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2005年11月

2005/11/30

時がたつと、味わいが変わるビール

先日、女房からビール好きの単身赴任オジサンに連絡が入りました。アサヒビールで、ちょっと変わったビールが発売されるとのこと。『刻刻(こくこく)の生ビール』は、時が経つにしたがって、味わいが変わっていく生ビールらしい。アサヒビールのWEBによると、「びん内2次発酵」という技術をつかって、びん詰め1週めまでは豊かでまろやかな味わい。2〜めはまろや4週かな味わいがまし、香りも楽しめる。5〜8週めには華やかな香りが増し、あと味のすっきり感も楽しめる。なかなか珍しいビールですね。
この『刻刻の生ビール』は、今日から北海道と東北地区のみで限定先行発売されるとのことですが、昨日夜、セブンイレブンによったらもう売っていたんで(これってフライングですか)、さっそく2本買ってきました。
製造は11月中旬の刻印があったので「豊かでまろやか」期間ですが、以外とすきっり味でした。もう1本は、いつ飲みますか。

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2005/11/29

単身赴任と、クリスマス飾り

IMG_4262街はすっかりクリスマスの風情ですね。クリスマスツリーとか飾られていて、綺麗です。単身赴任者宅では、ツーリーを飾るなんてことはしませんが、今年はクリスマスリースを買ってきました。この前の休みに、仙台駅前のロフトで、2520円なり。小さいリースですが、部屋に飾ったら、なかなか楽しい気分になりましたよ。
ちなみにわが家の大家さんは、季節感を大事にされるかた。一階のエントランスには、サンタさん(この人、昼間は電動で歌ってます)や、クリスマスツリーなどの飾りがいっぱいです。
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今年のクリスマスイブは土曜日なので、単身赴任の私も、家族とご馳走やケーキを楽しめそうです。

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2005/11/28

創造的な「仙台芸術遊泳」

今月から来月にかけて、せんだいメディアテークを中心に「仙台芸術遊泳」と題されたイベントが各所で行われています。これは宮城県内の美術館、大学、NPO法人などが、視覚芸術振興に関するさまざまな活動を行うアートプロジェクトです。正式には「せんだい視覚芸術振興くみあい―SCAN:Sendai Contemporary Art Network―」が運営してます。
以前、宮城県美術館で学芸員さんとお話したとき、「宮城県美とメディアテークの連携は?」とお聞きしたら、積極的な連携はとれていない旨のことをおしゃっていました。たとえば、近代美術を扱う県美術館と、現代美術を守備範囲とするメディアテークが、有機的に連携できらたいいな、前から思っていました。この、「仙台芸術遊泳」は、宮城県内の文化機関や大学が相互に協力しながら、芸術振興しようというものですから、かなりクリエイティブな試みです。
昨日はせんだいメディアテークで、アーティストの金沢健一さんの彫刻とかかわりながら、子どもや大人が参加するワークショップが行われていました。「コラボアートラボ」と題されたイベントは、金沢さんの作品「音のかけら」を中心に、宮城教育大学の方や、教員の方がサポートしながら、子どもや、大人がさまざまな表現をつくりだすもの。すこしだけのぞいてみたのですが、参加者の方はとても楽しそうでした。

金沢さんによるパフォーマンス
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「仙台芸術遊泳」は、このワークショップ以外にも、楽しいアートイベントがいくつもあります。これからの地域アート振興にとって、大きな試みだと思います。

仙台芸術遊泳WEB

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2005/11/27

「ちばき屋」のランチセット

仙台駅の東口にラーメン屋「ちばき屋」があります。この店、東京の本店は、有名な店らしいですね。仙台の店は、かなり目立たないところにあり、行列ができるというほどではありません。
昨日、昼飯に久し振りにいってみました。ここは細麺、あっさり醤油の「支那そば」が基本メニュー。ランチには、セットメニューがあります。前来たときにはなかった「支那そば+炙り焼豚寿司」のセットがあります。この炙り焼豚寿司にひかれて、注文。
炙り焼豚寿司は、ご飯を焼豚で巻いた押し寿司ふう。味のバランスがよく、美味。支那そばとよくあいます。この炙り焼豚寿司は、持ち帰りでも販売しています。ラーメン屋らしからぬ一品です。

