2005/08/31
先週に引き続き、ブログについて好きにしゃべらせていただいた記事がのっているので、何部も買い込んだ 「河北新報」夕刊 は選挙一色。それはそうですね、昨日は、衆議院の公示日。うちは青葉区なので、宮城一区らしい。(こんなこともはじめて知りました)昨日の時点で、この宮城一区には候補者は3人。どの方も、私と年が近い40代後半。親しみが湧きます。 どの候補者にするかは、選挙公報とか、政権放送をみて、決めたいと思います。ちょっと興味が湧き、各候補者のWEB、特にブログはあるかな、と探してみました。 民主党の郡和子さん。WEBの中にブログの日記がありました。全部は拝見していないのですが、親しみを感じる日記がつづられています。これからの選挙戦のレポートに注目です。 自民党の土井さん。WEBにはブログはみつけられませんでした。この方は、宮城県議ですが、以前は選挙情報専門サイト・政治家ブログ:ELE-LOG で、ブログをされていたのですが、今はやめちゃっているのでしょうか? 共産党の角野さんは、WEBそのものを発見できませんでした。(もし、あるのなら教えてください)
選挙とBLOG、これは面白いテーマです。候補者の方が、選挙戦、日々の様子を書かれていことは、単に面白いということだけでなく、その方の人となりがよくわかり、候補者選びの大きな参考になると思うのです。 候補者の方はもっとブログを活用されてもいいのではないでしょうか。
追記(上の文章、間違っていたこと書いてます。すみません):つがるさんからご指摘いただきました。公示期間中はネットでの活動は公選法で規制されているとのこと。したがってブログは駄目なんですね、選挙が終わるまで。でも、情報発信のツールとしては、最適のネット、ブログが選挙期間中に使えないのは、法令が時代に即していないように感じます。
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2005/08/30
今日、衆議院選挙の公示ですね。今回の選挙は、なんというか「劇場化」してしまった政争ですね。誰が刺客なんてこと、言い出したんでしょうね。本来のあるべき選挙、とは到底思えません。
さて、先週「単身赴任と、住民票」について書いたんですが、私は住民票が仙台にあるので、選挙はここ仙台の候補者に投票。これには、ちょっと困ってます。どの候補者を選ぶか、決めかねます。国会議員とえども、地元との関わりを重視して選びたいところ。まだ仙台、宮城の地元事情にあまり詳しくないので、なにが今問題なのかがよくわかっていません。単身赴任の身なので、地域との関わりが薄く、もう一つ地元の事が実感としてとらえられません。
まずは、選挙公報と、候補者のWEBを拝見して、決めるしかなさそうです。
【ちょっと宣伝】
ちなみに、今日の「河北新報」の夕刊に、仙台のブログをやられている方たちとの座談会の後編が載る予定。よかったらご覧になってくださいませ。(河北新報のWEBにもアップされるはず)
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2005/08/29
朝食によくヨーグルトを食べます。なんか体にいい気がして、冷蔵庫に入っていることが多い。たいていはスーパーとか、コンビニで買うんですが、最近気に入っているヨーグルトがあります。「フロム蔵王ヨーグルト」 です。このヨーグルト、何種類かあります。「仙台いちご」、「ブルーベリー」、「白桃&ラ・フランス」、「アップル&アロエ」、美味しそうでしょ。とくに蔵王がある宮城、山形のフルーツにこだわった仙台いちご、白桃&ラ・フランスは、おすすめです。 WEBで調べてみると、この「フロム蔵王」を作っている山田乳業は、ヨーグルト以外にも、美味しそうなものを、たくさん作っています。 私は、仙台駅の地下、エスパルキッチンで買います。お近くの方はぜひお試しを。
山田乳業WEB
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2005/08/28
先週、東京で「遣唐使と唐の美術」 をみてきました。8世紀前半に、遣唐使として唐に渡った井真成(セイシンセイ)の墓誌が昨年発見されました。この美術展は墓誌を核に、唐の美術品をみせてくれるものです。
