2006/03/30
NIFTYのホームページに告知されている「ワープロ・パソコン通信サービス終了」のお知らせ。さりげなく書かれていますが、今日で長年提供されてきたワープロ、パソコン通信サービスが終了。ニフティに入ったのが、確か13年前。当時はNIFTY-SERVEといっていました。まだインターネットは一般には普及しておらず、OASYAというワープロにモデムがついていて、これで「ワープロ通信」をしてました。ワープロの画面で、「GO コマンド」を打っていく、極めて原始的なもの。パソコンもやっとウインドウズ3.1が出回った頃でしょうか。
ニフティに入った直後は、フォーラムが面白くて、一ヶ月の電話代が2万円をこえて、ショックを受けたことも、今となっては楽しい思い出(笑)。
インターネット、それも光とかあたりまえのブロードバンド時代に、まだ「パソコン通信」サービスが提供されていたとは、ちょっと驚きです。我が家の歴史を振り返れば、ISDNを入れたのがちょうど10年前、ADSLが5年前、そして光をひいたのが確か2002年の秋。このネット環境の進化は、驚くべきものかもしれません。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (7)
銀行のキャッシュカードを新しくしてみました。なぜ更新したかというと、最近、銀行のCDコーナーへいくと「ICカード対応」があって、いつもすいているので、これはお得かなと思ったのがその理由。
先日、その新カードがきたのですが、最近のキャッシュカードは機能が満載ですね。最大のポイントは「手のひら静脈脈認証」がついていること。いわゆる生体認証は、銀行によって、方法が違うようです。この登録は、店舗にいかねばいけないので、しばらくは使えそうにありません。
この生体認証のほかにも、クレジットカード機能、電子マネーのEdyもついています。ほんと、これ一枚でなんでも済んでしまいそうです。最近の、カードは進んでますね。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/29
きのうは仕事で会津若松へ。あわただしく日帰りですが、仙台からの道のりは、かなり遠いです。郡山まで新幹線で50分弱。そこから磐越西線の快速で、70分弱。
仕事のタイミングで、昼飯が3時頃になってしまいました。地元の方につれられていったのがラーメン屋の「めでたいや」。楽しい屋号ですね。会津若松といえば、喜多方と並び、ラーメンが有名。また、この地区に生息しているソースカツ丼もあります。
この店では、なんと両方がメニューにあり、うれしい限り。お品書きに「ミニソースカツ丼」と「大名カツ丼」とういのがあります。地元の方によると、大名カツ丼は、ものすごいボリュームだとか。お店の方のアドバイスに従って、「中華そば(しょう油)+ミニカツ丼」を欲張って頼んでみました。
まずはミニソースカツ丼が塗り物の器にはいって登場。ふたをとると「えー、これがミニ」と驚くボリュームです。ご飯の上に、キャベツ、その上のどーんと存在感のあるカツがのっています。カツには滴るようにソースがつけられてます。ソースは、甘過ぎもせず、辛すぎもぜず、ちょうどいい味。
続いて、中華そばがきました。この店の売りのしょう油味です。ラーメンには、チャーシュー、ネギ、メンマに、懐かしいなるとかまぼこがのってます。麺は、太めの縮れ。スープは魚だしのきいた、ややこってりなもの。スープと麺がよくマッチして、かなり美味です。この中華そばも、かなりのボリュームです。大盛にしないでよかった。
これだけの重量メニューで、ミニカツ丼525円、中華そば525円、計1050円という安さ!
この「めでたいや」、会津若松でも有名店だそうです。ラーメン屋さんながら、二階建ての大店舗。いったのが3時頃でしたから、そんな混んでいませんでしたが、昼時は大行列らしい。
会津若松名物を楽しみ、満足です(笑)。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/28
今月号の芸術新潮は特集「藤田嗣治の真実」で、迷わず買ってみました。60頁以上の記事で、読み応え十分。、作品に描かれた6つテーマに沿い、学習院女子大の清水俊男教授の解説で、藤田の創作過程を解き明かします。この解説は、整理されていて、作品を見る上で参考になります。
この企画で、特に興味深かったのは、藤田が晩年に制作したフランスのランスにある礼拝堂の記事。以前よんだ「藤田嗣治 『異邦人の生涯』」でその存在を初めて知りましたが、その礼拝堂が写真で紹介されています。壁面のフレスコ画は 、迫力をもって描かれています。藤田はこのフレスコ画の完成に全勢力を注ぎ、翌年に亡くなっているので、まさに遺作。
また、2000年から公開されている藤田の旧邸宅内アトリエも、記事にあります。写真で紹介されているアトリエは、オーソドックスなセンスの良さを感じる、すてきな空間です。
藤田作品の魅力のひとつは、女性を描く乳白色の肌』。この特集の最後には、「超絶技巧秘密」と題された、乳白色の肌の制作過程の秘密を解き明かす記事があります。これを読むと、藤田は作品を描くキャンバス、下地の材料、そして筆、それぞれに対して考え尽くし、工夫を凝らしていたことがよくわかります。驚きです。
今日から東京では「藤田嗣治展」がはじまります。ますます楽しみになりました。(大混雑でしょうね)
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (1)
2006/03/27
