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2004/12/16

ゆとり教育、見直しへ

単身赴任者の課題のひとつに、やはり子供の教育問題があるのではないでしょうか。一般的に、単身赴任を決める大きな理由が、子供の教育環境をかえたくないためではないでしょうか。(少なくとも我が家はそうです)教育に関し、このごろ気になるニュースが続いています。

一昨日、新聞などで報道された「理数の学力 小中も低下」(日経新聞の見出し)。国際教育到達度評価学会(IEA)が実施した算数・数学と理科の学力の国際比較調査結果が公表され、小4の理科、中2の数学の平均点が下がるなど、学力低下を示す結果。今月7日にはOECDの調査で、高校一年の数学、読解力の低下が示されたばかり。この結果をうけて中山文科相は

「『ゆとり教育』によって基礎的な知識を応用して活用することで生きる力を育てようとしてきたが、必ずしもそうなっていないことを率直に認め、対策を講じなければならない」(日経新聞)
と、ゆとり教育の見直しを示唆。
応用力の基礎となる知識は、ある意味「詰め込まない」と身に付かないと思います。目的を「ゆとり教育」にはしてはいけない。基礎知識をつけることをないがしろにしては、ゆとりもなにもあったものではありません。
また単に学習指導要領の見直しや、授業時間を増やすだけでは、本質は解決しないと思います。いま、大切なのは教育の現場。いまこそ教師の技量が問われているのでは。先生の指導方法をどうしたら更に高められるかを、文科省は真剣に考えて欲しい。

そして、当然ことですが家庭での教育が、もっとも大切なのは言うまでもないでしょう。
IEAの調査でも「家の仕事(手伝い)をする」は0.6時間(中2)で国際平均1.3時間の半分もなかったという結果。
教育はほんと難しいと思います。

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受信: 2004/12/16 10:11

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前の記事の続きです。とりとめなく書いてしまっていますが、読んで頂ければ幸いです。 社会が多様性を認めるならば、教育においても同じことが言えるのではないかと思... [続きを読む]

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受信: 2004/12/19 23:25

コメント

sakoさん
コメントありがとうございます。
単身赴任する人の多くが、子供の教育問題ではないでしょうか。両親がバラバラに住んでいては、ほんと家庭教育は充分に施せないと思いますね。
うちの子供は親の転勤で金沢→名古屋→東京と移動していますが、結構順応していますね。
家庭、社会、学校の関係は時代に即して変わらねばいけないでしょうね。私にはまだ答えはでてませんが。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/20 08:07

遅くなりましたがTBありがとうございました。
単身赴任って難しいと思うんですよ。ただ、子供って結構順応性はあるので、新しい土地でもどうにかなるかもしれないんですけどね(あたしはどうにかなったクチなので…)。
うちなんかは両親揃って「働かざるもの食うべからず」をきつく娘に説いていたので、なんだかんだで普通に家のこともこなせるようになっていましたが、その辺もどうなんでしょうねぇ…。
なんにせよ、家庭と社会と学校と、全てのあり方を見直すのは…大変だろうなぁ(しみじみ

投稿: sako | 2004/12/19 23:40

manabuさん
ご来訪ありがとうございます。この「ゆとり教育」という言葉、ほんと難しい概念ですね。なんでゆとりなのか、とも思います。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/17 09:11

riroさん
ご来訪ありがとうございます。この記事を書こうと思ったきっかけは、riroさん記事を読んだからでした。その日にIEAの結果もでて、「ゆとり教育」が問われることとなりました。
親の声を大にして、学校に伝えていく努力も大切だな、とも思っています。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/17 08:50

うにょさん
ご来訪ありがとうございます。うちの子供は中一ですが、ゲームひとつとっても、親が管理していないとほんと「ゲーム脳」状態になってしまいます。学校がもっとも重要な教育の場ですが、家庭の役割もほんとに真剣に考えなけれないけませんね。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/17 08:40

hilarionさん
こんにちは。確かに時代がいそがしすぎですね。子供のやることがいっぱいありすぎ。学校、塾、ゲーム、テレビ、スポーツ・・・。親もまたいそがしすぎですしね。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/17 08:29

まさくにさん
コメントありがとうございます。学校に現場ではやはり能力別授業(世間では習熟度別と言われていますが)は、いろいろな状況を考えれば、必須ではないんでしょうか。能力のある子供には、高いレベルのものを与えることも必要でしょう。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/17 08:15

