2006/01/31
世田谷美術館で開催されている「堂本尚郎展」を見てきました。副題に「絵画探求60年の足跡とその未来」とつけられ、堂本の画業を振り返る本格的な回顧展です。
堂本の作品をまとめてみるのは初めてですが、色、形の織りなす世界に魅了されました。展示された作品は、初期の日本画作品以外はすべて『抽象絵画』に属する作品です。
展覧会は年代に沿って、6つのパートに分けられ作品が展示されています。抽象絵画を言葉で表現することは難しいのですが、堂本の作品は、現実世界を、図形と鮮やかな色彩で描いた絵画といっていいのではないでしょうか。作風は、年代を追って変貌していますが、基本たる創作表現は変わっていないように思えます。
フランスに渡った20代の作品は、キャンバスに厚い油彩を塗り、そのボリューム感と絵の具の色彩に引きつけられます。
そのあと「連続の溶解」と名付けられた一連の作品では、更に色彩表現に重点が置かれているようです。例えば63年の「連続の溶解 1963-58」はカンバスに油彩と金箔を使って制作され、独自の色彩世界をつくっています。
60年代後半から、その色彩表現は更に力を持ちます。78年の大作「宇宙」は、そのあでやかな色彩で、絵を見ているとなにか幸せな気分になりました。
また「臨界」と題された作品群は、規則的に並ぶ図形と、青、ピンク、黄色などの明るい色彩で、絵画との会話が弾みます。
堂本は50年代のフランスでの美術運動「アンフォルメル」の中心として活躍した画家。作品をみていると、20世紀初頭の様々な美術運動、主義の影響を感じます。キュビズム、ドイツ表現主義、シュルレアリスム(オートマティスム手法)など。また作品で多用されている絵の具を垂らす手法は、抽象表現主義でのアクションペインティング、ドリッピング技法です。堂本は、まさしく20世紀の美術を体現している画家かもしれません。
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2006/01/30
東博で「書の至宝」を見たあと、久しぶりに東京・京橋のブリジストン美術館にいってみました。ここは日曜、祝日以外は夜の8時まで開館していて、親切です。
今、常設展で「印象派と20世紀の美術」を開催しています。美術ファンにとっては、まさしく正統派ともいえる企画です。これ、見ごたえ充分です。17世紀のレンブラントから、印象派、後期印象派、そしてマティス、ピカソの20世紀美術まで、西洋絵画が100点近く展示されています。
その中でも、マティス、ピカソはすてきな作品が出ています。マティスの「青い胴着の女」は、不思議な魅力の作品。赤い椅子に座る女性の、赤いパンツにピンク色に描かれた肌が鮮やな印象を与えてくれます。
ピカソは「腕を組んですわるサンタンバンク」は繊細な描写に引きつけられます。紫の椅子に座る女性。鮮やかな赤の衣装との対比が印象的です。
また、西洋絵画に加えて、安井曾太郎、藤田嗣治など日本の近代絵画も展示されています。特に藤田の「猫のいる静物」は、静物の繊細すぎる描写をみていると、ちょっと空恐ろしい気持ちになってくる作品です。
土曜日の夕方に訪れたのですが、来場者は多くなく、ゆったり見られました。これだけの名画を、常設展で堪能できて、すてきな気分になりました。
今年のブリジストン美術館のカレンダー:1月はピカソ「腕を組んですわるサンタンバンク」
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2006/01/29
書の作品を見る機会は、そう多くありません。書に詳しくないので(というよりほとんど無知状態)、まず見にいくことはありません。そんな私ながら、東京国立博物館の「書の至宝;日本と中国」をみてきました。この企画は日中の歴史上の名筆を200点近くも集めたもの。中国の王羲之(おうぎし)、欧陽詢(おうようじゅん)、虞世南(ぐせいなん)、蘇軾(そしょく)、米芾(べいふつ)、趙孟頫(ちょうもうふ)など中国美術史上の蒼々たる書家の書が展示されているのに興味をもち、出かけてみました。書はまったく知識がないので、素人な感想を。
会場に入ると中国歴史上最古の王朝・殷時代の甲骨文を刻んだ碑があります。甲骨文の実物、初めてみました。造形としては、ほとんど象形文字です。この甲骨文で、政治の重要事項を決めていたんですね。どんな意味のことが書いてあるのかわかりせんが、不思議です。
中国パートの最大の見物は、王羲之の作品。作品といっても王羲之は真筆は残っていないとされています。出展されているのは双鉤填墨(そうこうてんぼく)といわれる中国の謄写方式で写し取られた作品や、刻本(印刷物ですね)で、王羲之の筆がみられます。双鉤填墨の有名な「喪乱帖」は残念ながら展示が終わっていましたが、「妹至帖」は見事です。刻本では「淳化閣帖」「蘭亭序」で書風をうかがいしることができます。行書を確立したといわれる王義之の書は、みていて引きこまれる力をもった筆致です。
日本の書では、聖徳太子の写経「法華義疏巻」が面白い。すごく個性的な書です。ちょっと丸みがあり、行書とも楷書とも違う独特の文字です。(ちなみにこの書、所蔵が御物となっています。これは正倉院の保有ということでしょうか?)