この週末は東京に帰ったのですが、大学の課題が終わらず、家にこもりっきり。見たかった長谷川潔も、町田久美さんもついに見逃しました(泣)。なんとか、時間をつくって東京宅から歩いていける宮本三郎記念美術館に行きました。ここでは、ちょうど「宮本三郎の描いた女性像 豊麗なる絵画世界」が開催されていて、最終日でした。
この企画では宮本の描いた女性像を、10代の作品から、69歳での絶筆となった作品まで37点が出展されています。宮本の絵を年代を追ってみていくと、作風が変わっていくさまが、興味深いです。
若き10代の作品「婦人像」は印象主義の影響が色濃い作品。「婦女三容」(小松市立宮本三郎美術館蔵)は、全体が淡いトーンで描かれ、絵からは安井曾太郎作品から受けるものと同じもの(曖昧な表現ですが)を感じました。
宮本が30代、40代に描かれた一連の裸婦作品は、暗色を基本として描かれています。「不詳」は、暗い肌色で塗られた裸婦が、独特の存在感です。
宮本の50代の作品は、厚く塗られた油絵の具が特徴的。描かれた女性に瞳が、どれも大きく印象的です。
晩年、60代は、幻想的な世界の作品が、多く描かれています。色合いは、華やかになり、赤、ピンク、青などあでやかな表現で、宮本は新たな作品をつくりだします。絶筆となった「假眠」は、横たわる裸婦のまわりを、子供の人形がとりかかこむ、ちょっと不気味な幻想世界が、あでやかな赤をつかって描かれています。
日曜の午後ながら、会場では貸し切り状態で、宮本作品を堪能しました。来月からは、また違ったテーマで、展示が行われます。また、訪れたいと思います。
「假眠」(上)と「婦女三容」
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/25
いろいろもめていたPSE問題、中古電気製品の販売が実質OKになったようですね。中古品といえば、昨日実家で超古い電化製品を見つけました。大学の課題で電気釜を取り上げることにしたのですが、「そういえばうちに古い電気釜はがあったような」と思い当たりました。母親にきいてみると、どっからか出してきたのが、上の写真の電気釜。
そもそも、日本で最初に普及した電気釜は東芝製で、昭和30年に発売されたもの。この電気釜の開発秘話は、NHKの「プロジェクトX」でも紹介されていました。
今、うちに残っているのは、一升炊きの電気釜。家庭用で一升炊きとは、すごいです。大家族、米食時代ならではのジャンボサイズ。
この電気釜、ネットで調べてみると1968年(昭和43年)のグッドデザイン賞を受けています。今から、38年前。うちの母は、ついこの前まで、この電気釜使っていました。いまでも、使えます。この時代の電気釜は、内釜と外釜の間に水をいれて、ご飯炊くんですよね。若い人は、ご存じないかと思いますが。こんど、この釜で、ご飯たいてみようかな、と思ってます。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
最近は、サッポロのビール屋さんにつとめる親友に義理立てして、もっぱらビールはサッポロです。ビールも、黒ラベルとか、スーパドライとか、一番搾りとかの定番商品に加え、近頃はいろんな新種が店頭に並んでます。コンビニで新しいビールを発見したので、買ってみました。「畑のみえるビール」なる一缶。もちろん(?)サッポロ製。
缶には「118軒のドイツ農家と一緒につくった大麦の麦芽とホップを使っています」とあります。ドイツ生まれの、日本育ちのビールということでしょうか。「畑のみえるビール」ちょっとまろやかな味わいで、いいです。
ちなみにこのビール、ちょっと価格は高め。コンビニ(セブンイレブン)では350mlで、238円。同じサッポロのエビスは245円ですから、微妙な値付け。ちなみにスーパードライは208円ですから、ちょっと高い。
発泡酒、第三のビールと、泡酒飲料はデフレ傾向ですが、逆にちょっと高いビールは新鮮で、つい買ってしまいます。東京では、桜も開き、いよいよビールが美味しい季節になってきました。ビール好きには、うれしいシーズンです。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/24
福島にアート見学にいった帰り、福島駅前でラーメン屋に立ち寄ってみました。福島県のラーメンといえば、喜多方、白河、そして郡山と各地に美味しい店があります。しかし、福島市のラーメンがあまり印象が薄かったです。この日は、ネットで調べたちょっと気になる駅のそばにある「丸信」という店にはいってみました。
ネットでは、ここのおすすめは醤油チャーシューメンらしので、それを注文。で、でてきたのは、ちょっとみると塩ラーメンのよう。
このラーメン、スープが二層構造になっていて、醤油ダレは底の沈んでいて、その上にダシスープがのっています。これを、かき混ぜて食べてもいいし、そのままスープから食べてもいいらしい。麺に上にのるチャーシューが、柔らかく美味しいです。麺は、平打ちの縮れ麺。
ちょっと不思議なラーメンですが、いいですよ。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/23
「名取洋之助と日本工房」を福島県立美術館でみたあと、常設展示に。ここの所蔵品は、現代日本の工芸、近代日本洋画、20世紀のアメリカ絵画などが中心。アメリカ絵画では、アンドリュー・ワイエス、ベン・シャーンを所蔵。
今は、ピカソ、ルオー、シャガールの版画が展示されています。ピカソは「二人の裸婦」と題された作品が9点出ていますが、その画風の変遷が面白い。ルオーは、版画でも太い輪郭と、赤を印象的につかった”ルオー様式”で、小品ながら、魅力的。
