« Musical Batonがやってきました | トップページ | はじめての大戸屋 »

2005/06/24

ちょっと不便な宮城県図書館

仙台のような大都会に住んでいると、図書館はいくつも選択肢があります。いつもは仙台中心部のメディアテーク内の市民図書館を利用することが多いです。先日、仕事で使う資料を探しに、宮城県図書館にいってみました。まず感じたのは、「場所が不便」。高級住宅街として有名(?)な泉パークタウンの一画にあるのですが、実質上、クルマでしか行けない。(バスはあるが、平日は1時間に2,3本、土日は1,2本。土日は16時台には終わってしまうバスしかありません)昔から、この場所にあったんでしょうか?みなさん不便は感じていないんでしょうか?東北各県の県立図書館の場所を調べてみましたが、青森以外は県庁所在地の中心部にありますね。

また、これも前から不満に思っていたのですが、仙台市立図書館も、宮城県図書館も一回の貸出冊数が5冊は少ないです。以前、レポートを作成するためにいくつかの専門書を借りたのですが、6冊目になって「借りられません」と言われて、びっくりしました。調べ物に使うためには、5冊では少ない。閲覧コーナーの席は、いつも満席だし、借りていきたいです。実家のある目黒区立図書館では20冊までOKですよ。
東北の県立図書館の貸出冊数と期間を調べてみました。
宮城5冊、15日 福島:10冊、15日 山形:6冊、3週間 岩手:10冊、3週間 秋田 7冊、22日 青森:5冊、15日
青森が宮城と同じ条件ですが、あとの県は、もっとサービス(?)がいいですね。私としては期間は2週間でもいいですが、せめて10冊は借りたいです。

私の探し方が悪かったのか、館内の検索システムのパワー不足なのか、探していた資料は見つかりませんでした。結局、蔵書数が県図書館よりはずっと少ないと思われるメディアテークで、いい資料を見つけることができました。
図書館、県によってずいぶんサービスに違いがあるんですね。

今朝、ジョギング中に浅野知事と行き会いました。知事はどう感じているのかな、と思いました。

| |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ちょっと不便な宮城県図書館:

コメント

まめどまめさん
こんにちは。
おっしゃるとおり、ハードとしての図書館を都道府県、市町村が持つ意味を考える必要は、おおいにありそうです。何を市民に提供するのかを、検討する時期かもしれませんね。

投稿: 自由なランナー | 2005/06/28 23:23

>県図書館と市町村図書館の役割分担があるとすれば、もっと県民に明示すべきでしょうね。
私の地元の県立図書館は、2館それぞれの個性をアピールしています。予算が小さいので、仕方なくというところもあるのですが(哀)。2館のうち一つは、理工系に特化しているので、それなりの人が利用していますが、もう一方はちょっと中途半端。
わが県の市町村図書館間の資料流通は全国的にみてもかなり盛んな方ですが、県図書館の役割は資料と情報の「物流」になってきているようです。そういう意味では、ハードとしての図書館を都道府県が持つ必要が問われます。
しかし、やすひろさんのおっしゃるように、地域によっては市町村図書館の足りない部分を利用者に直接提供する機能も必要かもしれません。そのあたり、宮城県図書館は「見通しが甘かった」のでしょうかね。

投稿: まめどまめ | 2005/06/27 22:28

やすひろさん
こんにちは。
先のコメントでも書きましたが、やはり市民図書館では不満な部分は多いと思いますね。県図書館のあれだけの蔵書が充分に活用されていないとすれば、運営方法も検討しないといけないと思います。

投稿: 自由なランナー | 2005/06/25 20:30

まめどまめさん
こんにちは。
探そうとしたのは、【東北の元気のいい会社】とういうある意味曖昧な情報でした。このような、曖昧な条件だと、ネット上での検索では無理で、やはり実際に本を見ないと、探している情報があるか否かはわかりません。検索システムで、本の内容までわかればいいんですが。
司書さんにきこうとも思いましたが、時間がないのであきらめました。
県図書館と市町村図書館の役割分担があるとすれば、もっと県民に明示すべきでしょうね。

投稿: 自由なランナー | 2005/06/25 20:27

 宮城県図書館はむかしは榴ヶ岡にありました。
利便性が非常に高いところでした。
 資料的には仙台市の図書館よりかなり多くの資料があり、榴ヶ岡の時代にはほぼ県立図書館にいっていました。いまはあまりにも遠いため市の図書館を使いますがあまりに物足りません。

投稿: やすひろ | 2005/06/24 07:35

県図書館まで出かけられて目的を達せられなかったのはお気の毒様です。
宮城県図書館は何年か前に旧市内から移転しているはずです。
都道府県立図書館は、市町村に図書館が以前より普及した今では「第二線」になっているところが多いのです。
目的は第一に市町村図書館の支援、資料の保存です。
ですから、来館者へのサービスは「二の次」と思った方がよいと思います。だから、最近新築された県立図書館は郊外に作られることが多いのです。
ネットで検索できるようになっている現在、自宅や職場、近くの市町村立図書館で検索して、急がないなら県図から取り寄せ、急ぎなら直接県図へでかける、というのが「賢い」使い方だと思います。
図書館で検索がうまくいかない場合は、職員(司書)に聞くのをおすすめします。

投稿: まめどまめ | 2005/06/24 07:12

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。