美術品は、中国の陝西歴史博物館、洛陽博物館所蔵のものを中心に、日本の美術館で所蔵しているものを加えて展示されています。
工芸品には詳しくないのですが、中国からきた工芸品は一流品だと感じます。その制作の技術はかなりの高水準です。
すごいな、と素直に感じたのは三彩陶器です。日本の陶磁器に大きな影響を与えた中国の焼き物の、技術の真髄をみせてくれます。たとえば「三彩高脚蓮座付壷」は、見事な造形に加え、流れるような釉のかかり具合が、なんとも美しいです。また「三彩貼花文灯」は、独特の造形と釉の彩色が見事です。
また、この美術展では日本の美術館で所蔵している中国の陶磁器も出展されていて、これも見物。たとえば静嘉堂文庫美術館でもっている「三彩貼花文有蓋壷」(重要文化財)や、永青文庫の所蔵「三彩印花宝相華文三足盤」(これも重文)は、めったに本物は見られないはず。
中国では、最近になっても美術品の発掘が続いているようで、まだまだ発見されていないものも多いようです。
遙か遠い唐の時代が、目の前にあらわれたような気持ちになりました。
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2005/08/27
きのうの日経新聞に「高齢世帯20県で40%超」という記事が。これは厚労省により推計だそうだが、その中で気になったのが、『一人世帯 全県でトップ』との見出し。どの県でも、一人世帯がいちばん多い。でも、ここ宮城県は、一人世帯の割合が、全国で下から2番目の11.0%という低さ。単身赴任の私も、当然一人世帯。
ところで、単身赴任の方は、住民票どうされているんでしょう?私は、仙台に持ってきていますが、実家の住所にしたまま人も、結構います。住民票がないと、なにかと不便ではないのでしょうか。たとえば図書館で貸し出しカードを作るときとか、不便だな、と思って。(「単身赴任者はブロックノイズの夢を見る 」さんによると、『公共料金の領収書等で住んでいることが証明出来れば登録出来る』ところもあるようですが)ただ、運転免許証は住所を変えていません。これは、ただ警察までいって変えるのが面倒なだけです。
まあ、住民票にそれ以上に意味がないかもしれませんが。
このブログにTBさせていただきます。
http://inataka.exblog.jp/668108
http://page99.seesaa.net/article/6241517.html
http://blog.goo.ne.jp/10hyou/e/7053a3c6f8a3f45fbcc6184ae921efb9
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2005/08/26
東北地方を仕事で行き来していると、時間がないとき駅の立ち食い蕎麦屋に、たまにはいります。この地方の駅そばの特徴的なメニューに「めかぶそば」があります。めかぶ、わかめといった海藻類は、三陸の名産です。スーパーにいっても、売っているめかぶの種類は、東京などに比べて多い気がします。
この前、盛岡駅の立ち食い蕎麦屋「はやて」で、久しぶりめかぶそばを食べました。ヘルシーな感じで、いいです。このめかぶそば、東北地方では北は青森、南は郡山まで駅そばで見かけるんですが、なぜか仙台駅の駅そばにはないんです。(仙台駅には、改札の外だと、2階と3階にあります)なぜでしょう?市内にある立ち食いそば屋の「神田そば」にも確かなかったし。どうでもいいことですが、ちょっと不思議。
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2005/08/25
ときどきお邪魔する「ぶらっと! 仙台横丁」 さんのブログで知った焼き鳥屋さんに、昨晩いってみました。「火鳥」(HINOTORI)お盆の前の金曜に、会社の同僚といったのですが、満席で入れませんでした。ちょっとびっくりしたのは、そのとき生ビールの無料券をもらったこと。なかなかの心遣いです。
場所は、三越の裏手の東一市場の向かい側です。以前紹介した「めしのかどや」 の向かい側ビルの2階です。お店に入ると、ちょっと暗めで雰囲気があります。カウンター席に8人くらいと、テーブル席に8人くらい座れるかな。こぶりのお店です。
