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2005/03/03

映画「トニー滝谷」の魅力

先日、東京で映画「トニー滝谷」をみてきました。村上春樹の小説が原作、イッセー尾形、宮沢りえ主演の映画です。金沢に住んでいた頃は、毎年公演をみにいっていたイッセー尾形ファンです。村上春樹の本は読んでいないのですが、みにいってきました。
全編に美しい坂本龍一の音楽が流れ、淡々とストーリーが進んでいきます。登場人物が、イッセー尾形と宮沢りえだけといっていいくらい、二人が画面にでている時間が多い映画です。なにか、イッセーの舞台をみているような気に、一瞬なりました。でも、彼の舞台で見せるキャラクターは片鱗もみせず、かといって違う魅力があるかというと、それもあまり感じられませんでした。見終わった直後は、いまひとつな印象だったんです。
でも、しばらくして思い出してみると、なにか妙に引っかかる映画です。それは村上春樹の原作のせいなのか、映像表現からくるものなのか、イッセーの演技力なのか・・・。「孤独」という言葉が頭をよぎり、一抹の寂しさを感じました。市川監督は、なにを表現したかったのでしょうか。あとからいろいろ考えさせられる映画でした。

★「トニー滝谷」に感銘されたブログにTBさせていただきます。

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受信: 2005/12/30 11:47

コメント

Ricaさん
ご来訪ありがとうございます。
ゆったりとした雰囲気ながら、なにかひっかかる映画でした。
また、ブログお邪魔します。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/04 05:40

TBありがとうございます☆
ゆったりとした時間の流れとその中にある
ストーリー性に私は惹かれました。
気がついたら涙が零れるいい作品だと思います。
私は好きです♪
イッセー尾形さんの演技が絶妙でよかったです。

投稿: Rica | 2005/03/04 01:01

ぼんさん
ご来訪ありがとうございます。
この映画、イッセー尾形ファンは、見にいかれているんですね。
私は、映画をみて、久しぶりに彼の舞台がみたくなり、5月の東京での公演を申し込んでしまいました。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/03 22:29

hatoさん
ご来訪ありがとうございます。
おっしゃるとおり、好き嫌いがわかれる作品でしょうね。だめな人は、爆睡してしまう可能性のある映画でしょう。
イッセーファンにとっては、新しい魅力を発見させてくれる作品かもしれません。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/03 22:22

みつこさん
ご来訪ありがとうございます。
私も原作を読んでみたくなりました。「孤独」、「喪失感」といったことが、どう表現されているのかな、と思っています。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/03 22:13

higansugimadeさん
ご来訪ありがとうございます。
あとからジンとくる映画でした。
またブログにお邪魔します。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/03 22:07

TBありがとうございました。
イッセーさんの舞台 
わたしも関西にこられるときに
よく行きます。

シンプルな部屋のシーンとかが多いところも
少しイッセーさんの舞台を
思い出したりもしました。

確かにみてすぐより
みた後しばらくしてから 
じんわりと心に何かが浮かんだりする映画でしたね。

投稿: ぽん | 2005/03/03 21:41

不思議な魅力のある映画ですよね。
イッセーさんのファンなので観に行ったのですが、イッセーさんの魅力もさること乍ら、宮沢りえさんも良い演技で、観るものを惹き付けていたと思います。
観終わったあとから、ずっと心にざわざわさせるものを感じます。
好き嫌い分かれるでしょうが、私は好きな映画です。

投稿: hato | 2005/03/03 21:38

TBありがとうございます。
ほかの市川作品とひと味違う映画だと思いました。原作をまだ読んでいないので、ぜひ読んでみたいと思っています。
好き嫌いが激しく別れる作品だと思います。しばらくすると妙に何かひっかかる、というのは私も全く同じです。後から何かじわじわくるんですよね。

投稿: みつこ | 2005/03/03 21:33

TBありがとうございます。
ぼくもよくにた感想かもしれません。

投稿: higansugimade | 2005/03/03 08:45

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