古い味わい:元祖 炉ばた
かつてよく「炉端焼き」の店に飲みにいきました。カウンターの中で、魚、野菜などを焼いて、焼き上がると長い棒にのせて出してくれる。オープンキッチンの元祖かもしれません。最近はあまりみかけなくなりました。
仙台の国分町に「元祖 炉ばた」という店があります。ガイドブックなどで見ると、「炉ばた発祥の店」とあります。昨晩、いってみました。
店にはいると、ぐるりとカンター。中に女将さんが座っていて「おばんです」と迎えてくれました。店内は、古い日本家屋のたたずまい。とても落ち着く空間。おかみさんの席には、お燗をするための道具(なんと呼ぶのかな)があったりします。炉端焼きのお店ではないんですね。炉のまわりでお酒を飲むので、炉ばたということらしい。
お品書きは、刺身、焼き物、煮物、天ぷらなど、豊富。山菜などをつかった旬の料理もあります。席に着くと、まずお通しが3品供されます。お浸し、魚の焼き物、煮物で、1260円。これでしばらく酒が飲めます。日本酒は、基本が「雪の松島」。お酒を頼むとおかみさんがお燗の加減をきいてくれました。
とても落ち着くお店です。私のようなオジサンにはぴったりです。
炉ばた:仙台市青葉区国分町2-10-28
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