また近代日本絵画では、安井曾太郎の「ターブルの上」は20代前半の作品。まだ安井様式を確立する以前か、ゼザンヌの影響が色濃く感じられます。
展示されていない所蔵品にも、みたい作品がたくさんあります。機会をつくってまたみにいかなければ、と痛感しました。
福島県立美術館ウェブ
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/22
週末、福島県立美術館までいってきました。昨年のポール・デルボー展以来、久しぶりです。お目当ては「名取洋之助と日本工房:報道写真とグラフィック・デザインの青春時代」です。写真家の名取の作品は、ほとんどみたことがないんで、福島まで出かけてみました。
この企画は、名取が昭和8年に結成した写真とデザインの制作工房「日本工房」の活動を中心に、名取の戦前、戦中の足跡をたどるもの。展示をみて感じたのは、名取は写真家というより、プロデューサーだった、とういこと。もちろん、写真家としての作品はすばらしいのですが、創作集団、「日本工房」の刊行した雑誌『NIPPON』の独創性は、大いに注目すべきです。この雑誌は、英独仏西の4カ国語で書かれた、日本紹介のグラフ誌。表紙のデザインセンス、いまの時代でも決して古くない高い質感を示しています。
展示は、『NIPPON』を中心に、写真をはじめ、書籍、印刷物、ポスターなど、かなりのボリュームです。名取を師とした土門拳の作品も展示されています。土門の写真はすごいです。考え抜かれたような、隙のない構図に唸らされます。
太平洋戦争を経る時代、これだけレベルの高いグラフィックデザインがあったとは、ちょっと驚きでした。現代のグラフィックデザインの原点をみた、見応えのある企画です。
※7月から川崎市民ミュージアムなどに巡回します。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (1)
2006/03/21
昨晩の仙台は、寒かったですね。強い風が吹き、ちらちら雪が舞ってました。夕食を「うちご飯」したあと、久しぶりに仙台のバーにいきたくなり、国分町にでてみました。手元になぜか7年ほど前の雑誌「Esquire」のベストバーガイドがあり、このなかの一軒にいってみました。
国分町のはずれ、ふつうのオフィスビルの地下にあるバーです。扉を開けて入ると、古風なつくりの店内。落ち着いた雰囲気。カウンターに座って、まずはギムレット。マスターはかなり年配の、おだやかな風情の方。ふと、壁をみると『文・伊集院静 絵・長友啓典』と書かれた小作品が。マスターにお聞きすると、伊集院静さんが常連とのこと。必ず奥さん(篠ひろ子さん)とみえるとか。
カクテル、2杯めはドライマティーニ。伊集院さんがお気に入りだそう。この店のマティーニのつくりかたは、ちょっと変わってます。まず、ドライベルモットだけをミキシンググラスにいれてステアして、すこしベルモットを捨てる。そのあとジン(ビフィーターズ)をいれて、ステア。まろやかな仕上がりのマティーニです。
このお店、「クラドック」です。広瀬通り沿い、国分町の一丁目。くつろげるカクテルバーです。
※場所ですが、広瀬通の左側を、国分町通りから西方面にいきます。晩翠通りの手前、目立たないオフィスビルの地下にあります。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/20
先週、八戸にいったとき、駅に近いレストランで見つけたのが「いちご煮丼」。いちご煮、って知ってますか。八戸地方で昔から親しまれていた、うにとあわびの吸物です。なんとも豪華な一品ですね。「いちご煮丼」は、これを丼にしちゃったもの。うにとあわびを、卵とじにして、ご飯に乗っけた、これも豪華版丼です。
うに、あわびが素材の丼は、上品な味わいそのものです。うに、あわびに卵がからんで、あっさりしながら、魚介の濃厚さも味わえる、ちゅっと不思議な丼です。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (1)
2006/03/19
今週末は久しぶりに、仙台で過ごす休日です。一人ですが、食事のこと、けっこう悩んだりします。朝飯は、とりあえずいつも通りですが、そのあとが、意外と悩んだり。とくに夕飯は悩みどころ。
最近は、仙台ですごす週末では、手抜きの夕食でした。自宅のそばにある三越のデパ地下にいって、値引きモードにはいっているお総菜を買ってきてすましてました。
昨日は、久しぶりに料理をつくってみました。といっても、超手抜きの「肉じゃが」ですが。冷蔵庫に豚肉があって、またジャガイモが芽を出し始めているまずいことになっていたので、とりあえずつくった、ていう感じです。この肉じゃがに、ダイエーで買ったきた刺身が、メインです。
単身赴任の方は休日の夕食、どうされているんでしょうか?気になります。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/18
昨日、コンビニに寄ったとき「夕刊フジ」のタイトルが気になったので買ってみました。(ちなみに、仙台では夕刊フジは翌朝の発売です。したがって、首都圏では16日夕に店頭にならんでいた号です)一面の記事は『東大合格 激減』です。今年の東大合格者が、その筋の名門校、開成、灘などが合格者を減少させたという主旨。これは、すでに今週発売の東大合格者発表の定番週刊誌(週刊朝日、サンデー毎日です)で、すでに指摘されていたことの後追い記事で、新鮮さはありません。