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2005/11/26

Madonnaのダンスアルバムはすごいです

IMG_4235この前の休みに、久し振りにHMVに寄ってみたら、マドンナの新作を見つけました。「最近はどうしてるかな〜」と思って、ジャケをみてみると、なかなかハデな姿を披露してます。店のPOPに『50近いオバサンとは思えないサウンド』なんて、お褒めの言葉(?)が書いてあり、おもわず買ってしまいました。マドンナって、いくつなのと調べてみたら58年生まれですから、今年47歳ですか。
Confessions on a Dance Floorとタイトルされたアルバム。タイトルは「ダンスフロアーでの懺悔」とでも訳せばいいのでしょうか。全編、ダンスミュージックで、パワフルなボーカルを聴かせてくれます。確かに47歳の歌とは思えない力強さがあります。また、マドンナのチャームポイント、甘い歌声も健在。オジサンには、最近のダンスミュージックは、刺激的すぎてちょっと抵抗がありますが、このアルバムは、ちょっとレトロなサウンドで、すんなりのれます。
マドンナといえば、あのLIKE A VIRGINで登場したのは、もう20年以上前。いまだ、進化を感じさせるアルバムです。

☆マドンナのニューアルバムのファンにTBさせていただきます。

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2005/11/25

イージオーダーのスーツ

IMG_4230最近はIT系の人々はノーネクタイ、ノースーツの人も多いですが、私の仕事だと、背広は必須です。スーツを着なければいけない人は、どこで買われているのでしょうか?先日、久し振りにスーツ作りました。私は、最近はもっぱらイージオーダーです。「イージオーダー」というと、高いでしょ、っていわれることも多々ありますが、そんなことはないです。あくまで「イージオーダー」ですから、店を選べば、いわゆる「吊し」と同じくらいで作れます。
自慢ではありませんが、体型がちょっと変わっているので、既製服ではぴたっとあいません。それもあり、もっぱらイージオーダー派です。愛用しているのは、東京のデパート、大丸。頻繁に催事場で「イージオーダー2着セール」みたいなのをやっていて、2着で5万円ちょっとで作れます(これが高い、っていわれるとどうしようもないですが)。また専門店でも、けっこう安かったりします。
また、ワイシャツも最近はオーダーしてます。これも、店をさがせば、一枚4千円くらいで作れます。体型の悪い私は、ワイシャツも既製品ではぴったりしません。なにせ、首まわりはLサイズ、袖丈はMサイズというアンバランスな体型です。ほんと不経済な体です。
ともあれ、オーダーもうまく使えば、かえって経済的かもしれません。

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2005/11/24

早くも仙台いちごを食べました

季節の上では小雪を過ぎ、これからが寒さ本番の季節。でも、果物屋さんにははやくも「いちご」が並んでいます。一番町のいたがきには、仙台産のとちおとめが。

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550円とちょっと高かったですが、買ってみました。ちょっと冷蔵庫で冷やして食べてみると、酸味がちょっと強いかなと、と感じますが、美味しいいちごです。
まだ、果物屋さんの店頭にはラ・フランスや柿が並んでいるのに、はやくもいちごとは。季節感がなくなってしまいます。

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2005/11/23

岩手・早池峰山のエーデルワイン

今日は勤労感謝の日でお休み。水曜の中休みもいいですね。昨晩は、買っていたワインを飲んでみました。東北地方にも、いろいろ地ワインがあります。飲んでみたのは、エーデルワインというワイナリーの産、「コンツェルト」の赤です。このワイナリーは岩手県・早池峰山麓(はやちねさんろく)の大迫町(おおはさまちょう)にあります。
このワイン、1000円ほどの手軽なワインでですが、味はかなりのものです。中辛口で、素朴な味わいと香りが感じられます。
こんどは、白、ロゼを試してみようと思います。

