完売の真空管ラジオ
小学生のころ、趣味でラジオとか作りました。「子供の科学」という雑誌(これはいまでもありますね)の『鉱石ラジオ』『風呂ブザー』など、電子機器の作り方が載っていて、熱心に読んでました。家のそばにある模型屋で、鉱石(ゲルマニウム)とか、コンデンサー、抵抗といった部品を買ってきて、はんだ付けして作りました。できあがった鉱石ラジオから、ラジオ放送の音が聞こえたときのうれしさは、いまでも覚えています。
当時、やってみたかったのですが、かなりの難関だったのが、真空管ラジオ。三球ラジオとか、五球スーパーとか、いろいろありましたが、部品代が高いのと、完成する自信と勇気がなく、ついに手をつけることはありませんでした。
「大人の科学」の最新刊が「真空管ラジオ」です。中国製の真空管3本を使って作るキットです。ネットで2月頃に発見し、予約。かれこれ3週間前に届いたのですが、まだ時間がなく、作っていません。このキット、1万台のみの限定セットで、即完売したようです。ヤフオクにも、最近かなりの数がででていて、定価以上の金額で取引されているものもあるようです。
小さい頃には、大きな真空管ラジオが家にありました。「真空管ラジオ」という響きが、私の世代にはなんとも懐かしいものです。
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コメント
ぞうさん
おはようございます。
大須にも、パーツ屋さんありましたね。思い出しました。
真空管ラジオ、作られたんですね。すごいです。私は手が出せませんでした。
そんなんですね、いまは部品から選んでつくることもなくなりました。
投稿: 自由なランナー | 2006/04/14 07:58
おはようございます。
僕も中学生の頃、真空管ラジオを作りました。
本に記載されているパーツリストを紙に写し、名古屋大須のパーツショップに行きました。シャーシに穴を開けるところから始まりました。
四苦八苦して、おまけに両親が親しくしていた電気屋さんに相談に行ってようやく音が出たときは、感動しました。
最近、科学ブームでいろんなものが、出版されていますが、全てお膳立てされている点がちょっと気になります。大人がするのであれば問題ないのですが、子ども達にとっては、部品を選ぶところから経験させたいですね。
投稿: ぞう | 2006/04/13 05:50