日本の書は、仮名文字を表現することで、書の独創性を確立したように思えます。意匠が凝らされた料紙と、そこに書かれた文字、そして空白が織りなす美が、素敵です。
時間的にさらっとみられると思って、3時半から見始めたのですが、甘かった。じっくり見ると、2時間以上はかかる質と量です。おまけに、予想以上に大混雑でした。会場には書道ファンらしい年配の方が多かったですが、若い来場者も目立ちました。書の世界の奥深さを感じた展覧会でした。おすすめです。
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2006/01/28
今年の春に国立近代美術館で行われる「藤田嗣治展」が、美術ファンには、話題のようです。画家・藤田嗣治といえば、エコール・ド・パリ時代に活躍した世界的な画家、くらいの認識でした。文庫本の新刊『藤田嗣治「異邦人」の生涯』を読み、画家藤田の平穏ではなかった人生に感動しました。
日本人ながら、日本では低い評価しか得られなかった藤田。五度の結婚、フランスに帰化、晩年洗礼を受けたその生涯は、まさに波乱に満ちたものでした。裸婦を描き「乳白色の肌」の美しさで得た高い評価、日本人として戦争画家としての創作、死の直前に完成した礼拝堂のフレスコ画。藤田の生涯が、無駄のない、冷静な描写で書かれています。
この本は、3年前に刊行された単行本を、「藤田嗣治展」開催にあわせ、加筆修正し、文庫本にしたもの。単行本は大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著者近藤史人さんは、藤田の未亡人への長時間のインタビューを含め、丹念な取材で、画家藤田の内面をさぐっています。
権利の問題などで、これまで本格的な回顧展は一度も開かれていなかった藤田嗣治。展覧会がますます楽しみになりました。
『藤田嗣治「異邦人」の生涯』(近藤史人著・新潮文庫:730円)
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2006/01/27
仙台のラーメンファンには有名な「ラーメン国技場」のすぐ向かい側に、一風かわったラーメン屋さんがあります。その名も「石焼きらーめん火山」。以前から入ろうと思っていたのですが、この店夜しかやっていないので、なかなか入る機会がありません。先日、やっと入ってみました。
なにせ、ネーミングが火山です。どんなラーメンがでてくるんでしょう。「石焼き味噌らーめん」を注文してみました。しばらくして出てきたのは、熱くなった石鍋に入ったラーメンとたっぷりの野菜。そこのスープを注ぐと、「ジャー」とすごい音がして、スープが沸騰します。
30秒くらいたったら、食べられます。人参、もやし、キャベツ、豚肉など豊富な具がいっていて、ボリューム感たっぷりです。これに小ライスがついてくるので、ラーメンと一緒に食べてもいいし、最後にそうすいにしてもいいです。
寒い冬には、おすすめです。
石焼きラーメン火山:仙台市青葉区国分町2-5-10
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2006/01/26
昨日、函館から仙台に戻るとき、ちょっと新鮮な体験をしました。移動に使う飛行機といえば、ふつうジョット機を連想しますが、この日使ったのは定員18人の小さな飛行機です。エアトランセという航空会社が運営している北海道内のコミューター便で、函館から新千歳を40分ほどで結んでいます。
この飛行機を使ったのは、函館−新千歳の便が、大手の航空会社の運行にはないからです。ANAでは函館−丘珠空港の便しかないんですね。
定員18人のプロペラ機。席に座ると、操縦席が見えます。小さい飛行機ですが、乗り心地は良好です。なにか、「飛行機に乗っている」という感覚になりました。なかなか楽しい体験でした。
☆ちなみに、このエアトランゼの社長さん、ブログをつくっていて面白いです。
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2006/01/25
