« 大原美術館と、地域創造 | トップページ | 菓匠 三全のずんだまんじゅう »

2005/09/19

名画の宝石箱:大原美術館展

IMG_3757宮城県美術館で開催されている「大原美術館展」には、「名画の宝石箱」というサブタイトルが付けられています。会場をみると、まさにその言葉が実感できます。大原美術館の至極のコレクションから、82点が選りすぐられて展示されています。その中には人気の高いモディリアーニの『ジャンヌ・エビュテルヌの肖像』もあります。
会場に入るとまずバルビゾン派のコロー、ミレー、印象派のドガ、セザンヌ、ナビ派のボナールなど、19世紀後半の名画が並びます。まずは、わかりやすい絵で、大原美術館の世界へと導いてくれます。
そのあとは、ムンクのちょっと恐い一連の版画や、ピカソのエッチング、赤が印象的なシャガールの『アレキサンドル・ロムの像』など西洋の秀作が並びます。また美術館創始者の大原孫三郎の庇護を受けた児島虎次郎の一連の作品も、存在感があります。特に『朝顔』は、あでやかな朝顔とういういしい和服姿の少女が、まぶしい世界を作り上げています。
紙に木炭、鉛筆、墨などで描かれたマティスの素描。画材の違いにより、作品の印象が違い、面白いです。
アベルの『母と子』は赤、黒の対比が何かを語りかけているような、重厚感のある作品。

日本の絵画は、ちょっとごつごつした作品が、多く選ばれている印象。萬鉄五郎の『雲のある自画像』、梅原龍三郎の『竹窓裸婦』が、特に気に入りました。

ぜひ倉敷の地にいきたくなった、すてきな美術展です。
IMG_3754


|

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 名画の宝石箱:大原美術館展:

» 大原美術館展 [藤娘的日常]
宮城県美術館で開催中の『大原美術館展 名画の宝石箱』を見てきました。 大原美術館は、岡山県倉敷市にある超有名美術館ですね。 学生時代を京都で過ごし、倉敷へは日帰りでいける距離だったにもかかわらず、当時の私は「いくら歴史があるったって、地方の私立美術館だからたいしたことないさ〜」と侮って行かず、卒業間際になってようやく「かなりの数とレベルのコレクションらしい」と知りあわてて出かけていって、実際コレクションだけではな�... [続きを読む]

受信: 2005/09/21 11:25

» <宮城県美術館>開催中の展覧会情報 [artime −全国美術(アート)展覧会情報]
名画の宝石箱 大原美術館展 大原美術館所蔵の代表的な作品の中から、西洋と日本の近代絵画を 約80点を紹介いたします。 アメデオ・モディリアーニ「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」など。会期:2005年9月17日(土)〜11月6日(日) 休館日:月曜日(10月10日は開館) 入館料:一般1000円、大学高校生500円、小中学生400円 開館時間:午前9時30分〜午後5時 場所:〒980-0861仙台市青葉区川内元支倉34-1 TEL:022-221-2111 ホームページ:http:... [続きを読む]

受信: 2005/10/17 00:37

コメント

藤娘さん
こんにちは。
高階秀爾さんの講演会、10月16日ですね。その週は仙台にいるかも。いたら、ぜひ講演会いってみますね。

投稿: 自由なランナー | 2005/09/23 21:06

大原美術館展は何度も足を運びたくなる展覧会ですよね。(TBさせていただきます)
私は次回の高階秀爾さんの講演も行けそうにありませんが、もし自由なランナーさんがご出席の折にはUPしてお話などの内容を教えてくださいね。

投稿: 藤娘 | 2005/09/21 11:33

tamagoさん
こんにちは。
倉敷の街、機会があったらぜひいってみたです。なにせ高校の修学旅行以来いっていません。

投稿: 自由なランナー | 2005/09/20 07:59

一昨年の12月に倉敷に出かけた際、大原美術館にも立ち寄りました。展示もさることながら、倉敷は本当にきれいな町で、そこにこの美術館がとてもマッチしてるんですよね。

投稿: tamago | 2005/09/19 20:23

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。