夕刊フジと、プレジデントファミリー
昨日、コンビニに寄ったとき「夕刊フジ」のタイトルが気になったので買ってみました。(ちなみに、仙台では夕刊フジは翌朝の発売です。したがって、首都圏では16日夕に店頭にならんでいた号です)一面の記事は『東大合格 激減』です。今年の東大合格者が、その筋の名門校、開成、灘などが合格者を減少させたという主旨。これは、すでに今週発売の東大合格者発表の定番週刊誌(週刊朝日、サンデー毎日です)で、すでに指摘されていたことの後追い記事で、新鮮さはありません。
私が驚いたのは、「夕刊フジ」が、一面でこの題材を取り上げたこと。幅広いサラリーマンを読者層を対象にしている夕刊紙が、教育の話題をメインな記事で取り上げたことに、時代の変化を感じます。
東大合格者を高校別に報道することに、批判もあるしょう。私は、例年の記事を、学校経営の観点で、面白くみています。私学にとって、東大など有名大への合格者数は、どてもわかりやすい達成指標です。スクールマネジメント(こんな言葉ないかな)の面で、興味深いものがあります。スポーツ面であれば、たとえば有名選手をだし、全国大会に進む、というのがひとつの指標でしょう。荒川静香、宮里藍、ダルビッシュなどをだした仙台の東北高校は、スポーツで成功した学校です。
また、昨日「プレジデントファミリー」の2号目が発売でした。噂では、前号は各書店で売り切れだったとか。その理由は、内容を受験、それも中学など早い段階での受験にしぼったことのようです。この号でも、内容はかなりすごい。メインの記事は『才能は親が伸ばす 頭のいい子の生活習慣』です。それに『合格した子のお宅訪問』なんてのもあります。合格といっても、大学じゃないですよ、いわゆる有名国立、私立中学です。タイトルみただけで、なんか頭がくらくらしてきました。こんな記事もあります。『お金に困らない子に育てたい 息子と娘のハローワーク』いやいや・・・。
明らかに、教育を取り巻く状況は変わっているのを感じます。
芸術支援を勉強するようになってからとくに感じるのは、子供の頃の芸術教育の必要性。勉強の合間でいいでので、子供をアート(美術でも音楽でも)に触れさせる機会を、少しでもいいのでつくってほしいと思います。という我が家でも、受験期はそれどころではありませんでしたが、今ではこの時期の芸術教育も、とても大事なことではないかと思っています。
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コメント
ぞうさん
こんにちは。
おっしゃるとおり、子供を取り巻く環境も大きく変化していますね。いまの子供たちは大変です。私が子供の頃は、もっとのんびりしていました。
投稿: 自由なランナー | 2006/03/20 05:47
おはようございます。
大人の社会の変化の影響で、子供を取巻く環境も、我々の頃と大きく変わってきていますね。
娘達は、転居を機に吹奏楽を始めたので、芸術という面では良いのかなって思っています(部員は、女の子が多いので人間関係は複雑なようですが)。
今日は、娘達の塾の面談に行きます。
親馬鹿です。
投稿: ぞう | 2006/03/19 04:42