ますます訪れたくなった大原美術館
昨日、宮城県美術館で行われた大原美術館の館長・高階秀爾さんの講演会に参加してきました。開演時間の15分前にいったのですが、既に講堂の席は満席状態。やっと後方の補助席に座ることができました。
高階さんはかつて国立西洋美術館の館長を務められた方。西洋美術館の所蔵品は、松方コレクションが重要な位置を占めます。この松方コレクションと並ぶ戦前のコレクションが、大原コレクションです。戦前の二大コレクションを擁する美術館の館長を務め、著作も多い高階さんの講演ですから、来場者が詰めかけるのも当然でしょう。
高階さんの講演は、大原美術館のコレクションを、年代順、流派別にスライドを使ってわかりやすく解説してくれました。バルビゾン派、印象派、象徴主義、シュルレアリズム、フォービズム、エコール・ド・パリそして前衛の作品まで。また日本の画家の作品も多く所蔵。改めて大原美術館のコレクションの膨大さがわかりました。
高階さんの話で、いくつか面白いなと思ったことがありました。まず、大原美術館の創始者、大原孫三郎は一度もヨーロッパにいったことがなかった。コレクションの買い付けは庇護した洋画家児島虎次郎にすべて任していた。児島は、モネ、マティスなどのアトリエにいきなりいって、絵の購入を申し出たんです。なかなかすごいことですね。
またコレクションを集めるに際し、当初から公開することも想定していたといいます。単なる金持ちの絵画買い漁りではではないんですね。
また孫三郎の息子の大原總一郎は、こう言っていました。
「美術館は時代ともに進む。」
大原美術館、至宝のコレクションを見たくなりました。
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» 大原美術館展→円空さん [仙台、沈黙する森の中で]
昨日は、朝っぱらから宮城県美術館と仙台市博物館をはしご。
県美術館の大原美術館展。この美術館には、10年以上前に訪ねたことがあります。倉敷駅から少し歩くと、蔵があって堀があって人力車が走る美観地区というエリアがあるわけですが、このエリアの手前側に美術館があります。美術館の周辺は建物が密集し人の気配がありながらも十分に落ち着きがあり、美術館の古びつつも殿堂の趣きのあるエントランスや庭は、コレクションに歴史の重みを加えているようでした。あくまで10年以上前の記憶ですが。
今回、県美術館に出品... [続きを読む]
受信: 2005/10/24 01:29
» 大原美術館名画の宝石箱展 [ファインダ-の向こう側]
宮城県美術館で「大原美術館名画の宝石箱展」が開催されている。
ところが、この展示会11月6日で終了とのこと。
余裕のつもりがもうお終いと気づいて、慌てて会場に走り込んだ。
まさに、滑り込みセ-フというところか。
なにせ、5万人の来場者があったというだけにもう終了というのに、来館者はいまだに相当数に上っている。
駐車場のおじさんに案内されて車を降りたのが午後3時。チケットを買って2階まで駆け上る。
大原美術館に行ったのはもう10年も前のこと。
倉敷の中心部を流れる倉敷川に沿って、江戸... [続きを読む]
受信: 2005/11/05 19:46


コメント
artime 全国美術(アート)展覧会情報様
ご来訪ありがとうございます。
素人美術愛好家(?)をお褒めいただいて、恐縮です。
情報満載のすばらしいブログをお作りですね。また、お邪魔させてください。こちらこそよろしくお願いします。
投稿: 自由なランナー | 2005/10/30 21:40
先日は、トラックバックありがとうございました。
お礼、遅くなってしまいました。
とても読み応えのあるブログですね。
詳しく書かれていたのでトラバをした次第です。
また展覧会行かれましたら、ご感想など
トラバしてくださると幸いです。
(もしかしたらこちらからさせていただくかもしれません。
その時はよろしくお願いいたします。)
更新楽しみにしております。
投稿: artime -全国美術(アート)展覧会情報 | 2005/10/30 18:19
高校生のとき、確か大原美術館にいったはずなのに、全然覚えていません。ぜひ、いかねばと思っています。
投稿: 自由なランナー | 2005/10/18 22:23
大原一族は何億もかけて落札し大事にしまいこんでしまうコレクターとは大違いの偉人ですね。
私も岡山の大原美術館にますます行きたくなってきました。
投稿: 藤娘 | 2005/10/17 17:24