仙台のタウン情報誌には満足せず

首都圏で駅やコンビニにあるR25というフリーマガジン、最近ますます人気のようで、発行日の木曜日の朝になくなってしまうとこも多いらしいです。女房がたまに獲得してくれてて、東京に帰ったとき読むのですが、充実度は相変わらずですね。コラムの寄せ集めみたいな冊子ですが、テーマや文章の切り口も新鮮なものが多く、読み応えがあります。
仙台にはいくつか情報誌があります。その中で「せんだいタウン情報」が代表格のようです。隔週水曜発売。今のぴあと同じ判型で、２００ページちょっと。内容は特集記事からはじまって、新しい店の情報、映画、アート、スポーツ、CD、DVD情報。テレビ、ラジオ番組表まである盛りだくさんの内容。でも、なんかもうひとつな感じ。

最新号と先号

そのひとつの理由は、情報を網羅しすぎだからではないでしょうか。もうちょっと、特集記事、企画記事を多くして、内容を充実させて欲しいな。R25が面白いのは、一本一本の記事、エッセイのレベルが高いせいですね。情報だけだと、インターネットには勝てません。もっと読ませるモノが欲しいです。
また、掲載されている料理やスイーツなどがあまり美味しそうではないんです。紙質のせいか、写真のせいか・・・。
今号にはクーポン＆スタンプラリー企画と連動したラーメン特集が掲載されてます。「ラーメン」といういま情報誌ではもっとも重要な企画をクーポンと連動させる意図がわかりません。本当に「せんだいタウン情報」が選んだおすすめのラーメンを掲載して欲しい。読者はそれを望んでいるはず。広告がらみのラーメン特集（クーポンは広告ですね）では、食べてみようとする気がそがれます。
タウン情報誌は、街の情報の要。もっとがんばって欲しいと思います。