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2004/12/14

写真に魅了される木村伊兵衛展

『草間彌生展』と同じ国立近代美術館で、同時に『木村伊兵衛展 Ihei Kimura - The Man with the Camera』が開催されていました。私は高校の時「アサヒカメラ」とかを読んでいたませた(?)学生だったのですが、当時その「アサヒカメラ」に木村さんの『街角から』という連載がありました。その当時、どんな写真を見たかは、もうすっかり忘れてしまいましたが、木村伊兵衛という写真家は、私にとって忘れることのない人でした。

木村さんの作品で好きなのは、広告やポートレイトより、街中などで人を撮った写真です。これほど自然に、でもメッセージをもって人の写真を撮れる人はいないのではないでしょうか。展示の中に彼がヨーロッパに行ったときのことを記した文章がありました。「はじめ何週間は写真を撮れなかった。人を驚かすような写真はすぐにでもとれるのだが」といった主旨(その場でメモせずに、記憶で書いているので表現は正確ではないと思います)のことを書いています。
木村さんの作品は、やはり自然な人の姿を、ただ捉えるだけでなく、そこのなんらかのメッセージがあることが特徴ではないでしょうか。

クサマワールドのあとに見てしまったので、頭を整理するのがちょっと大変でした。もう一度見に行きたいけど、会期が19日までなので、無理みたいです。

※共感させていただいたブログにトラックバックさせていただきます。

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この記事へのトラックバック一覧です: 写真に魅了される木村伊兵衛展:

» 「木村伊兵衛展」 [弐代目・青い日記帳]
「草間彌生展」を観終えて、常設展へと・・・ 常設展示室の2階から4階の3つのフロアの一部をそれぞれ使い 写真家・木村伊兵衛の展覧会が開催されていました。どう... [続きを読む]

受信: 2004/12/14 21:29

» 東京国立近代美術館 「木村伊兵衛展」 [はろるど・わーど]
東京国立近代美術館(千代田区) 「木村伊兵衛展」 2004/10/9〜12/19 こんにちは。 先日、草間彌生展を見た時にあわせて、写真家の木村伊兵衛の展覧... [続きを読む]

受信: 2004/12/15 22:13

コメント

(ゆ)@デジカメ日記さん
ご来訪ありがとうございます。木村さんのスタイルが「粋」と評されていることは知りませんでした。いまではあまり聞かなくなった言葉「粋」、いい表現ですね。木村伊兵衛そのものかもしれません。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/18 07:53

トラックバックありがとうございました。
ブログではあまり詳しく書かなかったのですが、デジタルカメラを使い始めて、写真の本を読んだりするうちにライカ遣いとして木村伊兵衛さんの名を知り、「粋」と評されるスタイルに興味を持ちました。
私も、草間展と同時開催というのは珍しい見方だなあと思いましたが、どちらもヒット!です。

投稿: (ゆ)@デジカメ日記 | 2004/12/17 17:36

はろるどさん
おっしゃるとおり、木村さんの写真は、まさしく人の魂、息づかいが感じられる写真ですね。一瞬の表情にも、その人の何かが感じられる作品ばかりでした。
オートフォーカスや、AEがない当時、よくもあそこまで人間の一瞬をとらえた写真が撮れたものだと、感動しました。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/15 23:00

yskitchenさん
秋田の作品はこの展覧会にありました。私としてははじめて見ましたが、秋田の人々が木村さんの暖かい視点で撮られていました。
また足を運びたい作品展です。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/15 22:51

こんばんは。はろるどです。
トラックバックありがとうございました。

>「はじめ何週間は写真を撮れなかった。人を驚かすような写真はすぐにでもとれるのだが」

木村さんのこの言葉、とっても含蓄があると思います。
いかに写真へ魂を吹き込むことが難しいのかを、
心の底から感じておられたのでしょうか。
私、写真のことは見るのも撮るのも下手ですが、
何となく木村さんの凄さの片鱗に触れた気がしました。

投稿: はろるど・わーど | 2004/12/15 22:12

こんにちは、コメントありがとうございました。
木村伊兵衛のブログに目がテンです。木村伊兵衛の代表作秋田シリーズをご覧になったことはございますか?戦後の農民の持つ力強さ、生命力、そして人間愛を見事にフィルターに写しています。中でも臨月、いえ出産直前まで働かなくてはいけない女性たちの姿に感動を覚えます。私たちが便利という言葉と裏腹に失ってしまったものを深く感じます。私の仕事ではいつも農家のかたがたに尊敬と敬意を持って接しておりますが、その先人のご苦労を考えますと言葉に表せないくらいの感動を覚えます。

投稿: yskitchen | 2004/12/15 20:14

makoさん
ご来訪ありがとうございます。木村さんが亡くなられて30年ほどたっているので、リアルタイムで知っているのは私のようなオジサン世代です。
デジカメの普及で、銀塩カメラから離れがちですが、写真の魅力は銀塩にあるのでは。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/15 08:04

はじめまして。拙いblogにアクセス&トラバしていただきありがとうございました。
私は社会人になってからのカメラ小僧です。何かと便利なんでデジカメも所有していますが、やはり最終的には銀塩に帰ります。そんな私はニコン派です。木村伊兵衛さんはリアルタイムでは知らないので、「筑豊のこどもたち」のルポ系の人だとばっかり思っていました。でもさりげない日常の切り取り方は現在に通じるものがあって、さすがだなぁと。その域まで達したいですね・・・

投稿: mako | 2004/12/14 23:55

Takさん
こんにちは。実は私もカメラ小僧でしたよ。ペンタックスを新宿のヨドバシカメラで買いました。当時はオートフォーカスもAEもありませんでした。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/14 22:54

こんばんは。
拙blogにコメント&TBしていただき
ありがとうございました。

私も学生時代カメラ小僧でした。
父からもらった一眼レフでお遊び程度に
写真を撮っていたものです。
今ではすっかりいじらなくなってしまいましたが。

投稿: Tak | 2004/12/14 21:32

kaonoiさん
こんにちは。やはり学生の頃からカメラ小僧だったんですね(失礼)。私は「アサヒカメラ」派でした。
木村伊兵衛さんは、まさしく伝説の人でした。会場には遺稿になった「アサヒカメラ」の『街角から』が展示してありました。

投稿: 自由なランナー | 2004/12/14 12:58

私も高校時代「カメラ毎日」とか購読していましたが
写真誌の中では一番先に廃刊になっちゃいましたね (笑)
木村伊兵衛はその当時既に伝説の人でしたが
ライかというものを知ったのも、彼の写真からでしたね

投稿: kaonoi | 2004/12/14 10:53

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