2025/06/12

APK STUDIESに参加

 京橋にあるTODA BUILDING(戸田建設本社ビル)が昨年秋のオープンとともにアートプログラム「ART POWER KYOBASHI」を展開しています。このプログラムのなかに「APK STUDIES」があり、参加しています。
「東京・京橋を舞台にアートでつながる新しいコミュニティ形成を目指し、メンバーの関心や課題意識を深めていく学びの場です。」(公式サイトより引用)
 昨日、初日のスタディがありました。参加したの19名。最初の試みなので主催者は定員に達する応募があるか心配したようですが、無事定員以上の人が応募されたそうです。
 とても自由な場だな、と感じました。90分のセッションなんですが「お腹がすく時間でしょうから、隣の人に配慮して何か食べてもいいです」「トイレも自由にいってください」。終了後、軽食とドリンクがでて懇親の場もセットされています。
 ひょっとしたら新しいものが始まる。そんなことを感じた「APK STUDIES」です。

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2025/06/11

1000円のイヤホンとスペーカー

 Standard Productsでみつけたスマホ用スピーカーとイヤホン。共に1000円(税込1100円)。商品名は「完全ワイヤレスイヤホン」と「プットスピーカー」。以前から販売されていたようですが、今頃きづき試しに購入。
「完全ワイヤレスイヤホン」はスマホとBluetooth接続するタイプのイヤホンで、「プットスピーカー」はBluetooth接続なしに置くだけで使えるスピーカーです。
 使ってみました。「完全ワイヤレスイヤホン」はBluetooth接続もすぐにできます。肝心の音はどうなんだろう。音楽をずっと聴くには厳しいレベルかな。いつもはソニーのWF-LS900Nを使っていますが、さすがに違う。当たり前。
「プットスピーカー」はまずまずの音がでます。身近にBluetoothスピーカーがないときに気軽に使えるのいいのでは。なぜBluetooth接続をしなくて音が鳴るか。このスピーカーがアンプのないパッシブスピーカーだから。これだと1000円で作れるのか。
 ともかく、Standard Productsは侮れない。

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2025/06/10

刀剣女子もみる「国宝の名刀と甲冑・武者絵」

 刀剣の魅力はよくわからないのですが、チケットをいただいたので三井記念美術館の「国宝の名刀と甲冑・武者絵」をみてきました。でも名刀を前にすると、刀剣が放つ光に魅了されてしまいます。不思議です。
 本展では 国宝「日向正宗」「徳善院貞宗」を含む重要文化財7点を含む名刀および蒔絵の拵(ことえ・刀身以外の装具)などが展示されています。この美術館もこんな名品を持っていたなんて、と驚きます。
 展示室にはこの美術館に珍しく若い女性が目立ちます。刀剣女子ですね。名刀のみかたもいろいろです。

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2025/06/09

横尾忠則 連画の河

 横尾忠則をみてきました。世田谷美術館での「横尾忠則 連画の河」は横尾忠則の横尾の「連歌」ならぬ「連画」の展示です。横尾のいう「連画」とは、
<和歌の上の句と下の句を複数人で分担して詠みあうのが連歌ですが、横尾は昨日の自作を他人の絵のように眺め、そこから今日の筆が導かれるままに描き、明日の自分=新たな他者に託して、思いもよらぬ世界がひらけるのを楽しんでいました>(公式サイトより引用)
 展示される「連画」はどれも大きな作品で、制作に大きなエネルギーがいると思います。
 一昨年、「横尾忠則 寒山百得」展(東京国立博物館)が開催されました。それから2年、もうすぐ89歳になる横尾忠則の創作へのパワーに圧倒される展示です。

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2025/06/08

イッセー尾形:右往沙翁劇場 @練馬

 今年もイッセー尾形の公演をみることができました。「イッセー尾形の右往沙翁劇場 番外編 銀河鉄道に乗って」(練馬文化センター 小ホール)は、いつもと変わらずのイッセー尾形のひとり舞台をみせてくれました。
 演目は、
・都会ガール
・賢治をバスガイド
・移住
・神主2
・雪子の冒険 銀河鉄道編
・忘れたいシンガー
 の7つ。
 安定感のある舞台ながら、新しい刺激もあり、おもしろい。
 今回の公演はぴあの先行予約(抽選)で外れ(プレミアム会員なのに)、一般発売日にやっととりましたが、席は最後列。イッセー尾形、人気なのか。
 元気なイッセー尾形に励まされた舞台でした。
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2025/06/07