焼き鳥6本コースを注文。焼き方も、塩加減ほどよく、美味しいです。焼き鳥ながら、上品さが感じられる串が供されます。お酒は、日本酒、焼酎が中心ですが、珍しい銘柄が並びます。日本酒はほとんどが知らないものでした。雑誌KAPPOの最新号に掲載されています。マスターとお話したところでは、「あまり載りたくはなかったんですが・・・」とおっしゃってましたが。
1人でも、カップルでも、女性同士でも、気軽に焼き鳥が楽しめるお店ですね。
火鳥:仙台市青葉区一番町4丁目6-15 022-267-0071
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2005/08/24
昨日、盛岡から仕事で仙台に戻ったのが、夜8時過ぎ。明日のブログのネタはどうしよう、なんて思いながら、駅の売店で「河北新報」夕刊を買ってみると、なんとこの前参加させてもらった座談会の記事が載っている!盆明けには掲載されると、なんとなくお聞きしていたのですが、「まさか今日とは」。恥ずかしいですね。
記事は、2回にわけて掲載されます。来週の火曜に、続きが載るようです。また、河北新報のWEBの「ネットひろば」にも同じ記事が載ってます。
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2005/08/23
通勤経路に途中にあったどんぶりめしの「半田屋」がリニューアルオープン。これが、これまでの半田屋とはかなり違った店舗です。セルフサービスではなく、吉野家みたいにカウンターがあり、おねえさんが注文をとる形式。メニューから選ぶのですが、定食が中心です。180円、250円、350円の各定食。180円はジャンボコロッケ定食、納豆定食など。250円は唐揚げ定食、肉じゃが定食、野菜炒め定食、350円はハンバーグ定食、焼き魚定食など。また、ラーメン200円、そば、うどんは120円、カレーライス250円。どれも安いです。
セルフサービスの半田屋価格を、この店舗でも実現。この価格で、儲かるんでしょうか。びっくりです。
野菜炒め定食:250円、納豆をつけても300円!
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2005/08/22
ポーラ美術館にいったとき、ミュージアムショップで、ポラカードを買ってきました。これ、ムサビの先生に教えてもらったのですが、おもしろいです。50枚のカードには、美術館所蔵の絵画を原画としたイラストと質問が書かれています。『ポラカードの使い方』には「そこの書かれているのは、今のあなたにきっと必要な質問のはずです」とあります。
まずは、一枚ひいてみました。女性が二人、手を上げてますね。
質問は「うれしくてたまらない時、どんなことしますか?」なにするかな・・・、やっぱり手を上げちゃうかな。ちなみにこのカードの原画は、ドガの「腕を上げた二人の踊り子」です。
こんなカードが50枚はいってます。いいと思いませんか?
ポラカード:1260円
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2005/08/21
木々に囲まれた美術館は、素敵な世界です。箱根の森の中、仙石原にあるポーラ美術館にいってきました。このミュージアム所蔵の美術品は、ポーラ化粧品グループのオーナー、鈴木常司さんのコレクションでその数約9,500点。この数はすごいですね。
アプローチブリッジを渡り、ガラスが美しいエントランスを入ると、エスカレーターで下へ。広々とした空間が、ただただ気持ちがいい。展示室は、さらにエスカレーターで下の階に。建物が、斜面をうまく利用され、作られているんですね。
多くの所蔵品の中核は、19世紀の印象派やエコール・ド・パリの西洋絵画。現在その中から選りすぐられた作品で「ポーラ美術館の印象派」を開催しています。
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2005/08/20