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エーデルワインWEB

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2005/11/22

来年の手帳を探して

早いもので、今年もあと40日ほど。年賀状作り、カレンダーの購入と年末年始のイベントが迫ってきます。そのイベントのひとつに手帳の購入もあります。今年は、どうやら手帳ブームですね。毎年、同じものを使っているとか、会社のものですましているとか、はたまたPDAを使っている人は、手帳で悩まないでしょうが、今年は心機一転(?)、新たな手帳を使ってみることに。私は久し振りにシステム手帳を使うことにしました。
リファイルをさがしに、仙台のロフトにいってみたのですが、残念ながらあまり種類がありません。仕方ないので、東京に帰った時に、新宿の東急ハンズにいきました。リファイルコーナーはすごい混みようです。苦労しながら、やっと選びました。一週間が見開き2ページで、時間が刻まれているタイプ。このタイプはどのメーカーでもあるのですが、デザインでASHFORDのものにしました。
さて、来年はどんな年になるのやら(ちょっと気が早いですか)。

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2005/11/21

膨大な展示に圧倒される「北斎展」

前から見にいきたいと思っていた「北斎展」に、やっといってきました。この美術展、約500点の作品をみせる膨大な企画。すべての作品を展示できないので、会期中展示替えをしながら、みせてくれます。とはいっても常時300余点は展示しているので、それだけでもすごい点数です。比較的みるのが早いほうの私でも、2時間近くかかりました。
葛飾北斎とは、「冨嶽三十六景」を代表作とする江戸時代の浮世絵師、くらいの認識しかなかったのですが、作品を見ていくうちに、その認識が間違いだったことを思い知らされました。北斎は浮世絵師の枠を超えた、江戸時代の代表的日本画家といっていいのではないでしょうか。
多色刷りの浮世絵「錦絵」が完成されていた時代に活躍した北斎の浮世絵には、およそ版画とは思えない精巧さ、表現力の豊かさ、構図の妙味で魅了されます。
また肉筆画は、版画では表現しきれない微妙なる色遣い、細やかな表現で描かれ、北斎の才気を充分に感じ取れます。
印象に残った作品はいくつもあるのですが、心に引っかかったのは「三国妖狐伝 第一班足王御てんのだん」。天竺、唐、日本の三国で絶世の美女になりすまし国家滅亡を謀る九尾狐の伝説物語の読本のために描かれた挿絵ですが、ちょっと異質な作品。構図は絵巻風でもあり、現代なら横尾忠則あたりが描きそうな趣きの一作です。

残念ながらメトロポリタンの「グレートウエーブ」は見損ないましたが、傑作は「富嶽三十六景」だけではありません。その質、量ともに圧倒される美術展です。会場では、高校生から年配の方まで、幅広い年齢層の数多くの来場者が熱心にみていました。また、外人の方も多かったですね。
日本の代表的な美術分野である浮世絵。北斎の作品をみるためにこれだけ多くの人が足を運ぶことに、美術ファンの質の高さを感じ、これらの美術ファンのひとりでも多くの人が、有名ではないアーティストの美術展にも足を運ぶようになってくれればいいのに、とも思いました。

ともあれ、北斎展、必見です。

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2005/11/20

駄菓子らしくない「仙台駄菓子」

dagashi1仙台のお土産品のひとつに「仙台駄菓子」があります。初めて、お土産に買ってみました。駄菓子というと、子供のころ買った、安いお菓子ですが、この「仙台駄菓子」はもうちょっと高級なもの。遠い昔に松島湾に漂着した「南京人」から伝えられたのが「仙台駄菓子」の始まりとのこと。歴史があるお菓子なんですね。
駄菓子が7袋はいった詰め合わせを買ってみました。でれも、ふつうはあまり見かけない感じのお菓子です。まずは、ピンク色のかわいいお菓子を食べてみたのですが、ふわっとした歯触りに、甘酸っぱい味。不思議な食感です。
食べるのが楽しい「仙台駄菓子」です。