蓮沼執太フィル TODA BUILDING LIVE "都市と合奏"

 ビルに囲まれたスペースに心地よい音楽が響きます。京橋のTODA BUILDINGでの「蓮沼執太フィル TODA BUILDING LIVE "都市と合奏"」は楽しいライブは、TODA BUILDINGの開業半年を記念するイベント。
 開演の少し前にいくと、かなりの人が集まっています。人はパラパラくらいかなと思っていたのですが、とんでもない。蓮沼執太フィルも知らなかった無知をお詫びします(苦笑)。
 蓮沼執太フィルは公式サイトより引用すると、
「蓮沼執太がコンダクトする、現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ。2010年に結成。」で、メンバーは15人。奏でる音楽は、まさにフィルハーモニック・ポップ・オーケストラという感じ(正確に伝えられません)でボーカルが蓮沼執太。
 新しい音楽と出会った素敵な時間でした。

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2025/06/06

伊東豊雄建築の秘密

 伊東豊雄の建築が好きです。国立競技場は伊藤豊雄の設計案にして欲しかった(もちろん隈研吾の設計も良いし、好きな建築はいくつもあります。例えば那珂川町馬頭広重美術館は素敵な空間のミュージアムです)。
『誰のために 何のために 建築をつくるのか』は建築家・伊東豊雄のエッセイ。著者が主催する伊東建築塾でのレクチャーをまとめた内容で176ページのボリュームなので、さらっと読んでしまえると思ったのですが、中身がとても濃いので、じっくり読まないと理解できません(おそらく著者のメッセージを完全には受け取っていません)。
 感銘を受けたことは多々あるのですが、中でも設計に対する考えには新鮮な教えがあります。

<私の設計に対する考えは、
 現実世界 → 非現実世界 → 現実世界
 です。>

 そしてこう書きます。
<私にとっての設計は能の「橋掛かり」を往来する仕事と言えるかもしれません>
 と。
 ただ現実化の過程で非現実の世界で描いたイメージはほとんど消えてしまう。ただある程度まで非現実の世界を残すことができたとして、「中野本町の家」と「せんだいメディアテーク」をあげています。

 伊東建築が素晴らしいのは、「非現実の世界」への飛躍(この言葉が正しいのか)があるからなんだと腑に落ちました。

 万博に伊東豊雄設計のEXPOホールがあります。なんとか体験しにいきたいと思っているのですが。
 建築の素人にも、建築とは何なのかを考えさせてくれる本です。

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2025/06/05

朝日新聞、土曜の夕刊を休止

 ついに、という感想です。一昨日の朝日新聞1面にに<土曜の夕刊、8月から休止します>というお知らせが載っていました。
<朝日新聞社は8月から土曜日の夕刊を休止します。月曜~金曜日の夕刊は引き続き発行します。人手不足が深刻化するとともに、休日確保や労働時間の適正化など働き方改革が社会的要請となっています。ASA(朝日新聞販売所)の労働環境の維持・改善を図っていくため、土曜日の新聞のお届けは朝刊のみとさせていただきます。>
 大変なことと思いますが、実は夕刊を発行しているエリアは少ない。日経新聞の報道では、
<朝日新聞社によると、土曜日の夕刊の発行部数は4月時点で約89万部だった。茨城、兵庫、和歌山各県など1都2府8県で発行している。>
 とのこと。夕刊そのものがない地域が多いわけです。
 都会エリアに住んでいるので夕刊がある生活に慣れています。でも、いずれはすべての曜日で夕刊がなくなるのでしょう。宅配システムに支えられた新聞が滅びゆく。

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2025/06/04

4番、サード、長嶋、逝く

 長嶋茂雄が亡くなりました。
 小学生の5,6年まではご多分に漏れず、巨人ファンだった。でもいつも勝っているのでつまらなくなり、中学生のときから弱小の近鉄ファンになりました。年代的には巨人(長嶋)、大鵬、卵焼き世代より後なので、プレーヤーの長嶋茂雄に熱狂した記憶はありません。しかし、長嶋茂雄は別格でした。隠れ巨人ファンだったかも。
 ジョギングでLSDをするときは多摩川沿いを走ります。いつの頃からか長嶋さんのご自宅の前を通って、多摩川へ出るコースが定番になりました。何回か、朝散歩をされる姿をお見かけしました。
 すっとお元気だと思い込んでいましたが、残念ながら天国にいかれました。心よりご冥福をお祈りいたします。