先日、「河北新報」の座談会に参加したおり、同席されたメディア関連の責任者のSさんに教えてもらった本を紹介します。というより、ご本人がこの本に登場しています。この本は「おたな愉快団!のブログ入門」と題されたもの。副題に「中高年にもブレイク寸前!おしゃれで楽しいIT活用」とあり、若者ではなく、私のような中年や、更に50代以上の方がブログを作るための入門書です。字も大きく、解説も分かりやすいです。入門編といってもRSSリーダー、アフェリエイト、CSS編集の解説もあり、本格的。私でも、知らなかったことも多々ありました。おすすめの一冊です。
「おとな愉快団!のブログ入門」:インプレス刊 1365円
Sさんのブログ「シュミットさんにならない法」 は、独自の視点と、ウイットのきいた文章の、素晴らしいブログです。
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2005/08/19
宇都宮美術館でコレクション展をみたのに続き、企画展の「棟方志功展」をみました。この企画展は、棟方に大きな影響を与えた柳宗悦、河井寛次郎とともに、民藝運動の中心であった濱田庄司が、栃木県の窯、益子で制作していたことより、栃木ゆかりの美術として企画されたもの。出展作品の多くは、大原美術館所蔵のものです。
棟方の作品をまとまってみたのは、初めてです。200点以上の作品を展示。どの作品も力強い躍動感に満ち、版画とは思えない存在感です。
「星座の花嫁」と題された10点の連作は、ロマンチックな秀作。多色刷りで刷られた版画で、独特の人物を表現しています。谷崎潤一郎の詩を版画に表現した「歌々版画柵」は、詩と版画の作る独自の世界が、心地よい作品。
また「群鯉図」は、棟方が屏風絵を描いた珍しい作品。版画とは違った表現ですが、棟方らしいダイナミックさです。
これだけの棟方ワールドをみる機会は、そうはありません。おすすめです。
鑑賞後、宇都宮名物も堪能。
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2005/08/18
先週末、女房の実家から近い宇都宮美術館にいってきました。この美術館は宇都宮市立で、平成9年に開館した比較的新しい美術館。JR宇都宮駅からバスで25分ほどの「うつのみや文化の森」、緑に囲まれた場所にあります。
所蔵作品は「生活と美術」、「地域と美術」、「環境と美術」の3つのテーマで集められています。「生活と美術」はデザインをテーマに、ヨーロッパ系のポスターや家具調度、アメリカのプロダクトデザインを収集。
「地域と美術」は『世界』、『日本』、『宇都宮ゆかり』のテーマで集められています。「環境と美術」は美術館周辺に作品が設置されています。
宇都宮美術館の所蔵作品で、注目されるのはマグリット、カンディンスキー、クレー、シャガール、マティスといった近代美術の大家たちの作品。特にシュルレアリスムの代表的画家であるマグリットの「大家族」は、タイトルと絵画の関連が、どうしてもわからない不思議な作品。同じマグリットでも「夢」のほうが、理解しやすい。 ここの常設展(コレクション展)では、主要作品の解説カードがあり、自由に持っていけます。このカード、表に作品の写真と画家の略歴、裏に解説があるもの。これはなかなかいいものです。
解説カード
所蔵作品選(全所蔵作品は2000点以上とのこと)
美術館の建物は、白を基調とした、心地いい空間です。ミュージアムショップも充実。 近くにあれば、しばしば訪れたいミュージアムです。
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2005/08/17
東京での盆は7月ですが、その時墓参りができなかったので、昨日いってきました。うちの墓は青山なので、そのあと思いついて、あるところにいってみました。竹下通りにあるLOVE ME TENDERで、エルヴィス・プレスリーの専門店です。
昨日8月16日は、エルヴィスの命日なんです。ここに来るのは、何年ぶりかな。命日ということで、店の前ではエルヴィスをうたう歌手、ビーリー諸川さんのミニライブが行われていました。
ビリー諸川さんと、店の前のエルヴィスの銅像
店内も、エルヴィス同世代から若い人まで、幅広い年代のお客さんで賑わっていました。最近岩波書店から「エルヴィス・プレスリー」と題された本(右上の写真)が発売されるなど、没後28年たっても、エルヴィス人気は不滅のようです。
