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2005/02/20

アーキラボ展と森美術館

昨日は、森美術館で「アーキラボ:建築・都市・アートの新たな実験展 1950−2005」をみてきました。森美術館が初体験です(そもそも六本木ヒルズにいくのが2回目というお上りさん状態)。
この展覧会には、建築家がつくった模型や素描の膨大なコレクションが展示され、簡単にいってしまえばそれによって50年代から現在に至るまでの建築家たちの創造の軌跡をたどるもの。美術館で建築をテーマにするというのが、アプローチとしては面白いのですが、模型、スケッチなどで、実際の建物を想像するのは、私にはちょっと難しいこと。建築知識がない私が、膨大な展示物をみていると、単純に「変わった建物だな」とか「これってほんとにつくれるの」といった感想しかでてこないです。

その中で、展示に本筋からははずれるかもしれませんが、大阪万博の映像をやっていたのが面白かった。ほんの5分ほどの映像ですが、この万博の建物はほんと面白いですね。今みても、デザイン的に斬新とか、奇抜とか感じものがあります。愛知万博では、面白い建物あるのかな。私は東芝IHI館(確か黒川紀章の設計)が印象に残ってます。

かつて「館(やかた)行政」といわれた時代がありました。自治体がホール、図書館などの館をこぞってつくりました。その時代には、創造的な建築物も多くつくられたと思います。今は財政難で、どこもそんなことも出来ず、刺激的な建物も少なくなりました。
今後の建築は、どの方向に向かうのかな、と思いました。

初めて訪れた森美術館は、53階にある美術館。52階からエスカレーターでエントランスに入る仕組みで、そこが「売り」かもしれませんが、私はあまり魅力的な空間ではありませんでした。
そもそもあまり刺激的な建物とは感じられない六本木ヒルズで、「アーキラボ」展をやること自体、なにか皮肉めいてますね。

★参考にさせていただいたアーキラボ展のことを書かれているいくつかのブログに、トラックバックさせていただきます。

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この記事へのトラックバック一覧です: アーキラボ展と森美術館:

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受信: 2005/02/23 22:07

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受信: 2005/03/20 03:21

コメント

toshimiyaさん
ご来訪ありがとうございます。
水戸芸術館の「アーキグラムの実験建築」、いきたいとは思ってますが、仙台からはちょっと無理なようです。
ブログに、またお邪魔させていただきます。

投稿: 自由なランナー | 2005/03/25 19:01

大変遅くなってしまいましたが、TBありがとうございました。
建築を学んでいたので、アーキラボには結構刺激を受けました。

水戸芸術館で開催されている「アーキグラムの実験建築」が今週末迄のようなので、出向いてみようと思っています。

投稿: toshimiya | 2005/03/25 12:38

DADA.さん
こんにちは。
なるほど、そういう鑑賞法もあるんですね。なにしろ、展示物が多いので、真剣にみるとかなり疲れますね。

投稿: 自由なランナー | 2005/02/25 05:55

こんばんは。
遅くなってしまいましたが、TBありがとうございました。

僕は「アーキラボ」展はかなりハマってしまいました。
「住む」という基準は持たず、「この建物はどうなっとるんだろう?」という好奇心を激しく刺激されて、それをひとつずつ理解していく行程を楽しみました。めちゃくちゃ頭使って疲れましたが。

投稿: DADA. | 2005/02/24 20:29

aoさん
大阪万博はリアルタイムで体験していますが、いまもって記憶にあります。日本の高度成長期の最中のイベントで、日本人すべてが見に行ったような感がありました。

投稿: 自由なランナー | 2005/02/24 07:50

Takさん
アーキラボ、混んでいましたか。展示物の量が多いので、見るのちょっと大変ですね。

投稿: 自由なランナー | 2005/02/24 07:48

こんばんは。
大阪万博の映像は、建物が模型みたいで映画やTVの特撮を見てるみたいな感じがしました。岡本太郎さんの「太陽の塔」はどこか愛嬌があるような感じがします。当時の賑わっている人達や場所の映像、もう少しいろいろ見てみたかったです。

