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2005/03/09

静かな感動−榎倉康二展

この前の週末、東京で「榎倉康二展」(東京都現代美術館)に足を運んできました。これまで何回も書いているんですが、私は素人美術愛好家ですので、恥ずかしながら榎倉康二さんの名前を知りませんでした。ちょっと迷ったのですが、いってみました。
この展覧会に出展されている作品は、油彩、写真、映像、シルクスクリーン、インスタレーション、そして綿布を使った作品まで、その表現方法は多彩です。
会場に入って、まず初期の「なまけもの」および「タイトル不明」の油彩+コラージュをつかった一連の作品。不思議な形の物体がキャンバスの中から訴えかけます。
またモノクロ写真は、写し込まれた空気を感じる作品。そしてモノクロの8ミリ、16ミリで撮影された映像作品も、妙に引っかかります。
私にとってもっとも印象的だったのは、綿布に油彩画、アクリルで彩色した作品群。1980年代初めの「Figure」もしくは「無題」の4点。「Figure」と題された6点の作品。「干渉」と題された木材を素材に加えた6点。これらの作品と、それを支える床、そして空間の広がりが、なんとも心地よい気分にさせてくれます。私は、これらの作品が展示された3つの部屋を、なんどかいったりきたりして、その空間を楽しみました。きっとこんな鑑賞法は、正攻法ではないのでしょうが。
見終わったあと、静かな感動がある展覧会でした。

☆榎倉展の見方を教えていただいたブログにトラックバックさせていただきます。

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受信: 2005/03/24 00:01

コメント

kaoringさん
ご来訪ありがとうございます。
榎倉康二さんの作品は、ほんとよかったですね。時間があれば再訪したかったのですが、残念です。
また、お邪魔させていただきます。

投稿: 自由なランナー | 2005/04/04 07:53

こんにちは。
TB&コメント、ありがとうございました。
このところ多忙にしておりまして…反応が遅くなり申し訳ありません。

本当にあの"空間"はよかったですね。あの空間に身を置けてよかった。
またああいう世界に出会いたいものです…

投稿: kaoring | 2005/04/03 12:41

Takさん
こんにちは。
私もわからないなりに、少しでも多くの展覧会をみようと思っています。
榎倉展はいくつもの発見がありました。
また、ブログにお邪魔します。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/10 05:39

はろるど・わーどさん
こんにちは。はろるど・わーどさんの的確な記事を拝見して、この榎倉展をみてきました。
榎倉さんの作品をはじめてみる私のとって、いろいろな発見がありました。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/10 05:37

こんばんは。
TBありがとうございました。

素人美術愛好家の一人です(^^♪
観ないとあれこれ論ずることもできませんので
なるべく満遍なく観ようと心がけています。

榎倉康二氏の魅力が分かるのはまだまだ
先のような気がしました。

投稿: Tak | 2005/03/10 01:07

自由なランサーさん、こんばんは。
拙ブログにTBとコメントありがとうございました。

>作品と、それを支える床、そして空間の広がりが、なんとも心地よい気分

私もそこに魅了されました。
自由なランナーさんと同じように、展示室を行ったり来たりしました。

>静かな感動

本当に仰る通りです。
作品同士が関係しながら、全体として「静的」な空間を作り上げる。
良い世界でした。

投稿: はろるど・わーど | 2005/03/10 00:28

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