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2025/06/03

蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児

 もう半月ほど前にみていたのですが、またみにいこうか迷っている「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」(東京国立博物館)。特別展ですがもちろんNHK大河ドラマ「べらぼう」に合わせた企画です。
 プロデューサーとしての蔦屋重三郎は知ってはいましたが、その業績は詳しくはなく、大河ドラマは面白くみています。公式サイトにある本展の見所は、
1.本を、人を、時代をプロデュースした蔦重の全体像
2.歌麿・写楽のあの作品も、じつは蔦重仕込み
3.大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(NHK)との連携
 とあります。
 蔦屋重三郎の仕事はいまの時代でいうプロデューサーで、当時のメディアを駆使し、アーティストの才能を見いだし、新たな表現を世に問いました。日本美術史では主要な人物としては扱われていなかった蔦屋重三郎にフォーカスをあてた価値のある企画だと思います。
 ただ、展示されている作品の大半が浮世絵(版画)なので、みていて単調に感じることは否めません。
 いま後期展示の期間ですが、もう一度みるか。「婦人相学十躰 ポッピンを吹く娘」が特別展示されているので、これには惹かれますが。
 でも、いちどはみる価値が企画展だと思います。

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2025/06/02

米の流通がわからない

 先週末、女房の実家、栃木県小山に。家のそばの道の駅・思川にいってみました。地元の農家さんが販売しているので、これまでだとお米がふんだんに売られていたのですが、いまは状況が違います。いったのは午後でしたが、販売されているお米はわずかです。「備蓄米です」といっていました。農協が売っている「パールライス」でブレンド米。精米は先月ですが、いつ収穫されたかは不明。5キロで3700円(税込み)。
 今年の流行語大賞になりそうな勢いの備蓄米。古古米を買うことに列ができる。こんなことになってしまったのは、何が原因なのか。よくわからない、このまま高いままなのか。それとも今の値段が適正なのか。よくわからない。

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2025/06/01

ランニングは停滞気味

 先月の走行距離は167.41 kmでした。トータルで22日走っているのに、この程度の距離とは。1年のうちでもっとも快適に走れる季節なんですが、距離は伸びず。
 今月は梅雨に入るだろうし、雨や湿気との闘いですから、きっとサボるだろう。ランだけでなく、水泳と筋トレをいれてトレーニングをしたほうがよさそう。やはりおおまかでもトレーニングメニューをつくったほうがよさそうです。
 ちなみに4月からガーミンのソフトでランニングの管理をしているのですが、ずっとEpson View使ってたから、まだ慣れません。例えばスマホのアプリで月間走行距離をみたいのですが、方法がわからない。ひょっとしたら出来ない? ランニングをめぐる悩みはつきません。


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2025/05/31

横須賀「双葉」が閉店

 昨日、久しぶりに横須賀のうわまち商店街へ。もくてきはヨコスカアートセンターですが、そばにある「双葉」がまだ営業していました。和洋菓子店ですが、再開発のため、3月末で閉店すると店のおばさまからきいていたのですが、まだやっている。店にいくと、張り紙で「5月31日」で閉店と。今日ですね。
 ウインドウには商品はなく、空っぽですが「水まんじゅう」はある、との張り紙。この店ではいつも芋ようかんを買うのですが、もちろんありません。「水まんじゅう」を3個買いました。ひとつ240円。
 もったいなくて、まだ食べていないのですが、美味しそう。
 地元ではないのですが、古い店がなくなるのは寂しい。時代は流れていきます。

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2025/05/30

「立ち読みの歴史」を知る

 Amazonのレビューで知り、『週刊文春』(5月22日号)に著者インタビューが載っていたので、買った本が『立ち読みの歴史』(小林昌樹 著)。タイトルからなんとなくさらっと読んでしまえる本かと感じてましたが、これが資料を本格的に調べて書かれた良書です(著者に私の浅薄さをお詫びします)。
 そもそも立ち読みがいつから発生したか、ということなど考えたことがありませんでした。これは新鮮な視点です。この謎を多くの資料を読みこんで、明らかにしていきます。例えば、立ち読みの発生を紐解くには本、雑誌がどのように販売されていたかを明らかにする必要があります。著者は明治時代から昭和に至るまでの資料を分析し、立ち読みがどのように発生したか突き止めていきます。
 本書では立ち読みの歴史だけでなく、本屋がどのように変わってきたか。また読書のスタイルの変遷にも及んでいます。本、本屋の歴史は、まだまだ知られていないことがたくさんある、ということは間違いがないようです。