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2005/11/19

ニュースを再発信する新雑誌:クーリエ・ジャポン

一昨日、新雑誌「クーリエ・ジャポン」が創刊されました。版元(出版社:講談社)はかなり気合いがはいっているようで、発売前日と当日の2日連続で朝日新聞に全面広告を掲載。その広告、一日目のヘッドコピーは『アメリカだけが、「世界」でしょうか?』、二日目は『この雑誌は、売れるだろうか。』。どちらも、この雑誌の編集長のメッセージがメインの広告。
そもそのこの「クーリエ・ジャポン」はその名の通り、フランスを代表する雑誌「クーリエ・アンテルナショナル」の提携誌。本家「クーリエ・アンテルナショナル」はフランス語圏の知的エリートから絶大なる支持を得ている雑誌だそう。編集方針は「世界中のメディアから記事を集めて編集する」。これって編集方針ですか、って思います。メディアの基本は、自ら取材することではないの?と素朴な疑問がわきます。
「クーリエ・ジャポン」を読んでみると、本家「クーリエ・アンテルナショナル」を和訳したもの、っていう印象ですね。要は、世界中の他のメディアを再編集しているだけのような気がしますよ。記事の中では、村上春樹の特集は面白かったですが、全般的には他メディアの再録ですから、なにかピントときません。
朝日新聞の広告で『アメリカだけが、世界でしょうか?』の本文にこんな編集長の一文がありました。

誤解のないようにいっておきますが、クーリエは決して反米ではありません
わたし自身、ハンバーガーけっこう食べます。スタバ大好きです。
iPod、忙しくてなかなか買いにいくことができずにいますが、欲しいです。

この一節、ちょっとずれている気がしたのですが、どうでしょうか?

COURRIER

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2005/11/18

ボジョレーヌーボーの不思議

昨日のブログはボジョレーの話題でもちきりでしょうね。昨日から、幸い東京で仕事。昨日の夜は、この日解禁のボジョレーヌーボーを買って、家で味わいました。東京駅の大丸で買ったのは、「ポールボキューズ」のボジョレーヌーボーです。

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ワインは久しぶり。ふだん、ひとり暮らしのため、ワインはあまり飲みません。一本、ひとりで飲むのは大変です。
日本人って、ボジョレー好き。全世界のかなり量を消費しているようです。すっかりこの時期の風物詩(?)として定着してしまった感じがします。いつもは、ビールとか焼酎とか飲んでいるのに、この時期だけは、なぜかワイン。なかなか不思議なものを感じませんか?

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2005/11/17

味噌らーめん好きにおすすめ:味噌蔵 壱麺

昼御飯に急にラーメンが食べたくなって、会社のそばの味噌ラーメン専門の店にいってみました。「味噌蔵 壱麺」です。この店、表通りに面していないのですが、昼時は繁盛しています。
この店のラーメンはあっさりの白味噌ラーメンと、こってりの赤みそラーメンがメイン。あとつけ麺もあります。注文したのは、こってりの赤味噌ラーメンと餃子です。
餃子は、口に運ぶと、肉汁がじわっとでてきます。

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おすすめ赤味噌ラーメンは、正統派の味噌です。そんなこってりでもありません。

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これからの季節には、暖まる味噌ラーメンがいいですね。

味噌蔵壱麺:仙台市宮城野区榴岡3-7-16


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2005/11/16

仕事中毒を勧める新雑誌「ゲーテ」

雑誌が新しくでるとつい買ってしまう私です。先週末、日経新聞の広告で知った「ゲーテ」と名付けられた雑誌を購入。この「ゲーテ」は書籍では話題の本を多く出している幻冬舎の発行です。
表紙には「24時間仕事バカ」とあります。サブコピーには「仕事が楽しければ人生も楽しい」。それはごもっともです。この雑誌、30代から40代前半あたりをターゲットにしているようです。ページをめくってみると特集は「ビジネスホリックが世界を変える」です。一昔前には、仕事中毒は悪者扱いでした。いまワークホリックを勧めることは、ちょっと新鮮です。最近の男性誌は、趣味系が全盛です。「おとなのOFF」「おとなの週末」「一個人」と、オジサン系雑誌は趣味に走っています。これに対し、この「ゲーテ」は仕事一筋を主張します。なにせ村上龍の巻頭エッセイは「無趣味のすすめ」です。あくまで、仕事をしろということですね。
コンセプトはいいと思いますが、雑誌の出来はちょっと地味かな、という印象です。「ゲーテ」のこの号は、パイロット版みたいな位置づけで、正式には来年2月からスタートするようです。次号には、更に期待したいところです。

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2005/11/15

男性の家事と弁当作り

先週末、ネットを賑わせたちょっと寂しい仙台の話題がありました。仙台市が募集している「男の家事大賞」の応募が少ないとか。「河北新報」のネットでの記事kolnetから引用させてもらいます。

