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2004/07/19

寂しい仙台の書店事情

東京の個性的な書店・青山ブックセンターが倒産(破産)しましたね。このことブログでもかなり取り上げられています。sonobashoさんの「青山ブックセンター 閉店」をめぐるブログの波及力についてを興味深く読ましていただきました。
青山ブックセンターは実家のそばの自由が丘店を愛用してました。神田の東京堂書店、数寄屋橋の旭屋書店と青山ブックセンターは好きな本屋です。やはり、本が売れなくなっている状況で、個性的な品揃えの書店は生きていくのがきついのでしょうか。
ところで、昨日仙台の大型書店2軒、、中規模店2軒で新直木賞受賞の熊谷達也さんの「邂逅の森」を探してみたんですが、見つかりませんでした。地元仙台在住の作家が受賞したわけですから、コーナーとかできてるかとも思いましたが、なかった・・・。仙台駅前の書店Jでは、私の探したところでは氏の他の著作すらみあたらなかったです。
女房に聞いたところでは、東京の自由が丘の中規模書店(芳林堂)では平積みになっていたそう。
あまり批判したくないのですが、こと書店となると、仙台は寂しい状況ですね。

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» 青山ブックセンターの終焉 [渋谷から世界へ、そしてブラジル]
「青山ブックセンターが営業をやめた」とは驚いた。 「青山」とはいう名前ながらいい [続きを読む]

受信: 2004/07/19 18:45

コメント

妃殿下さん、コメントありがとうございます。この週末は東京に戻っているのですが、青山ブックセンター亡き後の地元自由が丘の地元の本屋さんにも熊谷達也さんの「邂逅の森」が平積みされていました。「直木賞受賞」との腰巻きが巻かれてましたので、増刷したんでしょうね。
誰を批判するわけではありませんが、仙台の書店情況はいいとは思いません。百万都市にしては貧弱。以前住んでいた40万都市の金沢の方が書店は充実していました。

投稿: 自由なランナー | 2004/07/24 18:53

仙台在住の伊坂幸太郎さんは残念でしたねえ~。
都内でも受賞発表前後は『邂逅の森』をそこまでたくさん積んでいるお店はなかったですよ。
受賞すればたくさん刷れますが、落選すると刷れないという当たり前のことから、
なかなか重版のタイミングを読みきれないということはままあります。
こういってはなんですが、仙台はまだ恵まれてらっしゃるほうではないでしょうか……。

投稿: 妃殿下 | 2004/07/22 01:45

あ、見つからなかったですか。
以前、二番町通りと広瀬通り角のあゆみBOOKSに平積みになってたような気がします。
刷り部数の関係で売り切れたんじゃないかなぁ。
では。

投稿: いたる | 2004/07/19 16:30

 こんにちは。自由が丘の方から仙台に来られて、ご不便なことも多いかとお察しいたします。
 今日、仙台駅前のJ(Loftの方)に行ったら、話題の文芸書みたいなコーナーなどで、現在品切れ中で今週末入荷予定、とペーパーで告知されてました。受賞直後の一時的な品薄状態かと思われます。ちなみに同じく直木賞にノミネートされていた井坂幸太郎氏のコーナーはありましたので、入荷すればコーナーができるのではないかとおもいます。
 受賞本の地方における流通事情なども考察していただければ幸いです。

投稿: SfH | 2004/07/19 16:08

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