箱根の森の中、ポーラ美術館へ
木々に囲まれた美術館は、素敵な世界です。箱根の森の中、仙石原にあるポーラ美術館にいってきました。このミュージアム所蔵の美術品は、ポーラ化粧品グループのオーナー、鈴木常司さんのコレクションでその数約9,500点。この数はすごいですね。
アプローチブリッジを渡り、ガラスが美しいエントランスを入ると、エスカレーターで下へ。広々とした空間が、ただただ気持ちがいい。展示室は、さらにエスカレーターで下の階に。建物が、斜面をうまく利用され、作られているんですね。
多くの所蔵品の中核は、19世紀の印象派やエコール・ド・パリの西洋絵画。現在その中から選りすぐられた作品で「ポーラ美術館の印象派」を開催しています。
展示されているのは、モネ、シスレー、セダン、ロダン、ルノアール、ドガ、ゴーガン、ゴッホ、ルドンと、有名どころ(?)が並びます。
気に入ったの作品は、まずモネの「散歩」。草原と、そこに配された3人。人物の配置のバランスの良さと、草原のの複雑な色が美しい表現が、いいです。
同じくモネの「サルーテ運河」がは、色の表現が見事な、ちょっと幻想的とも感じられる作品。
ルノアールの「ムール貝採り」は、海辺に立つ三人の子供と、一人の大人(母親?)を描いた作品ですが、色の描写が、細やか。絵筆で描かれた人物の衣服が、無限とも感じられる色をみせてくれます。
例えば東京からいくのは、ちょっと遠いですが、それだけの価値がある美術展です。
| 固定リンク | 0
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 箱根の森の中、ポーラ美術館へ:
» ポーラ美術館の印象派展 [隆(りゅう)のスケジュール?]
9日に、ポーラ美術館で開催されている「開館3周年記念展 ポーラ美術館の印象派 モネ、ルノワール、セザンヌと仲間たち」を観に行きました。
この展覧会は、開館3周年を記念して、コレクションの中心となるフランス印象派の作品を、画家たちの交流に焦点を当てた構成で紹介するものだそうです。
~展示構成~
「マネ」「モネとシスレー」「セザンヌ」「モネとロダン」「ルノワール」「ドガとトゥールーズ=ロートレック」「ゴーガンとゴッホ」「ピサロと最後の印象派」
ウジェーヌ・ブーダン《ダウラスの海岸と船》は、構... [続きを読む]
受信: 2005/08/22 23:06
コメント
pimeusagiさん
こんにちは。ご来訪&TBありがとうございます。
おっしゃるとおり、秋の箱根、ポーラ美術館はいいでしょうね。
また、いきたいと思います。
投稿: 自由なランナー | 2005/08/30 07:43
はじめまして。
TB返しです。
ポーラ美術館本当にステキなロケーションでしたねぇ。
秋もきれいなんだろうなぁ。
もちろん絵も。
投稿: pimeusagi | 2005/08/29 11:11
りゅうさん
ご来訪ありがとうございます。
ほんとにいいミュージアムでした。印象派の絵画、いいものが揃っていましたね。
ぜひ再訪したいと思います。
投稿: 自由なランナー | 2005/08/23 07:39
motteninさん
こんにちは。
この美術館、おすすめです。私はポーラ美術館をじっくり見ていたら、彫刻の森にいく時間がなくなりました。
投稿: 自由なランナー | 2005/08/22 23:40
はじめまして
モネ、ルノワール、セザンヌ等の作品が充実していて、とても質の高い展覧会だったと思います。
近ければ頻繁に足を運びたくなるような、素晴らしい美術館でした。(マイナスイオンもたっぷり!!)
TBありがとうございました。
投稿: りゅう | 2005/08/22 23:06
ポーラ美術館、うらやましいですね~。
去年箱根に行きましたが、家族旅行の悲しさで、彫刻の森に流れていきました。
ポーラは本もおもしろいものを出してますね。
投稿: mottenin | 2005/08/21 13:17