札幌経由で、函館まで仕事にいってきました。札幌に1泊、函館に1泊の出張です。札幌は、来月初めから「雪まつり」がはじまりますが、それまでは観光的にはオフシーズン。宿泊した全日空ホテルは、朝食付きで1泊5000円と超ディスカウントです。
札幌についたのが、夜の8時ころ。ひとり旅なので、すすきののチェーンの居酒屋で一杯飲んだあと、ラーメンでも
食べるか、とおもいつつ、ふと見ると「欅」が。ここ、いつも長蛇の行列で有名なラーメン屋さん。でも、4,5人しか並んでません。思わず列の最後のつきました。3年ほど前、夏にきたとき1時間以上ならんだ記憶があります。でも、この日は、15分くらいで席につけました。まあ、こんな雪で、零下の気温の中を、長時間は並べませんよね。
この「欅」は、確かラーメン博物館にも入ってる味噌ラーメン専門店です。頼んだのは、味噌バターコーンラーメン。
具にはキャベツ、キクラゲ、挽肉などを炒めたものがのり、その上に白髭ねぎがトッピング。かなりお腹にぐっとくるラーメンです。美味しいですね。私には好みの味です。寒い札幌で、暖かいラーメンはいいものです。
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2006/01/24
札幌、函館に仕事でいってます。2日ほどお休みです。
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2006/01/23
国分寺あたりまで出かけた帰り(実は、大学の試験です)、思いつき、荻窪で途中下車。目的は駅前の焼鳥屋さん「鳥もと」です。地元に住む酒飲みな人はよくご存じでしょうが、有名なる焼鳥屋。店内には、カウンター(席あり)、立ち飲み、そしてビールケースをかさねた上に、テーブル板を渡しただけのテーブル席があります。辿り着いたのは夕方5時頃、混雑する店内で案内された(?)のは、ビールケース席です。
席はこんなでも、煮込み、焼き鳥は絶品でした。久々に、活気のある店に行った気がしました。いいですね、荻窪の街。
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2006/01/22
昨日の東京は、久しぶりの「大雪」でした。朝から一日中降っていたので、結構積もりました。でも、気温がそんいに低くないので、路面はべちゃべちゃ。ニュースによると、この雪でけがをした人は、200人以上とか。休みの人が多い土曜日で幸いでした。平日だったら、もっと大混乱だったかもしれません。こんな日は、できればでかけないに限ります。センター試験初日だったので、受験生は大変だったでしょう。
NHKの夜のニュースでもトップでの扱いです。いつも不思議に思うのですが、東京に雪が降ると、テレビのニュースは大事件扱いですよね。他の地域では、今年の冬のようにかなりのの大雪ではないかぎり、ニュースにはならないのに。やはり、首都圏には人が多いせいでしょうか。たかが雪、と思っているのは、私ぐらいでしょう(笑)。北陸、東北と暮らしたせいで、ちょっとの雪では、驚かなくなってしまいました。
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2006/01/21
今週は実家に帰京です。帰りの新幹線に乗る前に、久しぶりに駅弁屋さんをのぞいてみました。暫く食べていなかったせいか、いつのまにやら「新製品」が登場しています。そのなかで気になったのが「仙山芭蕉めぐり」。芭蕉、というのが引っかかって、買ってしまいました。
かなりの豪華版です。せっかくですから(?)「おしながき」を紹介しますね。
・三陸産若布(わかめ)と山形県六浄豆腐の酢の物
・仙台名産笹蒲鉾梅肉のせ
・生麩の牛肉巻
・牡蠣と帆立のチーズ焼き
・紫蘇巻き胡麻揚げ
・卵焼き
・秋鮭の柚香焼き
・菊の胡麻和え
・煮物盛り合わせ
紅花寿司
・山形名物おみ漬け
・仙台名物小茄子漬け