私が驚いたのは、「夕刊フジ」が、一面でこの題材を取り上げたこと。幅広いサラリーマンを読者層を対象にしている夕刊紙が、教育の話題をメインな記事で取り上げたことに、時代の変化を感じます。
東大合格者を高校別に報道することに、批判もあるしょう。私は、例年の記事を、学校経営の観点で、面白くみています。私学にとって、東大など有名大への合格者数は、どてもわかりやすい達成指標です。スクールマネジメント(こんな言葉ないかな)の面で、興味深いものがあります。スポーツ面であれば、たとえば有名選手をだし、全国大会に進む、というのがひとつの指標でしょう。荒川静香、宮里藍、ダルビッシュなどをだした仙台の東北高校は、スポーツで成功した学校です。
また、昨日「プレジデントファミリー」の2号目が発売でした。噂では、前号は各書店で売り切れだったとか。その理由は、内容を受験、それも中学など早い段階での受験にしぼったことのようです。この号でも、内容はかなりすごい。メインの記事は『才能は親が伸ばす 頭のいい子の生活習慣』です。それに『合格した子のお宅訪問』なんてのもあります。合格といっても、大学じゃないですよ、いわゆる有名国立、私立中学です。タイトルみただけで、なんか頭がくらくらしてきました。こんな記事もあります。『お金に困らない子に育てたい 息子と娘のハローワーク』いやいや・・・。
明らかに、教育を取り巻く状況は変わっているのを感じます。
芸術支援を勉強するようになってからとくに感じるのは、子供の頃の芸術教育の必要性。勉強の合間でいいでので、子供をアート(美術でも音楽でも)に触れさせる機会を、少しでもいいのでつくってほしいと思います。という我が家でも、受験期はそれどころではありませんでしたが、今ではこの時期の芸術教育も、とても大事なことではないかと思っています。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/17
一昨日のニュースですが、「2005年度芸術選奨」発表のニュース。芸術の各分野で優れた人のおくるものですが、今年は爆笑問題、中島みゆき、桂三枝などが文部大臣賞を受けたことが、テレビやWEB上のニュースで報じられました。この賞、これまでは、ほとんど気にとめていなかったのですが、美術、演劇、映画、文学、放送など10部門で選定されるもの。今年は美術では誰が賞をうけたか、気になりました。
文部大臣賞では美術部門で、建築家の妹島和世さんと、洋画家の和田義彦さん。文部大臣新人賞に美術部門で彫刻家の西雅秋さん。芸術振興部門には、村上隆さん。
和田義彦さんは昨年開催された『ドラマとポエジーの画家 和田義彦』に対して贈られたもの。この美術展、松濤美術館にみにいきましたが、とても素敵なものでした。(この美術展についの記事はここを)妹島和世さんは、ご存じ金沢21世紀美術館の設計者のひとり。この賞では群馬県藤岡市の「鬼石多目的ホール」に対してのもの。(朝日新聞によると、21世紀美術館も賞の対象になっていました)彫刻家・西雅秋さんは私はその作品を恥ずかしながらみたことがありません。
村上隆さんが新人賞というのも、ちょっと驚きです。ニューヨークでの展覧会『リトルボーイ』に対してあたえらたもの。日経新聞には村上さんのコメントが掲載されています。
「僕は海外での仕事が多く、日本ではあまり仕事をしてこなかった。故郷に錦を飾った気分、かな」
芸術選奨、どんな基準で選ばれているのか、知りたいところです。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/16
「迷宮美術館」なるNHKのテレビ番組があります。この番組、やっているのは知っていたのですが、ほとんど見たことはありませんでした。放映がBSで、見づらい時間帯なので、どうも見逃してしまします。この前、本屋で、同じタイトル「迷宮美術館」という本を見つけて、買ってきました。最近でた本のようです。
番組の内容を再編集した本のようですが、これが面白い。まだ、じっくり読んでいないんですが、古今東西の名画について、謎解きとして展開しているものです。たとえば、北斎の『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』、有名な「グレートウエーブ」ですね。この作品で「富嶽三十六景なのに、なぜ、富士山の扱いがこんなに小さいのか?」というテーマで切り込んでいます。構図の妙の解説は、素人美術愛好家にはとても勉強になります。
このほかにも「<移り変わる光を描きたい>モネの願いをかなえた、ある発明品とは?」、とか「名画『叫び』が盗まれた!警察はおとり捜査を開始するが」などなど、楽しそうなテーマがいっぱいです。
美術を違った観点から楽しみ、画家への理解、そしてその創作の背景をしること、それをうまく構成しているな、と思います。
このテレビ番組、4月からは総合テレビのゴールデンタイム(金曜夜8時)での放映になります。真剣に地上波デジタルテレビを買わねばいけないかな、と思い始めました。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (2)
2006/03/15
きのう本屋に立ち寄ったら、見逃せない雑誌を見つけました。「にっぽん列島 鉄道紀行」という、いわゆる週刊百科です。ただこの本、週刊ではなく、月2回(10日、25日)刊です。2年ほど前、講談社から「鉄道の旅」が全50回で出されていましたが(これは全部買いました)、この二番煎じでしょうか?全30巻のシリーズ、今月の10日創刊。