収納上手や料理名人など、家事が得意な男性を「家事の達人」として認定する仙台市の「男の家事大賞」への応募が集まらず、関係者が気をもんでいる。家事や育児に奮闘する男性のエッセーやアイデア、写真などを募集しているが、応募は10日現在で2件だけ。このため当初、18日だった締め切りを30日まで延長することにした。

こんな大賞があるのは、もちろん知りませんでした。昨年は57件の応募があったそうですが、今年はわずか2件。仙台の男性って、家事が嫌いなんですかね?でも、こんな「男の家事大賞」とかやっても、男どもの家事への意識が高まるとも思えません。だって家事って、なにか見返りがあるからやっているのではないので、それを賞とかもらって褒められても、私だったらうれしくはないですね。単身赴任の身としては、家事とされることはすべてやらねばいけません。洗濯、料理、掃除、ゴミ出し・・・。

先週から昼飯に弁当を作って持っててます。とはいっても、仕事が内勤ではなく、外出や出張も多いので、週に1,2回しか持っていけそうにないですが。弁当持参の理由は、いくつかあるのですが、それはさておき、弁当作るのって思っていたより手軽です。もちろん手をかければきりがないのですが、冷凍食品をうまく使ったり、前日の夕飯に食べきれなかった総菜とかを利用すれば、簡単にできます。「単身赴任者大賞」があったら、応募しますよ(笑)。

昨日もっていった簡単弁当です。
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仙台市では「男性の一日平均家事時間を5年間で30分増やすよう数値目標を掲げ、男性の家事参加を促すキャンペーンに取り組んでいる」そうですが、家庭の事情は、それぞれ違うのだし、総論的に男の家事時間の増加を促進するのは、どうかなと思いますね。

男の家事大賞WEB


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2005/11/14

活気あるせんだいアートアニュアル

せんだいメディアテークで「せんだいアートアニュアル」が開催されています。このイベントは、全国から美術、映像など作品のジャンルを問わず広く出展を募集する公募展です。今年で5年目、今回のテーマは「至福のとき」。メディアテークの5,6階のギャラリーに作品が展示されています。
作品は、圧倒的に若者のものが主流のようです。古典的な油彩も少しはありますが、圧倒的にインスタレーション、インタラクティブアート、ビデオアートなど、コンテンポラリー系の作品が占めています。
なかなかオジサンには理解しがたい作品も多いのですが、気になるのものがありました。

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「マイティジャッックと海底軍艦」と題されたオブジェです。作者はどんな人なんでしょう。海底軍艦知っている世代は、かなりの年のはずですが・・・・。

一昨日は審査員による公開審査。審査員の一人に明和電機さんも。会場内で、例のいでたちで熱心に、また楽しそうに審査されていました。

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コンテンポラリーなアートをみるのも、刺激があっていいですね。

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2005/11/13

美しい力を感じるパウラ・モーダーゾーン=ベッカー

昨日から宮城県美術館ではじまった、「パウラ・モーダーゾーン=ベッカー:時代に先駆けた女性画家」展をみてきました。「儚くも美しき祝祭」とサブタイトルがつけられているとおり、パウラは1876年にドイツ・ドレスデンに生まれ、わずか31歳で夭逝した女性画家。
パウラの絵は、ほとんどが油絵の具ではなく、油性のテンペラで描かれています。また支持体(絵を描くもの)も、キャンバスだけでなく、厚紙が多く使われ、絵からうける感触が独特です。パウラの絵を見るのは初めてなのですが、会場に並べられた絵をみていると、女性を描いた作品が多いことに気づきます。少女、子供、母と子、老女など、それぞれの構図、色彩を凝らして描かれています。
「白いシャツを着て座る少女と裸で立つ少女」では個性的な表現で描かれた二人の少女の顔が、印象的な作品。また「膝に子どもを抱く母」は、全面がブラウンの色彩で塗られ、少し恐ろしい存在感の絵です。
「膝に子をおき左向きに座る女」では、描かれた女の赤と黒の衣装の色彩的対比と、塗りつぶされたような顔が、何かを訴えかけているようです。
パウラの描いた女性の絵をみていると、迫ってくるような力を感じます。彼女の短い生涯ゆえ、一枚一枚の絵に、類い希なる力が込められていたためなのでしょうか。絵の前から離れられなくなる力がありました。