美味しそうでしょ。この駅弁は、松尾芭蕉が訪れた仙台・山形地域をイメージしてつくったもの。また、宮城学院女子大と宮城大学の学生さんが、アイディアを提供してつくられました。弁当のパッケージには、2人の女子大生の名前が書かれています。
値段は1200円とちょっと高めですが、ユニークな味が楽しめる駅弁です。
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2006/01/20
仙台では、週刊誌の発売日が首都圏とずれがあります。例えば、「週刊朝日」は、首都圏では月曜日ですが、仙台では火曜日。同様に「週刊文春」と「週刊新潮」は首都圏では木曜日ですが、仙台では金曜日と一日遅れ。その一方で、漫画誌「コミックモーニング」は首都圏と同時発売の木曜日発売。
それが、今週から「週刊文春」、「週刊新潮」とも東京と同じ木曜日発売になりました。
朝、コンビニを通りがかったら、「週刊文春」を売っていて、?と思っていたのですが、ほんとそうなったんですね。これまで、全国紙の日経新聞には木曜に広告がのっていて、文春ユーザーの私は、悔しい思いをしてました。考えてみれば、新幹線で2時間足らずで着く距離なのに、発売翌日しか手に入らないのはおかしいなと思っていました。輸送費の問題などで、発売日にずれがあるようです。
10年ほど前、金沢に移り住んだ頃には、「週刊文春」は2日遅れの土曜日発売でした。(今はどうやら金曜日発売らしい)。今回、木曜日に発売になったのは、どの地域までなんでしょうか?ちょっと気になります。
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2006/01/19
仙台の我が家のそばにも、ラーメン屋さんが数多くあります。いろいろな店にいって、開拓せねばと思ってもついいつもの店にいくことが多い私です。この前の週末、久しぶりに仙台ですごしたので、メディアテークの帰りに「こうしゅう」にふらふらといってしまいました。
ご存じの方も多いでしょうが、ここは「にらなんばんらーめん」が名物です。とんこつベースのスープに、太麺。ここの白菜キムチとニラキムチを、自由に入れて食べるシステム。とんこつスープと、なんばんの辛さが、すごく合います。
味もこってり、あっさりを選べますが、いつもいけないとおもいつつ、こってり味を選んでしまいます。それに限定の「「大トロチャーシュー」のオプションを頼んでみました。このチャーシューが、かなりのボリューム。ちょっと堅めのチャーシューです。なかなかの迫力もので、癖になりそうです。
こうしゅう:仙台市青葉区木町通1-2-18
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2006/01/18
先日、コーヒー豆が切れたので、スタバに買いに。スタバのフード類は、美味しそうなもの多いですね。サンドイッチとかケーキ類とか。ただ、ちょっと高いのが難点かな。
お気に入りは、クロワッサンとシュガードーナツ。特にシュガードーナッツは、いいですね。たっぷり砂糖がかかったボリュームのある一品。カロリー高そうですが、ついつい買ってしまいます。特に出張で、スタバがあると、朝食にコーヒーとこのシュガードーナツの組み合わせですますこともあります。
他の店のドーナッツはあまり食べないのですが、これだけは別ですね。
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2006/01/17
昨年末、作詞家・阿久悠さんの特別番組でピンクレディーの映像が放映されているのをみて、つい買ってしまいました。
「PINK LADY LAST TOUR Unforgettable Final Ovation 豪華UFO型BOX版」です。昨年行われたピンクレディーのコンサートを納めたDVD。これがUFO型のパッケージに入ってます。
おまけに、ミーちゃん、ケイちゃんのフイギュア入りです。(あまり似てないですが)
内容は昨年(2005年)に、東京の国際フォーラムで行われたツアー最終コンサートの2ステージです。すでに47歳のオバサンのピンクレディー(自分たちでそういってます)に二人が、大熱演。