創刊号は、60分収録のDVD付きで350円。ふらふらと買ってしまいました。このシリーズ、どちらかと言えば、マイナーな路線に絞って取り上げています。鉄道と同じくらい旅紀行に焦点があてられた編集。発行がJTBですから、当然といえば当然。
毎号掲載される企画のうち、売りは「鉄道車窓マップ」。トンネル、鉄橋など車窓風景のすべてがわかる地図付き記事。「日本初」らしいです。それに立松和平さんの『線路はつづく』と題されたエッセイも連載されています。
鉄道ファンは、どんな感想なんでしょうか。2号以降を購入するかは、微妙です。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/14
最近は夕ごはんは、なにかと手抜きです。私にとって三食で、いちばん充実しているのは朝ご飯かもしれません。朝食に欠かせないのは、野菜です。レタス、トマト、キュウリのサラダが基本。それに冬の季節は野菜スープを速攻でつくります。キャベツ、ネギ、タマネギ、人参など冷蔵庫にある野菜を、コンソメスープでさっと煮込む、超簡単メニュー。
メニューで決まっていないのが、主食。パンか、ご飯か? その日の気分次第で決めてます、と言いたいところですが、パンの場合そう簡単にはいきません。食パンは、5枚切りとか、6枚切りの一斤が販売の基本。いちどパンを買ってしまうと、一週間パン食になってしまいます(冷凍すればいいんですが、結局は食べなきゃいけない)。スーパーあたりには3枚入り食パンはありますが、ちょっと変わったパン(玄米食パンとか、ゴマ入りとか)はないので、どうしても一斤かうことになります。
その点、ご飯は一合から炊けるのでいいです。それに簡単に味噌汁をつくり、納豆、卵でさらっと食べられます。でも、朝食にご飯を食べて、昼もランチでご飯だと、ちょっとな、と思うことも。
クロワッサンにカフェオレなんてブレックファーストもおしゃれでいいのですが、ちょっとコスト高。
朝食を食べない、という人も多いようですが、私にとって朝ご飯は欠かせません。皆さんは、どうしているのでしょう?
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/13
かつてデパートでの美術展が隆盛を誇った時代がありました。伊勢丹美術館や、西武百貨店・セゾン美術館など、デパートに美術館があり、魅力ある展覧会を開催していました。最近はデパートでの美術展とは縁がなかったのですが、先日、大丸ミュージアムでみた「パウル・クレー展」は充実した企画でした。
昨日、日本橋三越で開催されている「フランス近代絵画展」を最終日駆け込みで、鑑賞してきました。この展覧会はセルビア・モンテネグロ(旧ユーゴスラビア)の首都ベオグラードの国立美術館のフランス近代絵画123点を公開するのものです。会場は、予想通り中年美術ファンで混雑していました。
この展覧会では、バルビゾン派から印象主義、象徴派、そして20世紀初頭のフォービズム、キュビズムまで近現代の絵画が、時系列に展示。近現代のヨーロッパ絵画を、ユーゴスラビア流コレクションでみせてくれる展覧会です。特にルノワールは、盗難にあい、その後修復された「水浴」をはじめ、多くの作品が公開されています。
ルノワールは、いいですね。「パリスの審判」はギリシャ神話の女神アフロディテの、もっとも美しい女神を選ぶ情景が、あでやかに描かれています。豊満な4人のアフロディテに、ふくよかな生命力を感じます。
ゴッホの「室内の農婦」(1885)は、小品ながら画面全体が暗色で描かれ、中央に立ちつくす女性の存在感が不気味。ちなみにこの作品目立たないようで、混雑している会場内でも、作品にみいっている人は多くありませんでした。私がメモをとりながら別の作品をみていたら、とある男性から「ゴッホの作品、どこにあります?」って尋ねられたくらいです。
ピカソ「女性の頭部」は1909年のキュビズム作品。「アビニョンの娘たち」でキュビズムを創始したピカソが、進化し、分析的キュビズムを洗練した感があります。モデルは、ピカソが多く描いているフェルナンドですが、画面からは、なぜか日本人的な印象を受けました。
実はこの展覧会、招待券が手に入ったため、足を運びましたが、予想外に充実していました。素人美術愛好家でも知っている巨匠の作品が多くあり、楽しんで鑑賞できました。
その反面、がっかりしたのがその展示のしかた。会場が狭いのはしようがないとしても、照明が蛍光灯なんです。どうして、と思ってしまいます。絵によっては、額のガラスが反射して、絵がよく見えない、なんてのもありました。会場内の展示解説はしっかりしたものだったので、キューレーターもちゃんとついていたはず。それなのに、蛍光灯の照明はないでしょ。珠玉の名品が揃っていたのに、残念です。
ピカソ「女性の頭部」とルノワール「帽子を被る女性」
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (6)
2006/03/12
上野の森、西洋美術館ではじまった『ロダンとカリエール』を家族とみにいってきました。近代彫刻の父と呼ばれるロダン、マティスやドランの師であるカリエール。交流が深かった二人の作品を比較し、アーティストの感覚、思想性の共通点を探ろうとする、意欲的な企画です。
