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2005/03/10

「地産地消」を知りませんでした

IMG_2532昨日の「河北新報」の一面に『地産地消の経済効果、東北6県、計193億円』という記事に目がとまりました。「地産地消」という言葉を、私は知りませんでした。この地産地消(ちさんちしょう、かな?)をネットで調べてみました。意味は「地域生産・地域消費」の略で、「地域で生産された農林産物をその地域で消費する」ことです。
仙台はこの地産地消が盛んなのか、仙台市地産地消推進協議会という団体があることを、ネットで検索して知りました。
河北新報の記事によると、七十七銀行の試算によると、東北六県の自給率が1%上昇すれば、経済波及効果は193億円になるとか。(これは楽天の経済効果の試算にほぼ等しい)。自給率を上げるためには、東北以外から調達している生産物の需要を東北産に切り替える必要があります。
野菜、果物、魚介、卵など生鮮食品を買うときは、私は極力、地元のものを買うようにしています。やはり新鮮と思うので、ついつい買ってしまいます。宮城以外の県にいったとき、時間があったりするとデパートなどの生鮮食品売場をのぞくこともあります。地元にはどんな農産物、海産物があるか、知りたいなと思います。
スーパー・ダイエーの食品売場でも、地元農家の野菜を売っていました。
東京にいると、地元の野菜、魚介などを買うことなど、ほとんど不可能。やはりここ仙台にいてならではの楽しみです。

☆「地産地消」のことを教えていただいたブログにトラックバックさせていただきます。

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この記事へのトラックバック一覧です: 「地産地消」を知りませんでした:

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受信: 2005/03/11 20:59

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受信: 2005/04/21 00:01

コメント

うっきーかずちゃん。さん
ご来訪ありがとうございます。
コメント、大変参考になりました。
特に気になったのは「旬」に関することです。最近は、野菜の旬を意識せず、消費者は買い物をしていますね。多くの野菜が、一年中買えますからね。おっしゃるとおり、消費者が「今はキャベツが旬じゃないので、買わない」とでもなれば、状況は変わるでしょうが。
また、おこしください。私もブログにお邪魔します。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/21 07:49

はじめまして。
仙台台原のうっきーかずちゃんと申します。
私は農業関係の技術屋ですので、地産地消を推進する
立場にあります。
確かに宮城県内の野菜売場で目立つのは、千葉産
茨城産です。ただ、宮城県の各産地で1年中切れ目無く
供給するのは難しく、どうしても関東などの産地に
依存してしまっているんですよね。
逆に関東の産地は各地の品物が切れる時期をうまく
突いてきているわけです(反面、宮城産も他県の
切れ目を狙うのですが)。

旬…というのもまた難しいものがあります。
旬にだけ作ればいいじゃないの!と消費者の方の
意見を聞く事が多いのですが、旬の時期というものは
当然「最もつくりやすく、品質・栄養価的にも良い」
のですが、生産量も多いので「価格が安い」のです。
旬だけ作ったのでは「生産者が食っていけない」の
ですね。品物は最高になるのですが、作るヒトの負担
が一方的に多くなるでは長続きしません。

いっそ、宮城県産が出ない時期(地元における旬で
無い時期)にはキャベツは買わん!などと消費者の
方も変わってくると、状況も変わるかな。

仕事柄、消費者の要求と生産者の現状の両方を見る
機会が多いため悩みは尽きません。地産地消は
消費者・生産者の両方が変わらないと進まないの
ですが、たぶん21世紀はそんな時代になるんだと
思っています。

投稿: うっきーかずちゃん。 | 2005/03/20 07:56

いとうさん
ご来訪ありがとうございます。
流通が昔のに比べて発達して、地元のものを食べる機会が減ってきていますね。こちら宮城でも、例えばトマトなどは充分収穫されるのですが、スーパーなどでは他県のものしか売っていない、ということもあります。
まだまだ、この地産地消をすすめる必要はありそうです。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/18 17:41

TBありがとうございました。
「日々是マーケティング」の管理人です。
お礼が遅れて大変申し訳ございません。

「地産地消」ということが、最近盛んに言われるようになってきましたね。
とても良いことだと思っています。
その反面、地方の農業組合などでは「特化性の高い農作物」ということに積極的です。
「その土地に行かなければ、味わえない食べ物」と言い換えたら分かりやすいかも知れません。
そのどちらも、とても魅力的な「食」だと思っています。
また遊びにきてください。
本当にお礼が遅くなり、申し訳ございませんでした。

投稿: いとう | 2005/03/17 11:39

704さん
ご来訪ありがとうございます。
私も、仙台の食材を満喫したいと思ってます。これからもよろしくお願いします。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/15 05:48

jyugemu3さん
ご来訪ありがとうございます。
私も地産地消、勉強中です。また、おこしください。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/15 05:46

TBありがとうございました!
ってかなり遅いレスになってしまいましたが。

私も農業関係機関勤務1年で、まだまだよくわからないヒヨっ子です。
いろいろ勉強していきたいと思います。

単身赴任中、仙台を満喫していってくださいね~!