ペッパー警部、UFO、S.O.S、カメレオンアーミー、カルメン’77・・・、どれも懐かしいですが、でも古さは感じませ。ピンクレディーの楽しいコンサートが、たっぷり楽しめます。
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2006/01/16
東京では、写真関連メーカーが運営しているフォトサロンやギャラリーが、いくつかあります。富士フィルム、ニコン、キヤノンなどがやっているフォトスペースで、無料で写真展を楽しめます。
仙台にも、いくつかフォトサロンがあります。富士フォトサロン仙台、キヤノンギャラリー、ニコンギャラリー。このうちキヤノン、ニコンは残念ながら土日は休みです。富士フォトサロンは土日も開場。昨日、いってみました。
サロンでは、仙台で活動されている風景写真家・竹内正さんの写真展「彩影3」が開催されていました。全部で30作品が展示されています。特に様々な富士山の姿をとった「富士彩影」は、印象的な作品がいくつかありました。富士山をみていると、なぜか心が和みますね。
この富士フォトサロン、一昨年開設されたとのこと。定期的に作品展が開催されています。これからも、機会があればのぞいてみようと思います。
富士フォトサロン
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2006/01/15
昨晩は仙台では「どんと祭(どんとさい)」が、神社で行われました。松飾りやしめ縄などの正月飾りを焼く火祭りの行事です。この「どんと焼き」は、一般には、「左義長」とか「どんど焼き」と呼ばれていますね。東京育ちの私には「どんど焼き」が刷り込まれています。以前住んでいた金沢では「左義長」でした。「どんと祭」は宮城県での呼び名のようです。こう呼ぶのは、ここ宮城だけでしょうか?ちょっと気になります。
仙台では大崎八幡宮や東照宮で大がかりに行われるようですが、私は家の近くの「瀧澤神社」にいってみました。小さい神社ですが、暖かそうに火が燃えています。家に飾ってあった正月飾りを焼き、お参りして、神社の方から甘酒をいただきました。仙台での「どんと祭」初体験、ちょっと暖まりました。
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2006/01/14
今朝の日経新聞・東北経済版に面白い記事が載ってます。福島のいわきにあるスパリゾートハワイアンズは今月で創業40年。その40年の経済効果が累計で、なんと1兆6612億円(みずほ総合経済研究所の調査)。この数字は年間平均415億円で、昨年楽天イーグルスがあげた波及効果の209億円の倍です。入場者も、年間平均125万人で、これは山形県の人口に匹敵。すごいな、と思いました。
実は、このハワイアンズにはいったことありません。子供の頃は「常磐ハワイアンセンター」っていってましたね。当時は、「船橋ヘルスセンター」てのもありました。ここはいつのまにか無くなって、いまはららぽーとになってますね。でも、常磐ハワイアンセンターはしっかりやっていたんですね。ホームページをみると、なかなか魅力を感じます。また、常磐ハワイアンセンターの誕生時のエピソードをもとにした映画「フラガール」が製作されるとのこと。これも注目です。
公式ホームページには、スタッフが日々情報をアップするブログもあり、面白く書かれています。がぜんハワイアンズに行きたくなりました。
ハワイアンズWEB
ハワイアンズブログ
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2006/01/13
昨日、セブンイレブンにいったら思いがけいものに再会しました。「豆のサラダ」です。ちっちゃいカップに入った、豆とコーンがドレッシングで和えられたサラダです。ショーケースには「新発売」ってありました。でも、これ以前よく買っていました。仙台でも売っていたんですよ。知ってますか?
