パウル・クレーのART BOX
パウル・クレー展をみにいく前の日、近所の本屋でみつけた『線と色彩』と題された本を見つけました。この本、「日本パウル・クレー協会編」の公式なパウル・クレー本です。クレー展に出展されている作品を含む212点の作品が収録されています。展覧会では、図録は制作されておらず、この本がそのかわりでしょうか。
クレー展では出展数60点ほどで、クレー作品のごく一部にしか触れることができませんでしたが、この『線と色彩』では展覧会の会場にも展示されていた解説や、クレー本人の日記からの引用、また滝口修造、谷川俊太郎の詩も掲載されていて、絵画作品をより深く楽しめる構成になっています。
クレーはこういっています。
「芸術とは目に見えるものの再現ではなく、見えるようにすることである」
クレーはなにを表現しようとし、みえるようにしたかったのでしょうか。柔らかな色彩と、生きているような線から描かれた作品は、見ているうちに、自分の心をのぞき込んでいるような気持ちになります。
パウル・クレー、線と色彩に込められた意味を知るには、まだ時間がかかりそうです。
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» パウル・クレー展 [Art & Bell by Tora]
ちょっと覗いてきました。白黒の線画から、色彩豊かな音楽のような画に変わったのはチュニジア旅行がきっかけだったのですね。一緒に旅行したマッケ、またマルクも第一次世界大戦で戦死し、クレー自身も徴兵されたが前線に送られるのを免れたことなど分かりやすい説明がついていました。
ナチスによってバウハウスが閉鎖され、ドイツからベルンに逃げ戻らなければならなかったクレーは戦争に翻弄された画家ともいえます。
このような時代だからこそ、ヴァイオリニストだったクレーの音楽のように和む画が必要だったのかもしれま... [続きを読む]
受信: 2006/02/21 08:58


コメント
とらさん
こんにちは。
図録、持ってかえるのけっこう重いですからね。この企画はいいですね。
投稿: 自由なランナー | 2006/02/22 22:23
クレー展に行ってきましたが、その本が図録となっていました。このように図録を書店で買えると、重いものを持って帰らなくてもいいですね。
投稿: とら | 2006/02/21 08:57
賽目さん
こんにちは。
私にとっても、カンディンスキーとクレーは研究してみたい作家です。
青騎士の作品を揃えている美術館、すてきですね。いってみたいです。
投稿: 自由なランナー | 2006/02/21 07:40
カンディンスキーとクレーがぼくにとってはいちばんの「先生」かな。ミュンヘンにレーンバッハハウスという「青騎士」の作品をかなり揃えている小さな美術館があって、ここはぼくが世界でいちばん好きな場所です。
二人とも、自由奔放でありながら、バウハウスで教師としても活躍した点はおもしろいと思います。
投稿: 賽目 | 2006/02/20 21:33