こんどは、Reading Batonです
Musical Batonを渡したと思ったら、こんどは明るい空さんから、Reading Batonを渡されました。この読書バトン、いろいろなパターンがあるみたい。ともあれ、明るい空さんからは「小説版バトン」をいうことなので、あちこちのブログを拝見して、以下の質問パターンを採用(?)してみます。
でも難しい。いま、仙台の単身赴任宅で書いているので、ほとんどの蔵書が手元にありません。記憶をたどりながら、書くのはちとつらい。ともあれ、はじめてみます。
READING BATON小説版です。
1.お気に入りのテキストサイト(ブログ)
このブログの右サイドの「NICE BLOG」の入れさせてもらっているところは、よく御邪魔します。
2.いま読んでいる本
恩田陸「夜のピクニック」:先日、本の雑誌の目黒孝二さんのお話を聴く機会があり、その際にすすめられたので買ってみました。でも、最近忙しく、70ページくらい読んだところで中断しています。
3.好きな作家
著作が出れば必ず買う作家は、曽野綾子さん、小林信彦さん。曽野さんは、20年以上読み続けている作家で、どちらかと言えば、小説のほうが再読することが多い。小林さんは、小説もエッセイ、評論、どれも愛読してる作家。
4.よく読むまたは、思い入れのある本
・「竜馬がゆく」(司馬遼太郎):言わずもがなの、司馬遼太郎の代表作。これを読んだのは、確か30歳過ぎのころでしたが、文庫本で7冊ほどを一気に読んだ記憶があります。この作品を、もう少し若い頃に読んでいたら、もう少し人生も変わっていたかも(?)
・「怪物がめざめる夜」(小林信彦):小林作品は、どれも面白いです。ある時は洒落ていて、ある時はウイットに富み、ある時は時代を先取りしています。この作品は、マスメディアの影響力と怖さを、うまく小説にしています。
・「さらばモスクワ愚連隊」(五木寛之):中学時代に五木寛之作品にはまった時期がありました。実はこの小説の内容はあまり覚えていないのですが、タイトルが頭の中にこびりついています。五木さんの小説は、どれもタイトルが凝っていますね。
5.この本は手放せません!
「神の汚れた手」(曽野綾子)
「好きな作家」の項目でも書きましたが、曽野作品に出会ったのは大学の時、この「神の汚れた手」です。本を読んだきっかけは、作品の中でエルヴィス・プレスリーのHymn(賛美歌)が取り上げられていたからです。中期以降の曽野作品は、生活の中での神(イエス・キリスト)の存在を、一貫してテーマとしています。他にも優れた作品がいくつもありますが、私にとってはこの作品が、いちばん心に残っています。
6.次にバトンを渡すヒト3名
音楽バトンの時は、5人もお渡ししたのですが、今回はお渡ししないことにします。小説バトン、自分で書いていて大変だったんで。もしバトンが欲しい方がいらしたら、自由にお持ちください。
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コメント
ミイ子さん
こんにちは。
Reading batonありがとうございます。本のほうが、音楽よりも難しかったですね。タイトルは覚えていても、内容はうろ覚え、なんて本がけっこうありました。音楽だと、曲がちゃんと頭の中に入っているのに。
目黒さんの話は、とくに椎名誠さんのエピソードが面白かったかな。「本の雑誌」の原稿をまるごと一号分、椎名さんがなくしてしまったことなど、なかなか楽しかったです。
TBは、ひとつ消しました。ご安心を。
投稿: 自由なランナー | 2005/07/05 07:52
すみませんTB2回してしまいました。
ひとつ削除お願いします。
お手数お掛けしまして申し訳ありません~(><)!!
投稿: ミイ子 | 2005/07/05 00:43
TBありがとうございます!
Reading Baton…難しいですね。
割かし早く本を処分してしまう方なので
私も記憶を辿って記事にしてみようかと思います。
それにしても…目黒孝二さんのお話の内容が
気になります。
投稿: ミイ子 | 2005/07/04 19:03
riverさん
ご無沙汰です。
司馬遼太郎さんは、もう言わずもがなですね。私にとって「竜馬がゆく」とあわせて「坂の上の雲」も熱中して読んだ作品です。
投稿: 自由なランナー | 2005/07/03 20:53
明るい空さん
こんにちは。
記事にするのが遅くなってしまって。これを書いていて、自分で思っているほど、小説は読んでいないな、と感じました。
「夜のピクニック」(通称夜ピクというらしいですね)は本屋さん大賞ですものね。
曽野綾子さんの本は、機会があったら読んでみてください。いいです。
投稿: 自由なランナー | 2005/07/03 20:50
こんばんは。
竜馬がゆくは僕が司馬遼太郎にはまった原点です。とにかくとにかく面白くて一気に読んでしまいました。それ以来司馬作品を結構読んでいます。とくに幕末関連ですが。いまは飛ぶが如くをよんでます。これがまた明治新政府の葛藤というか人間模様が細かく書かれていて面白いです。
投稿: river | 2005/07/02 23:32
自由なランナーさん
Reading Baton受け取っていただきありがとうございます。
恩田陸さんの「夜のピクニック」これは本当にお勧め本です。この本と竹内真さんの「自転車少年記」は、どの世代の方にも薦められる本だと思います。
小林信彦さん懐かしい名前です。それに「さらばモスクワ愚連隊」。なんだか必死に読んでいた記憶があります。これも懐かしいです。曽野綾子さんの本はごめんなさい、私はあまり読みませんが、その他はどれも懐かしい名前ばかり。バトンの受け渡しってこういう嬉しいビックリがあるから楽しいですね。バトン受け取っていただきましてありがとうございます。渡すのは無理しないでくださいね。
PS.最近のお気に入りにありますサイモンとガーファンクルのCD、今度探してみたいと思います。嬉しい情報ありがとうございます。
投稿: 明るい空 | 2005/07/02 16:19
おはようございます。
お久し振りでした。
お元気そうで何よりです。
先日、とんぼ返りでしたが、帰省しました。
気温の差に体が付いていけず参りました。
確かに今年の6月は何年か振りの暑さとは言え
関西とはエライ違いです。
空梅雨のようですが、昨日は凄い雨でした。
とても、恵みの雨とは言えそうもない雨でした。
梅雨明けままで、まだまだ、この鬱陶しさ続きますが、ご自愛くださいませませ。
投稿: なんちゃってオジサン | 2005/07/02 07:33