ゆとりを感じる宇都宮美術館

所蔵作品は「生活と美術」、「地域と美術」、「環境と美術」の3つのテーマで集められています。「生活と美術」はデザインをテーマに、ヨーロッパ系のポスターや家具調度、アメリカのプロダクトデザインを収集。
「地域と美術」は『世界』、『日本』、『宇都宮ゆかり』のテーマで集められています。「環境と美術」は美術館周辺に作品が設置されています。
宇都宮美術館の所蔵作品で、注目されるのはマグリット、カンディンスキー、クレー、シャガール、マティスといった近代美術の大家たちの作品。特にシュルレアリスムの代表的画家であるマグリットの「大家族」は、タイトルと絵画の関連が、どうしてもわからない不思議な作品。同じマグリットでも「夢」のほうが、理解しやすい。
ここの常設展(コレクション展)では、主要作品の解説カードがあり、自由に持っていけます。このカード、表に作品の写真と画家の略歴、裏に解説があるもの。これはなかなかいいものです。
解説カード
所蔵作品選(全所蔵作品は2000点以上とのこと)
美術館の建物は、白を基調とした、心地いい空間です。ミュージアムショップも充実。
近くにあれば、しばしば訪れたいミュージアムです。
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