一昨年、この「豆のサラダ」がセブンイレブンの店頭から突然消えました。その時の顛末をこのブログにまで書いたんです。東京では売っているんですが、久しく仙台では店頭には並んでいませんでした。
このサラダ、独り者にはほどよいサイズ。酒の肴、朝ごはんの一品にと、とてもいいです。豆なので、ヘルシーですし。豆のサラダの復活、ちょっとうれしいです。
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2006/01/12
仙台の名物、牛タン。これを店で注文すると、必ず添えられるのが「南蛮味噌漬け」です。この南蛮とは唐辛子のこと。この唐辛子を味噌でつけたのもで、独特の味わいです。
唐辛子が丸ごとですから、そのまま食べると辛いです。この前、お土産に買ってみたのですが、さくがに家族は手をだしません。私も、酒の肴にいいかな、と思っていたのですが、実際食べてみると、辛すぎて肴にはなりにくいですね。やはり、ご飯と一緒に食べるのがいいみたいです。
でも、なぜこの南蛮味噌漬けが、牛タンと一緒にだされるんでしょうか。牛タンと一緒に食べると、確かに美味しい。不思議な一品です。
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2006/01/11
日経新聞の最終面は文化面です。ここにアートの「○○十選」というコラムがあるのをご存じでしょうか。美術に関わりのある人が特定のテーマを設定、そのテーマにあたる10枚の作品についての文章を綴るもの。いま、このコラムは作家・伊集院静の「読書をする人十選」が掲載されています。第一回はルノアールの「読書をする女」。そのあと、フラゴナール「読書」 、ジャルダン「画家ジョゼフ・アヴェドの肖像」、マネ「エミール・ゾラの肖像」と続いています。(今朝はなぜか載ってません)
伊集院静は、作詞家やユーミン、松田聖子などのコンサートの演出で成功した後、次の仕事として作家になるか、画家になるか迷って、作家になったとか。昨年、スペイン美術について書いた「美の旅人」を上梓しています。
伊集院静はどのようにして絵を見るのか?第2回のフラゴナールの回でこんな一文があります。
私の絵画鑑賞法は、絵画をただ見ればいい、それだけである。絵画は作品がすべてを語ってくれている。下調べも知識も必要がない。本物を見る方がいい。
いや、すごい言葉ですね。凡人は、こうはいきません。
これから、どんな絵を取り上げてくれるのでしょう。楽しみです。
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2006/01/10
甘い物が食べたくなったので、久しぶりの「銀座コージーコーナー」でケーキを買ってきました。東京の実家のそば、都立大学駅前にあります。庶民的な価格のケーキが多く、庶民のオヤジさんはたまに利用します。最近はスイーツとかお洒落に呼んだりしますが、ここはケーキと呼ぶのがピッタリ。
この店、首都圏はもとより仙台にもありますよね。昨年閉店した仙台駅前の「十字屋」にありました。十字屋の店舗がなくなり、私はコージーコーナーのケーキが買いづらくなりました。
仙台駅近辺には、気軽に買えるケーキ屋さんがなくて、単身オヤジはしかたなく、コンビニでデザートを買ったりします。パティシエがつくるスイーツもいいですが、気軽に買えるケーキもいいのでは、と思ったりしています。
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2006/01/09
東京芸大の図書館にいった帰り、久しぶりに西洋美術館によってみました。ここは美術ファンならご存じでしょうが、「松方コレクション」がその基礎になっています。美術館の前庭にはロダンの彫刻が置かれています。有名な「考える人」や、大きな傑作「地獄の門」があります。この彫刻、ロダンの真作だと知らない人、意外と多いのででは)(女房もそうでした)。ここだけでも充分、鑑賞の価値があります。
館内の常設展示も、久しぶりみたのですが、とても充実しています。ちょっとした美術館の企画展よりずっと見ごたえがあることを、再認識しました。17世紀以前にイタリア絵画から、印象派のルノアール、モネを経てから20世紀の抽象表現主義のポロックまで、絵画史を俯瞰するような作品が並んでいます。とても、短時間ではみられません。
ここにはルノアールが3点あるのですが、どの作品もいいです。特に「帽子の女」は魅力的です。女性のしばらく作品の前から離れなくなってしまいました。
