山形美術館 「牛腸茂雄 1946-1983」を観る
昨日は、久しぶりに山形へ行ってきました。山形美術館にて開催されている写真展「牛腸茂雄 1946-1983」を鑑賞。この写真展は新潟、三鷹と巡回して昨日から山形美術館で始まりました。
牛腸茂雄(ごちょうしげお)、36歳の若さで夭折した写真家です。牛腸のこと、私は知りませんでした。日常生活でのさりげない風景を撮った写真は、不思議な存在感があります。彼が写真をとった時間は短かった。その生涯の中で、追い求めていたものは何だったのか。私にはわかりませんでした。
いちばん印象に残ったのが『見慣れた街の中で』と題されたカラーの作品群。70年代末から80年代初めの、東京の街で撮った写真。銀座、新宿、下北沢、見慣れた街と人が撮されています。懐かしいという気持ちを感じる以上に、写真の空気が暖かい気がしました。2004年、同じ場所で写真を撮ったらこんなに暖かいかな、と思いました。
写真展だったせいか、初日ながら来場者は少なかったです。11月3日には友人で写真家の三浦和人さんの講演があります。
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