ロダンは「考える人」があまりに有名、西洋美術館でも「地獄の門」など多くのコレクションを保有。一方、カリエールはこの美術館のコレクションで、その作品をみたくらいです。昨年開催された『プーシキン美術館展』に「母の接吻」が出展されていましたが、なぜか印象に残っていません。(一緒にみにいった女房が、しっかり覚えていました)その作品は、ほとんどモノトーンとも見える彩色表現と、全体に霧がかかったような描写で、幻想的な世界が広がります。展覧会は全体を5つのゾーン(章)に分け、約140点が展開され、綿密に準備された展示構成です。
私のロダンのイメージは、ダイナミックかつ、精緻に造られたブロンズ像ですが、『ロダンとカリエールをめぐる人々の肖像』のゾーンでの肖像彫刻は興味ふかいものがありました。テラコッタ(赤色粘土)を素材につかった「ジョルジュ・クレマンソー」の肖像は、ロダン彫刻の多様性を感じさせてくれます。同じゾーンにあるカリエールの「ギュスターヴ・ジェフロワ氏の肖像」は、見つめられているような目と、ちょっと不自然な組み方をした手が印象的な肖像画。
『ロダンとカリエールにおける象徴主義』のゾーンでのロダン作品は刺激的です。人物を量魂(マッス)でつくる表現が、新鮮です。大きな大理石の塊から切り出し、彫りだしたような作品は、すごく迫力と存在感があります。「母親と死んだ娘」は、その母の眠るような表情が、魅せられてしまいます。同じゾーンにあるカリエールの「母性」。娘に接吻をする母の姿が、輝いてみえるすてきな作品。
『ロダンとカリエールを結ぶ糸』のゾーンでは、特にこの展覧会のひとつのテーマである「手」の素描や習作がいくつか展示されています。二人が手の表現にこだわった意味は、残念ながらわかりませんでした。 ここではカリエールの「浴後」がおもしろい。本来の『カリエール様式』から離れて、印象主義作品を思わせる表現で、裸婦を描いていて、女性のなまめかしさを感じます。
この展覧会をみて痛感したのは、ロダン、カリエールに対する知識のなさ。内容はかなり深いものがあり、もっと予習していけば、更に作品を楽しめたなと思いました。東京展のあとはオルセー美術館に巡回するというこの企画、時間をつくり、準備して再訪したいと思います。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (8)
2006/03/11
昨晩は中学・高校のときの友人と、久しぶりに再会。彼は、エビスビールをつくっているビール屋さんに勤務しているので、当然飲み。基本的に国産ビールは、サッポロビール以外は飲めない(飲まない)ので、一軒目はエビス生がある渋谷の沖縄料理の店へ。
二軒目に彼が案内してくれたのは、EUROPEAN BEER CAFE のBELGOというお店。EUROPEAN BEER ながら、中心はベルギービール。独特の美味しさといわれるベルギービールですが、あまり飲む機会がありません。まずは、アイルランドのギネスを味わったあと、有名なホワイトビールのヒューガルデンを頼んでみました。
薄い黄色のビール。泡がなんともクリーミーです。ビールそのものも、カクテルに近い味わい。
このヒューガルデンですが、370mlで700円と、ちょっといいお値段。また、店内にある冷蔵庫には、ベルギービールが数多く揃っているのですが、これが小瓶で一本1000円をこえるものが大半。でも、店内は若者を中心に、超満員です。女性も多い。
贅沢なビールを堪能しました。
BELGO WEB
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/10
スーパーマーケットのダイエーとは付き合いは(?)は長いです。東京の実家のそばに、ダイエーでは旗艦店とされる碑文谷店があります。テレビでダイエーのニュースが流れると、必ずこの店舗の映像が流れます。仙台では、会社からの帰り道に仙台店があるので、ここでの買い物が多いです。
一昨日の新聞に、『ダイエー8期ぶり経常赤字』という記事がありました。産業再生機構の支援を受け、再建中のダイエーですが、売り場が変わったという印象はありません。以前も書きましたが、仙台店はいつのまにか、夜11時閉店から、10時閉店に営業時間が短縮。おまけに、会社帰りに夜の9時すぎにいくと、鮮魚などはほとんど売り切れ、野菜も一部売り切れ状態です。仕入れを絞っているせいでしょうね。
東京の実家でとっている新聞に、ダイエーの折り込み広告が入ってくるのですが、2色刷り広告がよくあります。いまどき、2色刷り広告なんて、ダイエーくらいです。この2色刷り広告、仙台のダイエーの店頭にもおいてあるので、全国的なものかもしれません。
確かに2色刷り広告はコスト的に安いかもしれませんが、こんなチラシでは購買意欲はわきません。ダイエーにいくと、ほんとに再生する気があるのか、とも思ってしまいます。仙台では駅地下のスーパーも閉店し、ダイエー以外買い物する選択肢がない私は、ちょっと困っています。
※ココログのトラブルのせいで、記事のアップが遅れてしまいました。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/09
一人暮らしをしていると、気分転換にたまには酒を飲みにでたくなることもあります。基本スペックが酒飲みの私は、居酒屋やバーにいくのは好きですが、これが一人だとなかなか難しい。仙台にきてもうすぐ丸2年ですが、いまだ行きつけの店ができていません。
そもそも、一人酒ははなはだ不経済ですね。酒の肴を、いろいろ頼むわけにはいきません。何人かでいけば、美味しいものも、取り分けながらつまめるのですが、一人ではあれこれ食べられません。ほんとの酒好きは、それでも飲みにいったりするのでしょうが。
東京あたりだと、立ち飲みに店が多いので、ほんと気軽に一杯、といけますが、仙台には立ち飲みはほとんど見かけません。