投稿: ao | 2005/02/23 22:34

こんばんは。
無謀にも日曜日に森美術館に行ってきました。
混雑するなか見てまいりました。
アーキラボ。

素人なりに楽しんできました。

投稿: Tak | 2005/02/23 22:08

subrowさん
ユニバーサルデザイン、ということが言われるわりには、使う側にたって考えらていない、デザイン優先のものも増えていますね。
またお邪魔します。

投稿: 自由なランナー | 2005/02/21 06:12

まめどまめさん
おっしゃるとおり、アーキラボは現代思想かもあいれませんね。そう考えてみると、理解しやすいようです。
六本木ヒルズ、長年のプロジェクトであるのに、なにか使う人のことが配慮されていないのは、残念ですね。

投稿: 自由なランナー | 2005/02/21 06:09

しのたかさん
ご来訪ありがとうごじます。
来月開幕する愛知万博には面白い建物はあるんでしょうか。あまり期待できないきがします。大阪万博では、東芝館以外にも、いろいろありました。

投稿: 自由なランナー | 2005/02/21 06:05

TBありがとうございます。
アーキラボ行った人って、みんな同じような感想みたいですね(笑)
思想をめぐっていくのは面白いのですが、実際住むとなると「え…どうなの?」というのが多い気がしました。まぁ実験だからいいのかな。

ちょっと話が違いますが、最近のデザイン○○(家電とかマンションとか)も、斬新なコンセプトやキレイなフォルムをしているけれど、変わりに使いやすさや機能性が犠牲になっている感じがしてならないです。

投稿: subrow | 2005/02/21 03:49

TBありがとうございました。私ごときの駄文を参考にされたとは、申し訳ない。
さて、「アーキラボ」は現代(建築)思想史がテーマだった気が、素人ながらしています。
「脱構築」なんて、モロ現代思想です。
建築家はほとんど哲学者といっていい人が多いです。
実際に人が住んだり使ったりする建築という現実性と、どうリンクしているの?という部分が「アーキラボ」にはなかったので、それが私のような素人の横好きには混乱のもとでしたね。
六本木ヒルズの建築としてのダメさ加減は、ここを訪れる人の身になっていないところだ、と感じています。デザイン的にもたしかに刺激的とは言えませんけど。
私のブログの別のエントリーでちょっとそのことに触れました。
参照:http://blog.goo.ne.jp/eh2961-707/e/e7f38690d0b7eb2a73285f6af1142304

投稿: まめどまめ | 2005/02/20 21:05

トラックバックありがとうございます。
小学校に上がった頃、東芝館とかが文房具の下敷きになっていたのを思い出しました。
当然かもしれないけど、シーザー・ペリの建築はなかったですよね、笑。

投稿: しのたか | 2005/02/20 16:37

フラフラさん
ご来訪ありがとうごいます。
そうですか、森ビルはそういう会社だったbんですね。森美術館とあのビルは、なんとも相性がよくないみたいに感じます。

投稿: 自由なランナー | 2005/02/20 13:29

Kateさん
ご来訪ありがとうございます。
私にとって、建築もアートでということを、再認識した展覧会でした。
大阪万博は、ほんと面白かったです。いい時代だったかもしれません。

投稿: 自由なランナー | 2005/02/20 13:26

こんにちは。
トラックバックありがとうございます。

建築を通した哲学になってますよね。
森ビル自身、10階ビルの高さで11階のビルにすることができるということを売りにして大きくなった会社ですから、そういう意味では実験的建築とは対極をなす位置にあると思います。

投稿: フラフラ | 2005/02/20 12:32

トラックバックありがとうございます。
私も大阪万博の映像は面白いと思いました。あの時代に戻って自分の足で訪れてみたかったです。
下のフロアでやってた「都市の模型展」も楽しめました。

投稿: Kate | 2005/02/20 12:22

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