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2005/08/16
宮城県沖を震源とする地震、地元の皆さん無事でしたか。余震も予想されており、くれぐれもお気をつけください。宮城県、岩手県、福島県などでけが人がでているとのこと、心配しています。
私は、幸い東京の実家に帰っていましたので、無事でした。明かるい空さん 、ご心配いただきありがとうございました。
新幹線は、いまだ運休のようです。自宅に帰ることができない方、大変かと思います。無理をされないようにしてください。
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昨日は終戦記念日。ちょっとメディア・リテラシーについて勉強していて、戦後60年を課題にしようと、いくつかの新聞を読んでいたら、感じることがありました。
今日の産経新聞の一面は靖国神社に参拝する人であふれる写真を掲載、「靖国参拝20万人5000人 過去最高」との見出し。終戦記念日のニュースのポイントは小泉首相の靖国神社参拝の見送りと、談話の発表。産経新聞は参拝見送りにかなり批判的な論調。また一面のコラム『産経抄』では、首相談話を「この時期に、わざわざ談話を発表する必要があるのか」と批評しているだが、肝心に首相談話は掲載されていません。産経以外の新聞は昨日の夕刊で全文を載せていたのですが、産経新聞には夕刊がないので、今日の誌面に載せることが必要だと思うのですが。 また、日経新聞の今日の一面には『戦後60年』と題された署名記事。昨日、今日の2回にわたり、戦後60年を検証するコラムで、今日のタイトルは「どこに向かいますか 文化・教養薫る国造りを」。内容は、特に印象的な論ではないと感じたのですが、特に文章に引っかかるところがありました。
豊かさという山の頂をめざして懸命に登り続け、頂上を極めて気がつく虚脱感と、褒め言葉の奥に潜む国際社会の冷笑。振り返ったら、豊かになること以外に、生きる目標ももっていなかった。
そんなことはないでしょう。あまりにステレオタイプの文章。日経新聞の一面とは思えない。
たまに新聞をじっくり読み比べると、発見があります。
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2005/08/15
今週は夏休みをいただいております。女房の実家にいき、昨日の夜、東京に。
昨晩Windowsのソフトを更新したら、なぜか家のルータが不調に。電源を入れ直してもダメ。前から調子がよくなかったので、新宿までいって、新しいルーターに買い換えました。やっとネットが復活したの、昼の12時過ぎ。ちょっと疲れました。
なわけで、記事の更新は、明日にさせてもらいます。
すみません。
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2005/08/14
郡山に仕事でいった時、噂にきいていたものを見つけました。「ソースカツ重」です。この「ソースカツ重」ないし「ソースカツ丼」 という食べ物、メジャーではありませんが、全国各地で生息しているようです。福島県では会津がその生息地らしい。郡山は会津に比較的近いので、食べられるよう。
ご飯の上に、キャベツがのり、その上にソースをかけたカツがのっているものです。独特の食べ物といっていいかもしれません。 以前、金沢に住んでいた頃、隣の県の福井によく仕事で行きました。この福井も、ソースカツ丼が標準の土地。有名なヨーロッパ軒 (お店のWEB )というお店があります。ここのソースカツ丼は、キャベツがなく、ご飯の上に、ソースをベースにしたたれに浸したカツがのっている、かなりディープなもの。最初はなんだこれって思いますが、慣れてくると離れられなく(笑)なります。 あと山梨など、ソースカツ丼が標準の土地は、いくつかあるようです。 ちょっと不思議な一品です。
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2005/08/13
今週は山形で仕事が多い週でした。おととい再び山形へ。地元の方が、昼ご飯に「冷たい肉そば」 を食べられる蕎麦屋に連れて行ってくれました。この「冷たい肉そば」は、山形名物板そばほどは有名ではありませんが、山形通の間では、美味しいと評判で、前から一度食べてみたいと思っていました。本来は河北町が本場らしいのですが、いったのは山形市内のお店「蔵屋」です。おすすめの「肉そば」大盛り。