それに、最近の居酒屋は、店内に大型のテレビがあったりして、静かな環境とは言い難い店も多い。
うちは、仙台一の飲み屋街・国分町まで徒歩圏というすてきなロケーションですが、ほとんどが「うち飲み」になってしまいます。自分で食べたいものをつくって、自分のペースで飲む方が、楽だなと思い始めたこの頃です。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/08
最近、お金のことを勉強したくなり(お金のことってなんだ?)、先日、お気に入りの東京・数寄屋の旭屋書店でみつけた一冊。「佐藤江梨子と浅井秀一のいちばんやさしいマネープラン」を買ってみました。なんで、サトエリちゃんなんだと思いながら、超初心者向けにわかりやすく作ってあり、マネー初心者の私には、まずまずためになりました。
この本、日経新聞から出されている「いちばんやさしい」シリーズの一冊。他には
「小池栄子と萩原博子のいちばんやさしい保険のはなし」
「真鍋かをりと松本大のいちばんやさしい株のはなし」そして最新刊は
「古瀬絵里と藤沢久美のいちばんやさしい投資信託」
共通点があるんですね、このシリーズ。時々お邪魔している150turboさんの『150坪・書店員BLOG』に、鋭い指摘があります。そうなんです、みんなあそこが大きい子です。どうしてなんだろう?想定される読者ターゲットから、選ばれたんでしょうか。編集長さんに、理由を聞いてみたいです。
ともあれ、「古瀬絵里と藤沢久美のいちばんやさしい投資信託」は買わねば。現在、関心のあるテーマですから。でも、なんか本屋で買いにくくなったなあ。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/07
毎年春に、東京・五島美術館で国宝「源氏物語絵巻」が公開されます。昨年、この絵巻を見にいきましたが、(→以前の記事)遙か昔、平安時代につくられた源氏物語の世界に魅了されました。ただ作品は、変色、剥落があり、制作当時の華やかな絵巻の世界は、想像のなかで形作るしかありません。
この絵巻の世界が、最新の解析技術と、素晴らしい画家の技量によって復元されました。NHKでドキュメンタリー番組として放映されたときから公開を楽しみにしていたのですが、五島美術館の「よみがえる源氏物語絵巻」でみることができます。
この企画では、展示に工夫が凝らされています。原本のデジタル出力の絵と、復元された絵巻、そして、1958〜63年にかけてつくられた徳川美術館・桜井清香による復元模本の3点が並べて展示されています。
復元作品、あでやかで、華やかで、そして艶やかに描かれています。なんとも美しい平安絵巻の世界が広がり、素晴らしいとしかいいようがありません。作品を見ながら、私の知識が貧弱なせいで、「源氏物語」世界の理解が不十分、絵巻の価値の一部しかわかっていないことを実感しました。
また驚いたのは、桜井清香による復元模本。現代のような解析技術もない時代にもかかわらず、素晴らしい模本をつくっています。
まだまだ不明なことが多い、「源氏物語絵巻」の制作過程ですが、この復元作業により、作品解明の新たな道が開かれることでしょう。
膨大な復元作業と、完成された作品は、大いに賞賛されていいと思います。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (2)
2006/03/06
コレクションを持たない「美術館」であり、芸術創造拠点でもある、いわゆる「アートセンター」が、各地にあります。昨年『せんだいメディアテーク』(ここも、美術品をもたないミュージアム)で「アートセンター円卓会議」という企画があり、全国の9か所のアートセンターから参加してディスカッションが行われました。どのアートセンターも、真摯に芸術支援を行っている印象を強く持ちました。東京都がやっているトーキョーワンダーサイトもそのひとつ。お茶の水と渋谷、それから青山にもできるらしい。
いままで訪れる機会がなかったのですが、ArtsLogを拝見して、興味がわいてきて、渋谷まで「ワンダーシード2006」をみにいってみました。渋谷の公園通り、パルコの向かい側にある渋谷区勤労福祉会館の一階にあります。このビル、何年前からあったの、と思わせるほど、超年期が入ってます。ここの1階にトーキョーワンダーサイトはあります。ちょっと目立たないかな。でも、ロケーションは最高です。
「ワンダーシード2006」は東京都が主催する公募展。4つあるギャラリーゾーンをみてみました。おもしろいな、と感じる作品がいくつもあります。受付の方に「気に入ったものは、購入できます」と言われましたが、私が気に入った作品は、売約済みでした。
この「ワンダーシード2006」は、残念ながら昨日で終了。会場でもらったチラシにあった石原都知事の言葉が、興味深い。
最近の絵描きがやたら大きい絵を描きすぎるのは自信がない証拠だ。本当にうまい絵描きは小さい絵も描ける。そしてその作品が鑑賞家の生活空間で愛玩されてこそはじめて意味がある。
こんな言葉を言える知事さん、石原さんだけでしょう。
これからのトーキョーワンダーサイトに期待です。
☆TOKYO WONDER SITE
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (1)
2006/03/05
今週は東京です。金曜に帰ってく来るとき、夜の銀座に立ち寄り。四丁目交差点のそばに「銀座 あけぼの」があります。この店、けっして大きい店舗ではありませんが全国のあるあけぼのの本店。仙台にもエスパルとか藤崎にありますね。