美術史的には、ドイツ表現主義の先駆者と位置づけられるパウラ・モーダーゾーン=ベッカーですが、まとまった回顧展は日本初とのこと。美しいパウラの絵に出会え、素敵な時間を過ごしました。

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この美術展、来年には神奈川近美、栃木県美に巡回します。
詳しくはWEBで

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2005/11/12

東北では「絵入り年賀状」は各県バージョン

IMG_4116一年は早いですね。もう年賀状の季節になりました。仙台の中央郵便局に年賀状を買いにいったところ、絵入り年賀状についてちょっと面白いことを発見。この絵入り年賀状、裏面の右下に絵が入っているもので、以前からありました。東北地方は、6県のすべてのバージョンがあります。ゆうびんホームページで調べてみたら、各県ごとの絵入り年賀状があるのは、東北地方だけです。ほかの地区は中国版とか、近畿版とかもっとくくりが大きい。
年賀状には各県ならではの自然の絵が印刷されています。たとえば宮城県は、「早春の蔵王桃の花」。秋田県は「秋田犬の親子と早春の白神山地」。年賀状ならではのオーソドックスな絵です。この絵をかいているのは、東北バージョンすべて、古山拓さん。WEBで拝見すると、岩手の生まれ、仙台で活躍されているイラストレーターさんです。
この絵入り年賀状、うちの母親は使っているのですが、需要は減っているのでしょうか。昨年は全国バージョンもあったようなのですが、今年は地方版のみ。やはり、主流は自分なりの年賀状を印刷することなんでしょう。

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2005/11/11

レトルト・牛タンカレーのお味

日経新聞の毎週土曜の別刷りの『NIKKEI プラス1』は、なかなか楽しめます。特に1面の「何でもランキング」はテーマによっては楽しめる企画。この前の土曜日のテーマは「食べたいご当地レトルトカレー」。この企画では、「月に3回以上レトルトカレーを食べるという全国の男女1039人を対象に、10月下旬にインターネットで調査」したランキングとか。
ともあれ、ランキングをみてみると、
一位 松阪牛ビーフカレー(愛知県)
二位 たらばかにカレー(北海道)
三位 米沢牛ビーフカレー(山形)
につづき、四位に「牛タンカレー」が。この牛タンカレー、仙台駅にいくといろんな牛タン屋製のものがある。いつもそそられるのだが、値段も安くないので買ったことがありません。このランキングで紹介されているのは、仙台の有名店のひとつ「べこ正宗本舗」の牛タンカレー525円也ですが、高いものは1000円近くします。
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とはいっても、この記事を見て、牛タンカレーが食べたくなったので、仙台駅地下の食品売り場で買ってみました。
市内のハッピー亭というメーカーのもので、400円です。
さっそく夕ご飯に食べてみました。

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けっこう牛タンもいっぱい入っていて、おいしゅうございました。でも、いつも味わえる値段ではないですね。

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2005/11/10

八戸で見つけた「菊巻き」

昨日は仕事で八戸へ。メインストリートの、さくら野百貨店のそばに、露店があります。おばちゃんたちが、リンゴとか、野菜とかを売っています。そこをながめていたら不思議なモノを発見。「菊巻き」という、のり巻きみたいな食べ物。

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珍しくて、買ってみました。うちに帰って、ネットで調べてみると、この「菊巻き」は三八地区(青森県南部地区)の郷土料理なんですね。地元の特産の阿房宮という食用菊をつかったもの。大根、人参、高菜の塩漬けをこの阿房宮で巻いたものです。
食べてみると、ちょっと塩気が強い感じで、寒い地方の郷土料理らしい味です。でも、菊の阿房宮は、しっとりしていて美味しいです。
地域によっていろんな料理があるんだな、と感じました。