ほどよくだしがきいたつゆに、太めの田舎そば。鶏を煮込んだものがのせられています。このだしとそば、そして鶏肉がよく合い、美味しいです。夏が暑い山形(確か最高気温の日本記録は、山形が保持しているはず)には、ぴったりの一品です。
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2005/08/12
東北地方の主な夏祭りが終わりました。東北○大祭りというのがありますね。三大祭りは「青森ねぶた祭」、「秋田竿灯まつり」それに「仙台七夕まつり」。4大だとこれに「山形花笠まつり」が加わるというのが一般的のよう。「盛岡さんさ踊り」は次点ですか。
昨日の日経新聞・東北経済版に『夏祭り集客明暗』という記事がありました。これによると、八戸三社大祭は16万人増の106万人。これは山形花笠おどりの100万人より多い。一方、仙台七夕まつりは12万人も減らして、228万人に。八戸三社大祭は、大河ドラマ「義経」出演の俳優を呼んだことが、功を奏したよう。
ところで、東北各地の夏祭りって、日にち固定なんでしょうか。仙台七夕まつりは、日にちが決まってます。歴史的意味合いはあるのでしょうが、集客のことを考えるなら、メインなイベントを必ず週末に行うようにしたほうがいいのでは。例えば、4日間ある祭りなら、木曜から日曜に行うとか。
石川県の金沢市で「百万石祭り」というイベントがあるんですが、以前私が住んでいた頃は日にち固定でした。平日だと、小学校はお休みという金沢にとっては一大イベント。でも、何年か前から、集客上の理由もあり、日曜に固定しているはず。
東北のお祭りも、開催日については、ちょっと考慮してもいいかもしれません。
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2005/08/11
山形で久しぶりに仕事。昼食に、地元のひとがおすすめのそば屋に連れて行ってくれました。山形市内から蔵王にいく西蔵王高原ラインにはいる手前にある「三百坊」 というお店。細い道を入って、およそ店がなさそうな場所にあります。 お店は、古い日本家屋。きけば築400年の民家を、移築してお店にしているのこと。メニューは山形名物・板そばとかき揚げだけです。お品書きには「坊板そば」というのがあり、これはそばを自家栽培、自家製粉した粉で、そばをうったもの。自分のお店で製粉するところは多いですが、自家栽培は珍しいです。ちょうど夏の新そばがでたところで、「坊板そば」と「かき揚げ」を頼みました。
坊板そば(夏新そば):1890円 、かき揚げ735円
そば湯は、こんな古風なもので供されます。
板そばとしては、上品なそばです。新そばの風味も充分。 風情のある日本家屋の座敷に座ると、目の前には緑が広がり、心がゆったりします。できれば、仕事の合間ではなく、プライベートでいきたいと思いました。
三百坊:山形市土坂字荒屋敷453−2 電話023-633-3092 ※営業は昼間だけです。
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2005/08/10
このブログをやっていると、思ってもなかったことが起こります。今年の2月には、宮城県の地元紙「河北新報」の取材をうけ、夕刊に載せてもらいました。(以前の記事はこちら )これは夕刊紙の「ネットひろば」 の『ブログ仙台発』という企画の、栄誉ある(?)第一回目として掲載されました。
ひと月ほど前、取材していただいた記者さんより連絡をいただきました。それは、この『ブログ仙台発』は、残念ながら終わることになり、その最終回として、これまで紙面に登場したブロガーによる座談会を企画しているので、参加して欲しいとのこと。え〜って、感じですが、まだお会いしたことのないブロガーの方とお話できる機会なので、お受けしました。
昨日、その座談会がありました。参加されたのは、「ヨシオトオルが行く」 の吉尾さん、「アームレスリング日記」 の増戸さん。河北新報の方を交えて、2時間ほど楽しくお話させていただきました。(あんな、勝手な内容でよかったのででしょうか?)