白いドレスをまとった女性の、なにかを見つめるような表情。青、赤、黄色で構成された背景。そして女性がかぶっている白い帽子の、存在感。絵からはルノアールらしいふくよかさが感じられる素晴らしい作品です。
館内は来場者も多くなく、ゆったりと鑑賞できました。たまには、常設展を見にいくのもいいですね。
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2006/01/08
この連休は、東京に帰ってきました。大学の課題で、調べたいことがあり東京芸術大の附属図書館にいってみました。国立大学の図書館は、一般の人でも利用ができます。調べたい内容が「火鉢の歴史」とちょっと特殊なこと(笑)で、資料図書を探しにいったわけです。
上野の東京芸大構内に附属図書館があります。利用手続きは簡単です。受付カウンターで住所、名前を書くだけで、身分証明書の提示も求められませんでした。カウンターで対応してくれた女性は「どんな資料をお探しですか?」ときいてくれて、親切。
館内には、美術、音楽分野に絞られた蔵書が揃っています。この図書館のいいところは、かなりの点数の書籍が開架で探せること。開架部分の書籍冊数は先日いった武蔵美の図書館より多い印象です。かなり貴重と思える本もあり、美術資料図書館としての価値は高そうです。一般の人は、館外貸出はできませんが、コピーはとれます。
幸い、資料がいくつか見つかりました。この図書館、美術ファンならよく知っている大学美術館の向かい側にあります。展覧会鑑賞の前に、下調べ、という使い方もできそうです。
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2006/01/07
先日仕事で山形に行ったときに、会社の後輩(彼は山形出身)が「美味しい味噌ラーメンたべませんか」と連れていってくれた店が「龍上海」。ここは「赤湯味噌ラーメン」が有名らしいです。さっそく大盛りを注文。
赤湯から味噌ラーメン:700円(大盛り900円)
ラーメンの真ん中に辛味噌が乗ってます。これを味噌スープに溶かして、食べるのがポイントですね。このほか、キャベツ、ニラ、ねぎ、メンマ、チャーシューがトッピングされてます。麺は太い、縮れ麺。ラーメンのスープは、かなり油が乗っていて、辛味噌と太麺の三重唱で、かなりのボリューム。でも、美味しいですよ。
「龍上海」は山形県の赤湯本店など、県内に7店舗あります(私は山形駅そばの店にいきました)ネットで調べてみたら、先月から新横浜の「ラーメン博物館」にも出店していて、なかなか人気店のようです。
ぜひ、お試しください。
龍上海WEB
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2006/01/06
昨日から仕事始め。仕事がら、挨拶回りです。その後、会社の人と、初もうでにいってきました。会社関係で初もうでにいくのは、ほんと久しぶりですね。
20年以上前、今とは違う会社にいたころ、福岡で仕事をしていました。その頃の仕事始めの日は、女の子はみんな和服で出社です。20人足らずの小さな部署でしたが、全員で初もうでに行った記憶があります。仕事始めの日は、ほとんど仕事らしいことしなかったと思います。はやばやと、新年会に突入していたのでは。最近はそんなのんびりしたこともなくなりましたね。初日からいきなり仕事モードだったりします。
ちなみに初もうでにいったのは、大崎八幡宮。ここは国宝に指定された建物ですが、はじめていきました。会社関係に参拝者が目立ちました。ここで面白いものを発見。「扇子おみくじ」です。小さい扇子型のおみくじ。
大吉でした。今年はいいことあるかもしれません。
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2006/01/05
うちの会社は、今日が仕事始め。昨日の夜、東京から仙台へ。お節にも飽きたので、家族と銀座にでも出ようと思ったのですが、息子が部活と塾で外出。残念ながら、夕方ひとりで東京駅に。あらかじめ買ってあった新幹線が19時ちょっと前のものだったので、腹ごしらえに銀座で途中下車。ふと思い立って、以前よくいった数寄屋橋の「支那麺 はしご」にいってみました。久し振りです。
ここ「支那麺」と名乗ってますが、おすすめは担々麺です。メニューをみると、担々麺は「普通、中辛、大辛」が選べます。前は、辛さ選べたかな?中辛を選んでみました。
酸味がきいた独特の味に細麺は、相変わらずの美味しさです。中辛といってもそんなに辛く感じません。
寒い夜に、体が温まる一杯です。
☆「支那麺 はしご」 銀座・数寄屋橋の東芝ビルの地下です。