投稿: 704 | 2005/03/14 22:22

トラックバックありがとうございました。自給率と経済効果の関係など、記事を見て勉強になりました。

投稿: jyugemu3 | 2005/03/14 17:21

KAKIさん
ご来訪ありがとうございます。
私も、仙台の「地産地消」への取り組みなどまったく知らず(そもそもこの言葉を知らなかったのですから)恥ずかしい限りです。
楽しいブログにまたお邪魔します。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/13 10:31

tantanmenさん
ソニーの中鉢さんは、仙台二高、東北大ですね。なかなか優秀なかたのようです。これをきっかけにソニーがかつての輝きを取り戻してくれるといいのですが。TBありありがとうございます。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/13 10:27

自由なランナー様

初めてコメントです。宜しくお願いします。
私の場合も青森県が「地産地消」を推進してる事を知りませんでした。
そもそも、青森県の場合県庁内に「地産地消」を推進するチームができたのが、
最近の事みたいなんです。
とっても大切なことですよね。

投稿: KAKI | 2005/03/12 21:39

実は仙台市というか,東北大学とソニーの関係は深いみたいです.今度副会長とエレクトロニクス部門のCEOになった中鉢氏は東北大学出身で,創業者の井深氏と東北大学との関係も実はあります.青色ダイオードの件でソニーは東北大学金属材料研究所と連携するのでは,という記事を書きましたのでトラックバックさせて頂きます.

投稿: tantanmen | 2005/03/11 20:57

空楽さん
ご来訪ありがとうございます。
貴重なコメント、大変参考になります。この地産地消を取り上げてみてわかったのでが、ブログ上でも記事にされている方がすごく多いのですね。私もこれをきっかけに、もっと勉強しなければと実感しました。
また、ブログにお邪魔します。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/11 05:49

yskitchenさん
ご無沙汰しています。いつも楽しくブログ拝見しています。
おっしゃるとおり産直所や、JAの店には地元の野菜などがあり、楽しいですね。こちら宮城では機会がなく、まだいっていませんが、こんどいきたいと思います。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/11 05:44

ハトさん
ご来訪ありがとうございます。
地産地消、これから大切のなっていく考え方だと思います。私もこのことについてもっと勉強しなければと考えています。
ブログ、またお邪魔します。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/11 05:39

italy-danceさん
私なんか、河北新報の記事よむまで地産地消の言葉さえ知りませんでしたよ。恥ずかしい限りです。
これだけの経済効果があるのなら、ぜひ実行していきたいですね。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/11 05:35

いつこさん
ご来訪ありがとうございます。
ニューヨークの野菜生活、いろいろ情報が詰まって、いいですね。
また、お邪魔します。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/11 05:30

トラックバックどうもです。

 現在の「流通経済」は石油と言う浪費できるエネルギーがあってこそ成り立つ経済であると言えます。
 石油が後十数年もしないうちに高騰することは、多くの方が予測していることですが、石油が浪費でくなくなれば、今までのようなやり方は通用しません。

 安く買い叩いたものを、少し高く売れるところで稼ごうとしても、燃料代が高騰すれば、そのようなセコイ商売は成り立ちません。
 流通に時間がかかったのと、生産者の顔が見えにくいのとで、安かろう悪かろうになっているわけですから、地産地消が進めば質の良い食生活になると思います。
 また、昔ながらの固定種の野菜を各地で生産するようになれば、各地で特色のある野菜ができるわけですから、旅の楽しみも増えますし、よそから買ってまで食べたいような野菜が食べられるようになるわけです。

 無駄な流通を省くだけで、省エネルギーにもなりますし、無駄な支出がなくなった分、無駄な労働も減るわけです。
 本当の豊かさは、地産地消の経済にあると思います。

投稿: 空楽 | 2005/03/10 21:38

機会があれば産直所など覗いてみてください。面白いお野菜や、手作りの加工品など、都会では味わえない食文化が田舎にはあるんですよ。
ちなみに秋田で一番人気の 陽気な母さんの店 (大館)は今年度全国商工会議所女性会の女性企業家最優秀賞を取ったんです。http://www.tokyo-cci.or.jp/women/event/041124a.html
農家の女性が現金収入を得るためにこつこつとやってきたことが認められ、このような賞を頂いて本当によかった。

投稿: yskitchen | 2005/03/10 19:47

TBありがとうございます。
地産地消、私も数年前に知りました。
地場産業は地域の主要産業を意味してるのに対して、地産地消は地域が一体となって生産から消費までって意味ですよね。まさに現代に必要なことだと感じます。

投稿: ハト | 2005/03/10 15:41

自由なランナーさん、おじゃまします。

「仙台市地産地消推進協議会」のこと初めてしりました。

私も最近スローフードな本を読んだばかりなので、この辺のこと興味があったんです。

楽天の経済効果の試算と同じなんてなんかすごいですよね。

投稿: italy-dance | 2005/03/10 08:49

こんにちわ。トラックバックありがとうございます。
面白い情報ありがとうございました。
いま夫も単身赴任中なんですよ(わたしもですけど・・・)!
体に気をつけて帰る日までがんばって過ごしましょうネー!!

投稿: いつこ | 2005/03/10 08:18

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