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2025/05/29

自治体の健康診査

 目黒区から今年度(令和7年)の「特定健康診査・がん検診」の案内が届きました。とは言っても封筒の表面に記載がある通り、国民健康保険保険に加入していないので(協会けんぽ)、特定健康診査は受けられません。
 でも、がん検診は受診できる。大腸がん、肺がんは受診できない。これはなぜ。ホームページには大腸がんは「年齢40歳以上のかたで、職場等で受診する機会のないかた。」とあります。でも、50歳以上は胃がん検診(バリウム・内視鏡)が受診可能です。
 先日受けた人間ドックで胃カメラ(内視鏡)はやったので、もう一度やることはないです。
 会社勤していた時は義務的に年1回検診を受けていましたが、組織を離れ高齢者となったいま、検診は重要性を感じます。知人が胃がんになってこれが肝臓に転移した、という知らせをうけたばかり。いつまで検診と付き合うのか。こればかりはまったくわかりません。

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2025/05/28

ラグジュアリーとは?

 日経新聞で見かけて<富裕層ビジネスの最前線を知る「ビジネス・オブ・ラグジュアリー・サミット・アジア・エディション」プレセミナー>に参加してきました。内容は、
<2025年、日本経済新聞社とフィナンシャル・タイムズ(FT)のパートナーシップは10周年を迎えます。これを記念し10月、香港で「ビジネス・オブ・ラグジュアリー・サミット」のアジア版を開催する運びとなりました。>(公式サイトより引用)
 ラグジュアリー・マーケットとは何? そもそもラグジュアリーとは、検索してみると「一般的に高価格帯のアイテムを扱う高級ブランドを指す際に使われます。」
 いわゆるブランド品のこと。
 プレセミナーできいたのは、富裕層が手に入れる装飾品、時計、クルマなど高級品のマーケットは拡大している。アジア圏では東南アジアが注目エリアとか。
 この「ビジネス・オブ・ラグジュアリー・サミット・アジア・エディション」は10月に香港で開催されます。今回のセミナーはサミットの協賛企業を呼び込むことが目的だったみたいです。富裕層って、なに。と思ったセミナーでした。

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2025/05/27

イッセー尾形の公演が増えてる?

 昨日、イッセー尾形事務所から公演案内のハガキがきました。「イッセー尾形の右往沙翁劇場 番外編 銀河鉄道に乗って in 葛飾 2025」のチケットのお知らせで、5月30日から一般発売。この公演8月ですが、運良くぴあで抽選に当たっていて手に入れています。
 今年は6月に練馬でも「イッセー尾形の右往沙翁劇場 番外編 銀河鉄道に乗って」があります。この練馬の公演は抽選に外れ一般発売日にやっと買いました。でも練馬と葛飾(亀有)の公演名は同じ。内容はきっと同じだろうな。
 東京エリアでは例年だと夏にひとつ公演があり(近年は葛飾・亀有)、年末に有楽町で公演というのが通例でした。今年はひとつ多いかも。関西、北海道と東京以外でも公演をやっているイッセー尾形。活動的になっている。

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2025/05/26

二条城で「アンゼルム・キーファー:ソラリス」

 京都で「アンゼルム・キーファー:ソラリス」をみました。現代を代表するドイツのアーティストの世界遺産・元離宮二条城での展示です。展示は二の丸御殿台所・御清所(重要文化財)と周辺の庭園に展開されています。
 キーファーの作品をみたことがあったかな、という初心者ですから、展示を自分のものとして理解することなど、とても無理(笑)。作品に向かって、なんとか自らの感情が動くのを感じることがやっとです。
展示は平面作品と立体作品で構成。平面作品は、多くの材料を使って書かれています。例えば本展のための新作《オクタビオ・パスのために》では、キャプションには「キャンバスに乳剤、油彩、アクリル・ニス、金箔、電気分解による沈殿物、岩石、チャコール、コラージュ」とあります。立体作品も同じく様々な材料でつくられています。
キーファーはこの手法でなにを伝えているのか。これを受け止めるのはかなり難しい。理解できるか、できないか。好きか、嫌いかはともかく、本展の魅力は二条城の展示空間に身を置かなければわからない、感じられません。 
 来場者は若い人が多く、女性が目立ちました。国内では久しぶりのキーファーの個展(大規模な個展は1993年「アンゼルム・キーファー展 メランコリア―知の翼」以来のようです)はみる価値がある展示だと思います。
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2025/05/25