まっちゃさん
コメントありがとうございます。ほんと子供の興味をひき、勉学心を刺激する「おもしろい授業」をすることが理想でしょう。しかし、どの先生にも「おもしろい授業」を望むのは酷かもしれません。でも、先生がたがそれぞれの個性をもった授業はできるはず。
またおっしゃるとおり、いろいろな体験は必要ですね。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/17 08:01

cocoさん
ご来訪ありがとうございます。私が子供のころはある意味で時代がのんびりしていましたから、教育でゆとりなんて言われませんでした。いまは時代が「ゆとり」をなくしているので、逆に「ゆとり教育」が主張されたのかもしれませんが、まずは家庭での教育責任を考えねばいけないと思いますね。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/17 07:55

トラックバックありがとうございます。
「ゆとり教育」の今後から目が離せませんね…

投稿: manabu | 2004/12/17 04:58

TBありがとうございます。
今の学校を親の立場から見ると,不満に思うことが多すぎて,つい私は力の入りすぎた文になってしまったのですが、親も教師も文部省も子供の姿を良く見て,いい方法を探してほしいと切に思っています。
今の子供は,,,と言われることも多いですが,実際学習意欲のないゲーム漬けの子供ばかりではなく大人のやり方次第で子供の学力も回復していくと思ってます。

投稿: うにょ | 2004/12/16 19:51

はじめまして、自由なランナーさん。
TBありがとうございました。私も共感させて頂いたので、
こちらからもTBいたしました。

教師の力量というのも、大きな問題ですね。
せめて毎年クラス分けの時に、親が自分の子供の担任を
「当たり」「外れ」などと言わないで済むぐらいには、
教師の質を揃えて頂きたいと切に望んでいます。

投稿: riro | 2004/12/16 18:01

自由なランナーさん
こんにちは!
教育問題は永遠の課題なんですかね~?
私は学生の頃、学校がまったく楽しくなかったのですが、(あまり気が合う友人がいなかったので)今の学生さんはかわいそうだな~と思います。時代の流れが速すぎて。私が学生の頃はもっと世の中がゆっくりでした。今は出来る子と出来ない子と二分化されてるのではないでしょうか?当時は普通の子がほとんどでした。出来ないとレッテルを貼られた子は一生出来ない駄目人間とされるのでしょうか?負け組みとして。人間誰しも生まれて来たからには存在価値があります。駄目な人間なんて一人もいないんです。私はそう思います。又語ってしまいました。すみません!

投稿: hilarion | 2004/12/16 13:47

TB有難うございました。今の「ゆとり教育」は進度や到達レベルが下げられた結果であると思います。得点分布がどうなっているのかわかりませんが、下位グループはどのような目標設定でも(時代に関係なく)あまり変わりないでしょう。上位グループの平均得点が減っているか、半分より上の中間層の後退があるなら、内容的に簡単すぎるということも言えるかもしれません。伸びる可能性のあるグループには相応の内容が必要です。選択肢が広げられる授業や、バーチャルではなくリアルな社会を体験できるように、仕事や作業の中で覚えたり考えたりしてほしいと思います。ちなみに簡単な日常の作業が上手に出来ない人は、他の難しい仕事もうまく出来ないことが多いような気がします。長くてすみません。

投稿: まさくに | 2004/12/16 11:51

すみません。↓のコメント名前が抜けてしまいました。
>TBありがとうございます。こちらからもTBさせていただきました。

投稿: まっちゃ | 2004/12/16 10:21

TBありがとうございます。こちらからもTBさせていただきました。

小学生なんかは先生がどれくらい面白い授業をするかによって勉強に対する意欲が変わってくると思います。それだけに力量ある先生が増えることが必要ですね。あとは子供にいろんな体験をさせたいものです。

投稿: | 2004/12/16 10:18

初めてコメントさせていたできます☆

cocoも学生のころはゆとりの時間などがありましたネェ。
何をしていたかまでは覚えていませんが、冬は雪合戦などをしていたよぉに思います。
あとは学級会とか。。。

時間を増やすというより、自由なランナーさんがおっしゃるよぉに教育の内容を検討しなくては何も改善されないと思います。
教師の起こす事件も多いし、家庭内の事件も多い今、ゆとり教育より考えなければならないことがたくさんあると思いましたぁ☆

投稿: coco | 2004/12/16 09:49

なぜ日本が「ゆとり教育」を選択したかは、よくわからないのですが、誤った選択だったかもしれませんね。子供の小学校のときの教科書もほんと薄かったですよ。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/16 09:15

アメリカなんかは、70年代~あたりからだったかな?ゆとり教育をしていたら、教育レベルは落ち、犯罪率も上がったそうで、方向転換をしたそうです。日本はその逆を行ってましたね。私も結婚もしていないとはいえ、ゆとり政策見直しは賛成です。

投稿: yanyan_akiko | 2004/12/16 06:42

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