仙台の作家が注目されているらしい
仙台市には「仙台文学館」があります。まだ行ったコトないんですが、館長は井上ひさしさん。(井上さんは山形出身ですが、幼少期を仙台ですごしました)仙台は文学は盛んな街なのでしょうか。
以前、熊谷達也さんが「邂逅の森」で直木賞を取ったときにも、話題になりましたが、仙台の作家が今、注目されているようです。今週号の「週刊朝日」に『いま仙台の作家が元気だ!』という記事が掲載されています。今、注目は熊谷達也さん、伊坂幸太郎さん。直木賞の候補に両氏がなり、熊谷さんが受賞。伊坂さんは昨年の直木賞でも候補作に。
熊谷さんの『ウエインカムイの爪』(小説すばる新人賞受賞)を読みました。ヒグマと人間の対峙が、生々しく描かれ、自然、動物の恐さを感じる作品。「邂逅の森」はツン読になってますが。
伊坂さんは読んだことがないのですが、ファンが多い作家ですね。ファンサイトが多くあるよう。DOG IN YARDには情報が満載です。
また、週刊朝日の記事には、仙台作家の「先輩達」も紹介。『パラサイト・イブ』の瀬名秀明さん、佐伯一麦さん。また『滅びのモノクローム』の三浦明博さんはその著作がすべて仙台とその近郊を舞台としています。
記事の中で、熊谷さんが仙台について的確な表現をされています。
「仙台は地理的な意味以上に首都圏と東北の境界にある街なんです。境界人としての眼差しを持てる。東北の田舎、あるいは東京、そのどちらにいても僕は小説が書けないに違いありません」
例えば山形、秋田ではダメで、仙台ではいいのでしょうか。まだ仙台歴半年の私としては、よくわからない、というのが実感。
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コメント
いちこさん、コメントありがとうございます。
伊坂さんは、まだ読んでいないので、今度挑戦してみます。
今後も伊坂さんの情報があったらお伝えします。
投稿: 自由なランナー | 2004/09/30 22:15
さきほど、URLのところに、
間違えて、ひっそりやっているファンサイトの裏日記を入力してしまいました……。
あまり気にしないでください。
恥ずかしい……。
投稿: いちこ | 2004/09/30 21:28
今回は、コメントとトラバ、ありがとうございました。
改めて、仙台の話題がたくさんあって、読み応えがあります。
今後も楽しく読ませていただきますね。
投稿: いちこ | 2004/09/30 21:25