ともあれ、仙台でブログを作られている方とお話させていただいたのは、貴重な体験でした。新聞には近々、載るようです。ちょっと恥ずかしいですね。
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2005/08/09
仙台も暑い日が続きます。暑い日には、やはり冷たい蕎麦が食べたくなり、先週末家のそばのそば屋さんへ。ここは「ごまそば」が売りの店。「養生庵」という、ちょっと風情のある名前です。
「ごまそば」は、蕎麦に黒胡麻を混ぜ込んで、うってあるもの。
のどごしが爽やかなお蕎麦です。ここでは野菜天そば、じゃこ天そばなどがおすすめ。また、サイドメニューで、小さな牛丼、カレー丼、高菜ごはんなどもあり、メニュー選びも楽しい。
うちの近くの本町店と、仙台駅東口そばのMTビル(森ビル)にもお店があります。森ビルのお店は、会社のそばなので、昼ご飯に利用しています。
東京などに比べると、蕎麦屋さんの数が少ないの仙台では、貴重なお店かもしれません。
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2005/08/08
七夕まつりで賑わう定禅寺通りの「せんだいメディアテーク」で開催されている『20世紀デザインの異才:ジャン・プルーヴェ』 展をみてきました。ジャン・プルーヴェははじめて知りました。リーフレットによると、デザイン、建築、エンジニアリングの領域で革新的な創造者のひとりに数えられるフランス人。有名な建築家のル・コルビジェからも賞賛されていて、工業デザインから建築までその才能を発揮した人。
これだけではいまひとつわかりにくいのですが、展示をみた限りでは、工業デザインから建築まで、デザイン才能を発揮した人のようです。プルーヴェは自らを『建設家』(建築家ではありません)とみなしていたそうです。
会場には、彼のデザインした家具から建築物の模型、資料が展示されています。
展示をみて感じたのは、家具と建築は違うんだな、ということ。展示パネルにこうありました。
「家具と住宅の建設は何の違いもない」
そうでしょうか?家具は基本的にはいくつもつくる工業品。住宅は、基本はオーダーメイドです。プレハブとかマンションはありますが、やはり住宅は注文生産。プルーヴェの生きた時代には、プレハブ住宅はなかったので、彼の思想は、先進的だったかもしれません。
かれのデザインした住宅は、なにか暖かみがなく、魅力を感じませんでした。それに対して、家具は素敵なデザインだな、とおもったものが、いっぱいありました。
プルーヴェは、すこしばかり早い時代に生まれたデザイナーだったのでは、と思わせるアート展でした。
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2005/08/07
昨日、果物屋さんの「いたがき」で、ちょっと変わったものを見つけました。その名も「あじゅうり」。秋田産なのですが、見た目はちょっと細長い瓜です。
一個380円なり。朝食のあと、食べてみました。
まだ、ちょっと食べ頃より早かったのか、少々固め。味は、やはり瓜っぽい。この「あじゅうり」、ネットで検索してもヒットしないのですが、最近でてきた果物なのでしょうか?ちょっと不思議な果物(野菜)です。
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2005/08/06
昨日、札幌から夜の8時過ぎに仙台へもどると、仙台駅の周辺はすごい人出。七夕まつりの前夜祭の花火大会の日だったんですね。残念ながらみられなかったです。
今日から七夕まつり。うちから一番町までは近いので、朝クリーニング屋さんにいきがてら、見物してきました。まだ、10時前だというのに、かなりの人です。今年は、前夜祭が金曜、七夕が土曜から三日間と、いい巡り合わせです。
七夕の飾りは、お店とか、企業が独自にものを作っていて、よくみると、デザイン的になかなか凝ってたりします。
たとえば、スターバックスも参加。テーマカラーの緑を使った、お洒落な飾りです。
個性ある飾りを探すのも、七夕の楽しみです。
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2005/08/05
昨日は、札幌で仕事。すごく暑かったです。昼飯は、地元の方に連れて行ってもらって札幌名物、スープカレー。スープカレーは、前は「スリランカカレー」と名乗っていたらしいのですが、いったのは「パキスタンカレー BOSCO」。そこでもおすすめという、チキンカレーをオーダー。
こくがあって、美味しいです。そんなには辛くありません。場所は、連れていってもらったのでよくわからないのですが、白石区南郷通らしいです。
仕事を終え、夜はススキノのらーめん屋。ここも地元の方に、連れて行ってもらいました。「名人房」というお店。