西本願寺・伝道院でのオークション

 ふたついきたいことができたので、京都日帰り。まずは、アートオークションに久々に参加しました。京都・西本願寺の伝道院で行われている「TERAKOYA HONGANJI」のひとつとして「若手アーティストを支援するオークション ~自分もアーティストも豊かになる~」。
 オークオプションを運営するのはAGホールディングス。以前、三菱商事がやっていた「三菱商事アート・ゲート・プログラム」の運営をされていました。最近はオークションもご無沙汰していましたが、西本願寺でのオークションにも興味があり、参加しました。
 この日、出品したのはアーティストは6人のアーティスト。日本画、油彩、版画、切り絵など表現形式は多様です。せっかくだから、というわけでもないですが、一点落札しました。
 重要文化財の伝道院でのオークションは、日常とは違った体験でした。

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2025/05/24

マツダの苦境

 トランプ関税の中で特に影響が大きいとされているのが、自動車への追加関税。国内メーカーで特に懸念されているのがマツダ。今週の『週刊東洋経済』(5/24号)は「総力検証! トランプ関税大予測」を特集していますが、ここで6ページを割き、マツダ 小規模メーカーの生存戦略>なる記事を掲載。
 記事によれば、マツダは24年3月期に世界販売台数の3割を占める37万5000台を販売。これは国内の販売台数の2.3倍に当たる。問題なのはマツダの米国販売車両の現地比率が27%と低いこと。ホンダ、日産、SUBARUは5割をこえています。
 日経新聞は<マツダ、「小兵」ゆえの苦境 米追加関税で打開策乏しく>という記事を掲載(5月19日)。この記事には、
<自動車メーカーの多くが影響額の見通しを決算説明会で公表するなかマツダは具体的な言及を控えた。事業が米国に偏り車メーカーの中でも影響が大きいが、打てる手は限られている。>
 とあります。
 マツダファンとしては、気をもむばかりです。
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2025/05/23

白酒の新作と古典

 桃月庵白酒の独演会「新作と古典 ひとつずつ 皐月のキモチ」を聴きました。白酒師匠は破天荒。先週、独演会にいった古今亭文菊とはある意味、対局の位置にいます。師匠が人間国宝の五街道雲助なのに。
 この日の演目は、凝ってます。
一、子ほめ 桃月庵ぼんぼり
一、虹の男 桃月庵白酒
一、血煙高田馬場
  サザサさん 四 坂本頼光
 仲入り
一、お化け長屋 桃月庵白酒
 ゲストが活動弁士の坂本賴光。こんな若い(45歳)活弁士が活動しているなんで知りませんでした。この日演じたのは無声映画の「血煙高田馬場」と自作アニメの「サザサさん」。この「サザサさん」が最高に面白かった。
 白酒師匠の「お化け長屋」は文菊師匠のサゲとは違っていました。オリジナルかも。
 演芸の広さを楽しんだ公演でした。

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2025/05/22

柳田邦男、執念の『それでも人生にYesと言うために』

 読み進めるのがつらい本でした。間もなく89歳になる柳田邦男『それでも人生にYesと言うために JR福知山線事故の真因と被害者の20年』。福知山線の事故から20年、著者は事故調査に携わるとともに、遺族、重傷を負った被害者たち、医療従事者、企業の対応などに取材を重ね、570ページをこえる作品で、「いのち」とは、そして生きるとは何かを問いかけています。

 多くの悲しみ、苦しみに接しながら、著者は決して感情的にならず、抑制された言葉で綴っています。そのため、より一層、描かれた人たちの心の内面が伝わってきます。

 福知山線の事故については松本創の『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』(2018)があります。この本は妻と実妹を奪われ、娘が重傷を負わされた都市計画コンサルタントの淺野弥三一のJR西日本との闘いを追ったドキュメンタリーです。
『週刊文春』(5月1・8日号)に松本創が4月25日を前に「福知山線脱線事故20年 JR西日本と遺族の埋まらぬ溝」を寄せています。ここで淺野弥三一が柳田邦男の本書を読んだ感想を記しています。
「柳田さんもすごい執念やわ」
 浅野はもう何年もJR西日本が主催する追悼式には出席していない、ということです。