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2006/01/04
東京のいくつかの公立博物館や美術館は、正月2日から開館しています。東京国立博物館は「博物館に初もうで」と題し、お正月のイベントをやっているので、みてきました。
本館(日本ギャラリー)では、「犬と吉祥の美術」と題された特別展示が行われています。今年の干支の戌(犬)を描いた作品と、吉祥をモチーフにした作品を集めています。古墳時代の埴輪犬から江戸時代の絵画、明治時代の見事な打掛まで51点。中でも円山応挙の「朝顔狗子図杉戸」はちょっと太めの犬がかわいいです。
東洋館でも中国の吉祥図と、朝鮮の吉祥になんだ漆工・陶磁などを展示。ここでは、中国の清時代の「花卉図」が見事です。華やかな色合いに魅せられる作品。また、明時代・景徳鎮窯の「黄地緑彩寿桃文角皿」は小品ながら黄と緑の色が鮮やかな作品です。
博物館内では和太鼓の演奏、獅子舞、クラリネットコンサートなどいくつものイベントが行われていました。来場者も多く、外人さんの姿もみかけました。この新春を飾る博物館の企画、いいと思いますね。
正月から、吉祥図をいくつもみて、今年は縁起がよさそうです。
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2006/01/03
年の初めのは「今年はいいことあるかな」と誰しも思いますよね。初詣にいけばおみくじをひいて、今年の運勢が知りたくなります。巷には、和洋東西、新旧いろんな占いがあります。
私は、わりと占い好き。毎日、いくつかのテレビ番組とかインターネットの占いをはしごしてたりします(苦笑)。年のはじめに、必ずみるのが「日刊スポーツ」の『0学占星術』。ご存じのかたも多いと思いますが、この0学占いは生まれ年と日から、12の支配星に分けて運勢を判断するものです。私は水星で、今年の運勢は「充実年」と、まあまあです。同じ水星には小泉首相がいたりします。
まあ、占いなんて当たれば、そうだったかなくらいのものですからね。今年の運勢、当たりますか?
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2006/01/02
元旦の昨日は、エディ・バウァーで福袋を買ったあと、初詣に。うちは、地元の目黒不動へいくのが恒例です。午後3時過ぎにいったのですが、そんなに人出も多くなく、すんなりお参りができました。前は、もっと混雑していたような記憶があるのですが。
正月らしさって、最近変わってきていますね。子どもの頃は、お店とかは正月3が日はおもちゃ屋以外はお休みで、3日間おせちを食べなければいけませんでした。パンとかが食べたくなるので、暮れのうちに買い込んでおいたものです。おせちも、我が家は女房と母親が作ってくれますが、手作りしない家庭もあるのでは。
お店にしても、近所にある東急ストアとか、ダイエーといったスーパーは元旦から営業してます。デパートなどもほとんど今日から始まるようです。
和服姿もあまり見かけなくなりました。うちの父親も、正月は和服着ていましたね。私など、和服そのものをもっていません。
正月らしさは、少しずつ薄れていっているのでしょうか。
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2006/01/01
明けましておめでとうございます。
曇り空の元旦、初日の出はみられたのでしょうか。オジサンはおせちを肴に、朝からお酒を飲んで快適です(笑)。
新春というと、「福袋」というのがありますね。実は、私この福袋買ったことがないんですよ。うちの親が、なぜかそういうものを買う習慣がなく、また女房も同じで、これまで福袋に縁がなかった。いや、我ながら不思議。
今年は地元(自由が丘)のエディ・バウァーで、初めて福袋買ってみました。エディ・バウァーではHAPPY BAGとして売ってます。11時開店なので、その10分前に店に到着。すでに50人以上が並んでました。
出遅れたせいで、オトコ物のLサイズは売り切れ。Mサイズと子供用にXLサイズと、女房はLサイズをゲット。
気になるオトコ用のMサイズの中身は、冬物のジャンパー、ハーフコート、ベスト、Tシャツ、それがけっこうしかっりしたトートバッグに入っています。これが一万円!お買い得かも。
銀座とか、新宿のエディ・バウァーは明日から営業。ぜひお試し(?)ください。
本年もこのつたないブログをよろしくお願いします。
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