食べたのは醤油ラーメンですが、醤油とは思えないこってり。とんこつ味なんですね。なかなかでした。
今日の札幌も暑そうです。
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2005/08/04
昨日は仕事で青森→札幌。青森はねぶたで賑わっていました。
札幌には夜の8時すぎに到着。札幌駅前にある「らーめん共和国」にいってみました。
函館ラーメン「ずん・どう」で『80`s らーめん』を注文。揚げた葱がのった塩ラーメンは美味でした。
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2005/08/03
仙台駅地下の食料品店で、珍しいものを見つけました。「塩納豆」 です。透明なビニール袋にはいっていたのですが、いままでみたことがありません。買ってみました。 納豆に、塩、昆布、麹がはいったものですね。塩納豆というだけあって、ちょっと塩からい味です。
ネットで調べてみると、山形の庄内地方の名物 らしいです。買ったのは山形県酒田市の「加藤敬太郎商店」 製。ご飯にかけても食べると、かなりいけます。また、オクラとか、ねぎとかとあえたりすると、美味しそうです。あと、塩気がつよいので、日本酒にも合いそうです。また、買いたくなりました。
今日から仕事で青森→札幌と旅。で、そのあと、試験とかあって更新ができないかもしれません。その時は、ご容赦ください。
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2005/08/02
「アートの教科書」と副題がつけられた「フィリップス・コレクション展」 。子供が最近絵を習い始めたので、一緒にいってきました。森アートセンターギャラリーながら、来場者は中年以上の方が目立ちます。
私のお目当ては、なんといってもルノアール「舟遊びの昼食」。なにせ、中学生の時からのルノアール好き。(中学の時、上野・松坂屋でルノアール展をみたこと、思い出しました)ルノアールの絵の魅力は、「ふくよかさ」にあると思います。それは単に、描かれた人物がふくよかなだけではなく、絵を見ていてイメージされるものが、まさに「ふくよかさ」だと思うのです。この「舟遊びの昼食」も、みていて、なんとも幸せな気持ちになってきます。
ルノワール以外も、「アートの教科書」というだけあって、17世紀のスペイン絵画、新古典主義、ロマン主義からキュビズム、フォービズムのマティスまで、多彩な傑作が並びます。ほんとに見応え十分。最近近現代の美術史を勉強したせいで、頭の中で「バルビゾン派の特徴は・・・」と思いながらみていました。特に気に入ったのは、カンディンスキーの「連続」。抽象画の創始者、表現主義の画家らしからぬかわいい絵です。また、ボナールの「棕櫚の木」。この絵の色はすごい。しばらく見入ってしまいました。
これだけの傑作がそろう美術展も、珍しいのでは。おすすめです。
☆フィリップス・コレクション展をご覧になったブログにTBさせていただきます。
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2005/08/01
ドレスデン国立美術館展での、絵画の見物は、やはりフェルメールの「窓辺で手紙を読む若い女」でしょう。40点に満たない数しか作品が確認されていないというのですから、それだけでも貴重です。
絵をみて、まず感じたのは構図の妙味。画家はこの作品の構図を、考えぬいて書き込んだでしょうか? なんともすてきなバランスです。画面の右側にたれているカーテンが、かなりの空間を占め、絵の構図の基調を構成。いっけんベッドカバーとも見間違う、波をうつテーブルクロスとその上にのる果物。左上には風に吹かれるカーテン。開け放たれた窓には少女の顔が写っています。手紙を読む少女の表情の、不安げな横顔。少女と、各パートに置かれた小道具が、絶妙の配置となっています。みているうちに、絵の前から離れられなくなってしまいました。
一方、レンブラントがギリシャ神話の内容を描いた「ガニュメデスの誘拐」は、恐ろしい内容ながら、みていてちょっと滑稽な感じを受けました。美少年のお尻がかわいい。
また、ドイツロマン主義の絵画は、見応えのあるものが多いです。なかでもいいな、と思ったのが、リヒターの「チヴィテッラ」。日々の労働を終えて家路につく人を描いていますが、空の青さが印象的。また、小品ですが、カールスの「音楽」。ハープと天使が描かれた内容から、シュルレアリスム的なものを感じました。もちろんこの作品が描かれたのは、シュルレアリスム誕生の100年ほど前の時代です。
この美術展、かなりの点数があり、一回では十分堪能できないかもしれません。
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