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2005/05/15

甦る「つくば写真美術館」

仙台のメディアテークで、「幻のつくば写真美術館からの20年」と題された写真展が開催されていて、昨日みにいってきました。この『つくば写真美術館』とは1985年に行われた「科学万博ーつくば’85」の開催に合わせ、期間限定で開館されたもの。この美術館では「パリ・ニューヨーク・東京」という写真展が開催されました。3つの都市の写真家170人、400点の作品が展示。
この、「幻のつくば写真美術館からの20年」は、当時の写真に加え、85年のつくば写真美術館以後の作品を加えた250点を展示しているのものです。写真展は『第1部 「85/」復活! 幻のつくば写真美術館』、『第2部 「/05」ニュー・ジェネレーション 継承者たち』の2部構成になっています。

IMG_2844
前置きがながくなってしまいましたが、これだけの写真家の作品がみられる写真展は、東京でもめったにありません。印象に残った写真を簡単に触れてみます。第1部では、マン・レイの「白と黒」は不思議な女性ポートレイト。水俣病の報道で有名なユージン・スミスの「楽園への道」は心に引っかかる一枚。木村伊兵衛の作品は3点、その中でも構図の妙と、人物の表情に引かれる「青年」がいいです。桑原甲子雄の「薬局」は不思議な世界を醸し出す佳作。荒木経惟 の「『少女世界』より」(上の写真)は、自身がモデルとなったアラーキーワールド。第2部では、森山大道の作品にひかれます。3点の作品のうち「五所川原」は写真の中に入ってしまう錯覚に陥ります。オノデラユキの「関節に気をつけろ」は、モノクロの奇妙なメッセージ作品。

この写真展は当時「パリ・ニューヨーク・東京」が宮城県美術館の協力で行われたため、仙台で企画されたようです。これだけの写真展ですが、広い会場には5人ほどしか鑑賞者がいませんでした。ちょっと残念です。首都圏には巡回されないんでしょうか? 見ごたえのある写真展です。

幻のつくば写真美術館からの20年WEB
この写真展のことをかかれているブログにTBさせていただきます。

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受信: 2005/05/15 21:48

コメント

とらs=Bellさん
ご来訪ありがとうございます。
仙台だけで行われるのは、ほんともったいないと、私も思います。東京でやったら、大盛況ではないでしょうか。
また、ブログお邪魔します。

投稿: 自由なランナー | 2005/05/15 20:49

kushanさん
ご来訪ありがとうございます。
またこちらからも、お邪魔します。

投稿: 自由なランナー | 2005/05/15 20:47

トラックバックを有難うございました。
大変素晴らしい写真展ですよね。

これ、本当に、全国巡業してくれないんでしょうか。

旅先だったので、あまりにも見る時間が少なかったのが残念で残念で.....。

東京の美術館での開催だったら、ミュージアムショップで図版集....ということもあったのかもしれないですけど、それも無かったですし....。SMTにメールでも出してみようかな....。

投稿: とらs=Bell | 2005/05/15 13:30

TB感謝です。時折拝見しています。

投稿: kushan | 2005/05/15 13:06

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