 事故に関わってしまった方々が、人生にYesと言えるように、と祈ることしかできません。

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2025/05/21

やっと人間ドックが終わる

  年に1回受けている人間ドックを受診しました。できればやりたくないですが、高齢者だし仕方がない。一昨年から同じところ(赤坂山王メディァルセンター)で受診。
 ドックでいちばん嫌なのはもちろん胃カメラです。バリウム検査も楽ではないですが、胃カメラはつらい記憶が残ります。しかし、昨年の検査から鼻からにしたら、これがラク。検査中、少しはつらいことはありますが、口からよりずっといいです。
 無事、2時間ほどで検査は終了。問診では胃カメラの結果も問題なく、そのほか重篤なデータはありませんでした。
 いつもは食べない豪華な昼ご飯をいただき、気が重かった人間ドックも終わりました。

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2025/05/20

月刊ローチケのPerfume

 こんなフリーペーパー、知りませんでした。ネットでPerfumeのインタビューが載っていると知り、ローソンで手に入れた「月刊ローチケ」。誌名の通り、ローチケのフリーの情報誌。
 この5.15号にPerfumeのインタビューが載っていて、これがなかなか面白い。
 現在レコーディング中の「ネピュラロマンス後篇」について。
かしゆか:バッドエンドなのか、ハッピーエンドなのか。初期段階で聞いた話では、結構、悲惨で衝撃的かもしれない
あ~ちゃん:「嘘でしょ。私は望みません」という終わり方だったので、変わっていて欲しいです!(笑)。
 9月に東京ドームで行われる公演について。
あ~ちゃん:実はアリーナツアーでやらずに、東京ドームにとっておいた曲があって、きっとそれを披露すると思う。
のっち:一番嬉しいのはやっぱり近くに来てくれた時なんだよね。みんなの近くのいける何かを作りたいんだけど。
あ~ちゃん:UFOですか?
 などなど。
 東京ドーム公演が楽しみ。

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2025/05/19

人形町、天丼「中山」

 文楽師匠の独演会の会場が人形町だったので、始める前に夕飯。とはいっても人形町は詳しくない。大昔いった芳味亭 はすっかり小ぎれいになっているし・・・・・・。なぜか天丼が食べたくなって検索すると、「孤独のグルメ」に登場した天ぷら屋さんがありました。
「天ぷら 中山」です。行列してるかな、といってみるとすんなり入れました。カウンター6席 小上がり4席が二つ、と小さなスペースです。
 この店の名物は通称「黒天丼」。天ぷらが黒い。タレが濃いんですね。「海老天丼」を注文しました。タレの濃さはまったく気になりません。海老の素材を損ねていません。美味しいです。
 ちなみにここで領収書をもらったのですが、インボイスの登録番号がスタンプで押してありました。取材とかくるから、やはり必要なんでしょうね。その後にいった、これも有名な鯛焼の「柳家]はインボイス登録番号が印刷されていました。
 老舗といえど、インボイスには対応しなくてはいけないのです。
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2025/05/18

ゲームの文学性をみせる「Literature in Dots」

 10年以上前からお付き合いのあるアーティスト・植田爽介さんが出展しているグループ展「Literature in Dots((ドットの中の文学)」(YUGEN Gallery)を鑑賞。

<ビデオゲームという表現は、我々を仮想の世界に没頭させ、新たな視覚的刺激をもたらし、そしてときに現実社会を照射した批評となります。本展でアーティストたちは、そうしたゲームの中から見出だした「文学性」を借り受け、その表現によって新たに作品を生み出していっています。>(ステートメントより引用)
 とビデオゲームの持つ「文学性」ともいうべき面に着目した展示です。参加するのは4人のアーティスト:植田爽介、海沼ちあき、アダム・マーティン、半田颯哉。キュレーションは出展作家でもある半田颯哉です。
 ゲームとアート、近そうで遠い関係なのか。可能性を感じる展示です。

