても全然おかしくなさそうな方ですよね?
今回は裸婦像に焦点をあてていましたが、なかなか興味深い内容でした。
藤田嗣治展、観に行ってみたいです~

投稿: jonny | 2006/04/10 12:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。