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2005/11/09

新聞カレンダーの絵画

新聞を家庭に配達してもらっていると、月一回カレンダーが付いてきませんか?日経や朝日新聞では、一枚のカIMG_4095
レンダーが月末近くに新聞と一緒に入ってきます。東京の実家では、冷蔵庫の扉に貼って、スケジュールとか書き込んでいます。
仙台の家では、寝室の戸に貼ってます。書き込んでいるのは、毎朝のジョギング記録(何分走ったか)と、自炊記録です。自炊記録というのは、毎週11回以上を自炊することを目標としているので、自炊の食事だったら○をつけているもの。
仙台では日経新聞を取っているのですが、カレンダーは宮城版になっていることに最近気づきました。カレンダーの左上には、毎月絵画がのっているのですが、これは宮城の画家さんの作品なんです。地元で活動していらっしゃるアーティストさんが2ヶ月くらいの単位で、入れ替わりカレンダーを飾っています。風景画、静物画が多く、毎日みるのにはいいようです。
今月は吉田絹枝さんの「みのり」。季節感も感じられていいですね。なかなか気の利いた企画だとも思います。

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2005/11/08

かわいい「アルプス乙女」

昨日、盛岡にいったとき果物屋で、かわいいリンゴを見つけました。「アルプス乙女」という姫リンゴです。

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このリンゴ、ネットで調べたところ、その起源は「ふじ」と「紅玉」の混植園で発見されたものらしいです。アルプスという名前の通り、長野が主産地です。でも買ってきたのは岩手産。16個で200円でした。
私は初めてお目にかかりましたが、これ、縁日でおなじみの林檎飴に使われるとかで、食べられるそう。冷やして食べてみましたが少し甘みが薄いですが、ちゃんとリンゴの味です。かわいらしいミニリンゴですね。

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2005/11/07

単身赴任と、おでん

なんか奇妙なタイトルですが、11月に入り少しずつ寒さが近づいてくる気配。そんななか、単身赴任の身で、なかなか食べれないものは、いくつかありますが、「おでん」はその代表的なものではないでしょうか。昨日の夜、東京の実家の夕食はその、おでん。いいですよね、この時期のはぴったり。お酒も進みすぎて、困ります。
最近は、コンビニでも気軽におでんを買うことができ、お味もなかなかですが、冷静に考えると、ちょっと高いです。やはり鍋にいっぱい入ったおでん、食べたいですよね。単身赴任者にとっては、たまにしか食べられないものかもしれません。

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2005/11/06

「北斎展」のおもしろい仕掛け

芸術の秋らしく、この時期東京では見逃せないような美術展が目白押しです。上野の東京国立博物館で開催されている「北斎展」もそのひとつ。昨日、新聞にはいっていた折り込みに、この企画の広告があり、眺めていたら面白いものを見つけました。『北斎壁紙十選!』で、携帯の待ち受け用の壁紙が無料でダウンロードできる企画。QRコードで読み取ると、携帯の北斎展サイトにいけます。そこで北斎の壁紙が10種類用意されていて、ダウンロードできます。こんな感じで、いいでしょ?(北斎展のWEBに情報がのってます)

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この壁紙は、100円割引のクーポンになります。これも気が利いた企画です。
もうひとつ気が利いた企画があります。2回券というのが販売されています。この北斎展、海外から500点をこえる作品がきていて、どうやら一回ではすべてみられないためもあるのでしょう。通常大人は1500円ですが、2回券なら2700円です。2回いかないでも、奥さんと彼氏とかといってもいいですよね。

ともあれ、この北斎展はその規模からみて、見逃せない美術展です。はやく、見にいかねばいけません。

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2005/11/05

一年ぶりの、ラ・フランス

rafurannsu11月に入り、仙台はめっきり涼しくなってきました。晩秋を感じる季節です。この時期、果物屋さんに並んでいるラ・フランス。10月の終わりから、一ヶ月ちょっとしか味わえない、貴重な果物です。
先週末、仙台の朝市にいって女房の実家と、東京用に一箱づつ送りました。このラ・フランス食べ頃が難しいです。買った時にきいたところ「一週間から10日くらいで食べ頃」っていわれたので、さっき朝食のとき、食べてみたのですが、まだ、ちょっと固かったです。
この時期は、りんごも東北各地のものがあり、それぞれの味が楽しめます。最近は、旬を感じるが少ないですが、仙台で暮らしていると、果物にも季節を感じるられ、ちょっと幸せな気持ちになります。

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2005/11/04

大人のオフは、美術館ですか?