<会場>
YUGEN Gallery
東京都港区南青山3-1-31  KD南青山ビル4F

<会期>
2025年5月16日(金)〜6月1日(日)
平日:13:00〜19:00
土日祝:13:00〜20:00
※最終日のみ17:00終了


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2025/05/17

古今亭文菊 独演会で古典を堪能 

 落語初心者なので、落語に馴染もうと時々、落語会にいっています。先日は何回か聴いている古今亭文楽の独演会に。まだ46歳ながら老成している文楽師匠の高座は、さすがのうまさです。この日の演目は、
 一、松竹梅 柳家ひろ馬
 一、三人無筆 金原亭馬太郎
 一、おばけ屋敷 古今亭文菊
  仲入り
 一、文七元結 古今亭文菊
 演目で「お化け屋敷」は初演。文菊師匠が初めて演じるお話ということ。そして「文七元結」は三遊亭圓朝の創作落語の人情噺。50分に及ぶ演目ですが、聴くものを引き込む語り口、上手い。
 落語の醍醐味を少しだけ感じた文菊師匠の落語です。

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2025/05/16

素直に楽しめば。「リプリー、あいにくの宇宙ね」

 シシドカフカが出るというだけでチケットを買ってしまった演劇「リプリー、あいにくの宇宙ね」(本多劇場)は、単純に観れば、楽しい芝居でした。どのような芝居かと言えば、
物語の舞台は宇宙船「ブリコロモ号」。小惑星帯への資源探査任務に就いていたクルーたちは、コールドスリープから目覚めると、船内で謎の卵を発見します。これをきっかけに、次々とトラブルが発生し、クルーたちはパニックに陥ります(ChatGPTまとめ)。
 と一言でいえばSFコメディです。
 ニッポン放送が企画・制作だからか、アイドル系芝居(?)かな。主演の伊藤万理華は元乃木坂46のメンバー。それ以外も人気の若手俳優がでてるみたい。グッズも作られていて、販売コーナーには列ができていました。
 演劇出演が初めてというシシドカフカは、役回りがぴったりです。でも、シシドカフカが出る演劇か、といえば違うかも。
 いろんな演劇があるんだなと、今更ながらの感想をもった舞台でした。

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2025/05/15

ART POWER KYOBASHIが動いている

 昨年、京橋に戸田建設のビルが新築されました。アーティゾン美術館のとなりで、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOでは建築中に工事現場を囲う壁を使って展示もされた場所。
 戸田建設がビルの完成に合わせ、ART POWER KYOBASHIというアートプロジェクトを始めています。例えば、現在ビルの共用スペースを使い、「APK PUBLIC」として作品展示をしています。参加アーティストは小野澤 峻、野田幸江、毛利悠子、持田敦子。また、6月には「蓮沼執太フィル TODA BUILDING LIVE "都市と合奏"」を開催します。
 このART POWER KYOBASHIの一環として、「APK STUDIES」があり、来月から参加します。これは<東京・京橋を舞台にアートでつながる新しいコミュニティ形成を目指し、メンバーの関心や課題意識を深めていく学びの場です。>(公式サイトより引用)
 というもの。
 何をやるかよくわからないところもありますが、最初のことだから、そんなものかも。

Apk-studies

















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2025/05/14

ニンテンドースイッチ2抽選に当選

 ゲームマニアは注目しているだろうニンテンドースイッチ2の抽選。任天堂のオンラインストアでは先月第1回の当選者発表があり、いま第2回目の応募を受付中。スイッチ2の抽選を知らなかったので、いつの間にかあちこちの販売店で抽選受付が始まっています。
 遅まきながらどこかで応募しようと、条件にかなうところに応募しました。その第一弾でヨドバシカメラの結果が昨日発表され、当選しました。「Nintendo Switch 2(日本語・国内専用) マリオカート ワールド セット」53,980円です。
 販売店での抽選はそれぞれ応募条件が決まられていて、これが結構なハードル。ヨドバシカメラは、
①ヨドバシ・ドット・コム会員限定
②2024/5/1(水)〜2025/4/30(水)の期間中にヨドバシ・ドット・コムまたはヨドバシカメラ店舗で累計50,000円以上の購入履歴がある
また、「ゴールド・ポイントカード・プラスのクレジット決済の場合は当選確率を優遇いたします」
 優遇措置があるのがポイントか。条件を満たした応募者を単純に抽選した、ということではなさそう。
 
 ちなみに任天堂の株主ですが、株主優待でスイッチ2が購入できる、ということはありません。

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