「あけぼの」といえば、あられを思い浮かべますが、ここ本店は和菓子が美味しそうです。ちょうど、ひな祭りの日。店内には、雛あられ、ひし餅など、春らしいお菓子が並んでいました。春の季節といえば、さくらもち。ここのは、とても美味しそうなので、つい買ってしまいました。
包み紙に「日本一めんどくさいさくらもち(当社比)」と書いてあります。???。「おいしくしようとしていたら、かなり面倒なことになってしまいました」とか。口上によると、
「桜のつぼみ:小田原の八重桜の塩漬けを水でさらし、手で整えてのせます」
「二枚の桜の葉:伊豆松崎の桜の葉ですっぽり包む」
かなり、手がかかっているようです。
確かに、美味しいです。餡も控えめな甘さで、ほんと春を感じさせてくれる味です。
花見の季節も、あと少しですね。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/04
先日みた「美の伝統展」は、美術商が集めた名品も多くみられました。美術商といえば、連想するのはコミックの「ギャラリー・フェイク」。昨年、大学のスクーリングのとき、先生が「内容はしっかりしていますよ」と推薦されていました。
以前、『ビックコミック・スピリッツ』に連載されていたときは、まじめに(?)読んでいませんでした。先生に言われて、俄然読みたくなり、昨年の秋、全32巻をヤフーのオークションで手に入れました。でも、忙しいせいか、ほとんど読み進めません。まだ、1巻を読み終わっただけです。
しかし、この「ギャラリー・フェイク」、美大生の立場で読んでも、確かによくできいますね。勉強になることが、多々あります。また、このコミック、PSPのゲームソフトにもなっています。これも、発売された直後に買ったのですが、ほとんど進んでません。もうすこし、時間を捻出せねばいけないようです。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/03
仕事で仙台市内に出掛けることも多いのですが、思いの外、市内で外食の機会はありません。昨日は、久しぶりに市内、繁華街で昼メシです。
仙台の酒飲みの方ならご存じですね、「こちらまる特漁業部」。ちょっと変なネーミングのお店ですね。ここの店の、メインは居酒屋としての夜の営業ですが、ランチもかなりいいです。実は夜、いったことがなく、ランチだけしか知りません。
ランチですが、かなりのボリュームもの。この日はちょっと張り込んで「海鮮丼」を頼んでみました。
海鮮丼は、10種の魚介が、たっぷりのご飯の上にのっています。そのうえに海老フライ、鶏の唐揚げついてます。海鮮丼と揚げ物の取り合わせは、ちょっと強烈。それに小鉢、味噌汁がついて1000円です。ほんと、すごいボリューム。
ここのランチは、ほかにも天丼とか、お寿司とそばのセットとか、日替わりとか、いろいろ選べます。
こんな店が、会社のそばにあるといいんですが。おすすめのランチです。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/02
仙台駅のショッピングゾーン「エスパル」、ここの地下のエスパルキッチンはよく会社帰りに利用していました。生鮮食品とか、お総菜、酒の肴とか、けっこう重宝していました。このエスパルキッチンの中のスーパー「グリーンストア」が先月末で閉店。この店、食料品からお酒まであり、便利だったんですが・・・。
また、クリスロードにあるパン屋の「ドンク」も2月末で閉店。ドンクのホームページによると、ここは全国でも数少ない直営店のひとつだったよう。(昨日までは掲載されていたのですが、今は削除されてます)
仙台駅周辺は、集客力が落ちているんでしょうか。老舗の映画館「仙台東宝」も先月に閉館。昨年もアイエ書店、 デパートの十字屋の閉店がありました。
その一方で、パルコが進出する予定の場所では、工事が始まっています。駅からは少し離れていますが、東北学院大の中高跡地は、森トラストが買い取ったとか。ここでも造成作業が始まっています。少しでも駅前が活性化してくれるといいのですが。やはり空洞化現象なんでしょうか?ちょっと心配です。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (0)
2006/03/01
以前から指摘されていた宮城県内のコンビニATMの不在。やっと解消されましたね。一昨日から一部のローソンで開始。そして今日からはセブンイレブンでも始まりました。特にセブンイレブンは、県内約300カ所で稼働とのことで、便利になります。政令指定都市では最後だとか。
宮城のコンビニATMの稼働が遅れたのは、七十七銀行が導入に慎重だったせいのようですが、ちょっと遅すぎましたね。新聞の報道によると、このATMでも七十七銀行の扱いは夜の9時までとか。まだまだ不便さの解消とはいかないようです。
私は、コンビニのATMは、手数料が高いイメージがあって、ほとんど使いませんね。特に最近は、メインバンク(すごく大げさ)の東京三菱銀行が、三菱東京UFJ銀行になり、現金をおろせる場所が増えたうえ、旧UFJ銀行は平日夜の12時までATMが稼働しているので、不便を感じなくなりました。
でも、うちからいちばん近いローソンにもATMがあり、三菱東京UFJは24時間おろせるので、それなりに使えそうです。
この宮城のATM導入に際し、銀行によっていろんな考えがあるのだな、とあらためて思いました。
| 固定リンク | 0
|
| トラックバック (2)
最近のコメント