IMG_4022日経新聞の広告で目にとまり、つい買ってしまった本「おとなの美術館」。これ、月刊誌の「日経おとなのOFF」の掲載されたものを再編集したムックです。表紙には「気持ちのいい美術館をすべて見せます!」とあります。わざわざムックにするぐらいですから、美術館にいくおとな、多いのでしょうか。
美術館にいって思うのは、来場者が二極化しているな、ということ。特に企画展だとその内容によりますが、名画系の企画展だと、来場者は若い人と、比較的年配の人が多いですね。30代から40代で、特に男性は少ないな、と思います。やはりその世代は、美術館にいく暇がないのでしょうか。
美術館には、子供を連れて気軽にいける環境があるといいのですが、日本では、まだまだその環境は整っていないところも少なくないようです。

ちなみのこの本では、「日本の美術館ベスト100」を選んで紹介しています。この中には、宮城県美術館は入っていますが、私が好きな宇都宮美術館、目黒区美術館は入っていません。ちょっと残念かな。

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2005/11/03

スティービー・ワンダー、渾身の新作

スーパースターの新作をきくのは、ちょっと緊張します。特にそれがベテランとなると、自分の期待した音楽をつくってくれるだろうかという、すごくわがままな気持ちがあります。天才歌手、スティービー・ワンダーの10年振りの新作が先日リリース。『A TIME 2 LOVE』とシンプルなタイトル。全部で15曲、77分をこえ、アナログレコードであれば、2枚組になるような大作。確か今年の春に、発売される告知があったまま、半年近く延期されていました。制作の最終過程でいろいろあったんでしょうか。
アルバムをきいた感想を結論からいってしまうと、スティービーの才気を充分感じる秀作だと思います。アップテンポな曲より、スローなラブソングにいい曲が多い。特に気にいったのは「SHELTER IN THE RAIN」。ハリケーン・カトリーナの被災者に捧げられた曲とのこと。歌詞は、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」に通ずる、献身的なラブソングです。また「SWEETEST SOMEBODY I KNOW」は、聴いているうちに快くなる、美しいメロディーな曲。

全盛期の高く甘いスティービー・ヴォイスを期待すると、ちょっとな、と思いますが、曲作りは相変わら秀逸です。スティービーからの美しいラブ・メッセージは充分届いています。素敵な一枚です。

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2005/11/02

カップ麺になった郡山「味噌屋」のラーメン

昨日は郡山で仕事。帰りにラーメンが食べたくなって、駅前の「らーめん工房Petit味噌屋」へ。以前にも紹介しましたが、ここは、味噌ラーメン専門店「らーめん工房味噌屋」の姉妹店。店のイチオシは「味噌屋ラーメン」ですが、昨日は「白こく味噌ラーメン」を食べてみました。

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これは福島の大豆などを原料とした十割糀味噌を基本としたラーメン。しつこくなく、しかし深みがある味わいの白味噌ラーメンです。ラーメンには、たっぷりもやしとネギ、味付け玉子などがのっていて、美味。
IMG_4012この「味噌屋」のラーメン、いまローソンでカップ麺になって販売されています。ローソンと日清食品の共同開発とか(248円)。早速買ってきたのですが、まだ食べてません。日清食品なので、美味しいのではと、ちょっと期待していますが、どうでしょうか。

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2005/11/01

岩手・遠野産のホップを使ったビール

IMG_4005この前の日曜にスーパーのダイエーにいったら、ちょっと気になるものが。岩手県遠野産のホップを使った「とれたてホップ一番搾り」というのを売っていました。数量限定醸造とあったので、「限定もの」に弱い私は、即買い。
岩手県遠野なので、東北限定かなと思っていたら、これ全国発売なんですね。
遠野がホップの産地なんて知りませんでした。通常のビールだと、ホップを乾燥させて使うところを、「とれたてホップ一番搾り」は、今年収穫したばかりのホップを凍結、そのまま使っているのだそう。
早速冷やして飲んでみましたが、ふつうの一番搾りよりぐっとキレがある感じです。このシーズン、ビール各社は冬バージョンの限定ビールを出していますが、この一番搾りもいいですね。

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